劇場公開日 2020年4月3日

AKIRAのレビュー・感想・評価

全182件中、101~120件目を表示

3.0原作よりも…古今のアニメよりも…

2020年5月19日
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鑑賞方法:DVD/BD

単純

正直、漫画を知っているとどうしても物足りなく感じてしまうアニメ…という印象をずっと持っていたわけで、何度も見て、今回4Kでドルビー高音質で改めて体験したものの、当初の思いが変わることはなかった。
どんなに時代が発展しても、残念ながら、もはやこの画質はこれで頭打ちなのかもしれない。アナログ時代のジョーとかコブラ、ルパンの画像がパワーアップされているレベルと比べると、この4Kは明らかにしょぼいと言わざるを得ない。原画自体がそれほど力強いものではないのか、ポスプロ過程が悪いのか…革新的と思えた近未来はもはや時代遅れなものになってしまったという印象。
あの時代のこだわりとは何だったのか。所詮大量消費を謳歌していた80年代半ばの一過性のエンタメでしかなかったのか。
─と不満はたくさんあるけれど、あの時代に完成し尽くしていた作品だったと捉えると、形だけ変えて登場してくる複製品に対してああだこうだと文句を言うべきではないのかもしれない。ただ、原作の電子書籍化もされない中で、中途半端に感じ続けているアニメだけが何とかデジタルにすがりついている現状を目の当たりにすると、得体の知れない頑固な固執が見え隠れして、妙に古臭いものを感じてしまった。
なんか批判的なものになってしまったけれど、このコンテンツは非常に好きなわけで、なおさらにこのリニューアルには不満だったわけです。
どうせなら、もう一度作り直してみては?ハリウッドじゃなくて─、なーんて思っている人は自分だけではないはず。

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SH

5.0面白い!

2020年5月16日
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DVD何度と観たが30周年リマスターIMAX上映だとぉぅ!
最低3回は観るつもりが2回でコロナ閉館。。。
再開後まだやっててくれー。

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嶋安

4.5これが噂の…

2020年5月15日
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鑑賞方法:DVD/BD

興奮

萌える

エネルギーの暴走・破壊と、幼馴染の確執…。
SFチックな未来の退廃的な世界観と最先端の未来予想図が描かれる一方で、
人間誰しもが持つ普遍的なテーマ:力への憧れと劣等感・不安のエネルギーが半端なく暴走していく。ああ、誰にも止められない…。

原作未読。
興味をそそられながらも、生半可なエネルギーじゃ対峙できないと、いつも背表紙、もしくは最初の数ページを読んで挫折していた漫画。

それが映画化ってどんな作品になるのだろう。
「世界中の映画監督他に影響を与えた…」と聞き、鑑賞。

正直、現時点では、物語のストーリーだけを書いてしまえば、似たような映画・アニメはごろごろ転がっている。
 人類を超えた”新人類”ものは、私にとっては、石森章太郎(当時)先生・平井和正先生の漫画『幻魔大戦』(1967、アニメは未見)や、竹宮恵子先生の漫画『地球へ』(1977-1980連載、アニメは未見)等で洗礼・衝撃を受けたので、特に目新しくもない。

けれど、この緊張感の持続は何なんだ。
 この先はこうなっていくんだと思うんだけどという安易な予測を裏切るところと、その通りになるところが混在していて飽きさせない。
 さくっと皆殺しの残酷なシーンがあるかと思えば、実験体を食い物にすると思われた大佐が実験体を気遣う場面も。
 世紀末の破壊が描かれている一方で、幼馴染の確執が軸になっていたりする。
 スタイリッシュな世界観の中に、共存する泥臭さ。
 この世界の舞台の年をちょっとだけ過ぎた今、1980年代に考えられていた未来と今の比較や、昔懐かしい暴走族、全共闘世代などの泥臭い世界観が散りばめられる。
 人物デザインに関しては、チラ見した原作の方が美しくて、この映画に対して不満が残るが、途中ベジータか?と見まごう絵もあり、つい食いついてしまう。
 そして何より、破壊されていくシーンの見事なこと。実写では表現できないだろう、うねりとか、デザイン画のような美しさ。
 そして音楽。ここでこういう音を合わせるかや、無音の演出も含めて、堪能させていただいた。

ストーリー展開は、なんとなくこういう設定なんだよなと思いつつ、ちらっとだけ見せても、なかなか明らかにしない。じれったい。説明不足の散漫なストーリー。『MI-Ⅲ』のように、話の中心にありながら、正体が判るようでちゃんと説明されない”AKIRA”。そんな脚本の、破壊しそうでギリ繋がっているところも、この世界観にマッチしている。
 突っ込みどころも満載。荒削りな演出のようで、計算されつくした演出のようにも見えるし、なんとも不思議な映画。
 原作者が監督なので、バッサリ切っても、原作を変えても、原作の世界観が一本筋が通っているから、分解せずにすんだのだろう。

グロさに目をそむけながらも、破壊の場面の美しさに目が釘付けになり、音楽に鼓動が高鳴る。
 そして、思春期の心は金田にシンクロし、中年の心は鉄雄の心にシンクロする。会社での地位を己の力と混同して暴走しそうになりつつも、本当の自分の小ささに、それが露見すること、自覚することに恐れおののき…。今はコントロールで来ていると信じつつも…。そんな己の状態のチェックとして、親友・金田のような存在を必要としつつも疎ましく…。

物語が似たようなものでも、脚本、演出、映像、音楽でこれだけ見せていただける作品になるんですね。
多分、何度も見直す度に新たな発見がありそうな映画です。
DVD等で何度も再生・止めて、マニアックなシーンを見つけるのも楽しいけれど、音響が良くて、映像の良い大画面で堪能したい。

こりゃマニアックなファンがつくわ。

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とみいじょん

3.5アメンボが人間ほどの力と知恵を得たら

2020年5月7日
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今作の魅力の一つはこの台詞かな、と。つまり人間も今よりも強大な力を急に得て使い方を知らなければ悲惨なことになるのか、と。

世界観、近未来(去年だが)と音楽と金田のバイク。この3点が好きだ。途中は眠たくなったが導入部分と後ろの方は面白かった。想像してた話と違うが良かった。

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カサちん

4.5圧倒

2020年5月4日
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鑑賞方法:VOD

怖い

興奮

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でぐでぐ

5.0『アキラ』見ました!

2020年4月28日
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どこから突っ込めば良いのか分からないほど、全ての要素が全て凄かったです…
映画体験の魅力のひとつに「新しさの発見」があると思うのですが、そういう意味でこれを超す新しさは無いんじゃないかと思います。何もかもが新しいです。
アニメーションその物も素晴らしかったです。恐らくフルアニメーションだと思うのですが、画面内のありとあらゆる物が動くんです…!
「すげぇ!」とか「圧巻の一言」がこれほど合う映画もなかなか無いと思います。本当にめちゃくちゃ面白い映画なので、心からお勧めします!!

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無二村鷲美

4.0色褪せないアイデンティティー

2020年4月26日
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独特な雰囲気が好き。

バイクの疾走感、駆け抜ける町並みが緻密で、近未来な感じ、目を引き付ける。

荒廃した町並みに揺らめくテールランプが個人的にはお気に入り。

サントラもどこか厳かなアジアンテイストで独特の雰囲気をかもす。

何年たってもどこか新鮮さを感じさせる個性的な映画。

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takuyan

5.0音響面が確実にパワーアップ

2020年4月22日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

難しい

4Kリマスター版をIMAXシアターで鑑賞。
内容に関しては改めて語るまでもないので、ここでは劇場鑑賞の感想をば。

映像に関しては、既存のバージョンとの比較ができないので何とも言えないものの、ドでかいIMAXスクリーンゆえに、画像・背景の描き込みの細かさを再認識。
そして音響面は、従来版よりも確実にパワーアップしていると、素人耳でも分かった。芸能山城組によるけたたましく鳴り響くジェゴグ音、金田たちが操るバイク音、鉄雄がネオ東京を破壊する爆発音などに加え、「さんを付けろよデコスケ野郎!」に代表される名ゼリフの威力たるや。
今は時期が時期だけに、観たくても気軽に劇場に足を運べない人も多いと思うので、事態が収束したら、年に1回のペースぐらいでIMAX上映してもイイのではと思う。

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regency

4.5わが青春のサイバーパンク

2020年4月21日
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鑑賞方法:DVD/BD

怖い

興奮

難しい

そうだ、今こそおウチでAKIRAを見よう
ということで観賞

最近のスタイリッシュで小綺麗なSFも素晴らしいのだけれど、ドブ臭さ漂うグロテスクで頽廃的な古き良き往年のSFは格別である
そこにやはり今では絶滅危惧種のエグいまでの書き込み増し増しなジャパニメーションが合わさりイメージの奔流を見事に表現している
後に今敏のパプリカなどに受け継がれるみっちり線画で画面が埋め尽くされるこの手のアニメが今日あまりみられなくなったのは哀しい限り
オリンピックどころではなくなったネオ東京はどうなるのか、そして現実の日本は、世界は?
ドブのような東京湾にも光は射す、どんな時でも前を向く剽軽さを忘れない金田は一つの標になるだろう

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バスト・ラー

1.0ただ単にグロテスク

2020年4月16日
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戦争とオリンピックをテーマにしているがこれからオリンピックを行うということに対して不信感また見ていて不快だった。
そして戦争を助長するかのように普通に第3次世界大戦
なんて使っている。
ネオ東京なんて必要ないのに馬鹿っぽい。

今更再上映する必要がない。

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シグナル

3.5リーダー金田とごじらせ男子(鉄雄)の友情を近未来とサイキック世界で描く。

2020年4月13日
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鑑賞方法:VOD

興奮

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林檎

5.0感動。憧れ。

2020年4月13日
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感動。憧れ。

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鈴

4.0やっぱり面白い!

2020年4月11日
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鑑賞方法:映画館

特に音楽秀逸❗
IMAXサウンドと相まって大迫力

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ムロン

4.0なぜあの子達は棒読み

2020年4月9日
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鑑賞方法:VOD
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bion

4.030年前からの伝言

2020年4月8日
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IMAXレーザー
デジタルリマスター版
原作漫画とは、ちょっと違う所あり。

人類は進歩してるのか、後退しているのか?
2020年、目に見えないウイルスと奮闘中ですが、ヒントが有るかな?無いかな?

芸術作品を鑑賞する感じです。

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じろ

4.5未来予想は難しい

2020年4月7日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

2019年なのにスマホも携帯も無い。でもレーザー銃はある。難しいねえ。
しかし・・・初公開から32年、通常劇場版、70ミリ劇場版、ビデオ、レーザーディスク、DVDと見てきたが何回見ても素晴らしい。今回のIMAXはとどめをさされた感!
これはもうBD買うしかない。

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あらじん

4.5すげー

2020年4月7日
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鑑賞方法:映画館

当時、映画館で見てなくて、ビデオやDVDで見ただけでした。
IMAXでの上映に引き込まれ、この先の展開を知ってるのに、夢中になってしまいました。
すごいの一言!
もう一回見たいけど、今回の上映で見られるか…?

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すーるしゃーる

5.0凄すぎる!

2020年4月6日
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今から30数年前にこの原作が作られたことに改めて驚く。原作のアイデアは時空を超え多くのアーティストに多大な影響を与えた。日本のアニメ界クリエイティブ界はこの作品で大きく底上げされたと思う。あまりに凄すぎる!大友克洋は。

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ころ

4.5アキラ150%

2020年4月6日
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鑑賞方法:映画館

興奮

29本目

待望のIMAXでの鑑賞
音と映像が別作品かと思うくらいレベルアップしてる
そしてCG全盛期の昨今に比べれば、普通は大したことないんだけど、ことアキラに関しては、当時の作画の凄さを改めて感じた
流れるテールランプとか、横滑りで停るバイクとか、ビル崩壊とか、初めてじゃないのに、初めてアキラを見た時の衝撃以上の衝撃だった

オネアミスの翼のロケット発射シーンとかもヤバいけど、この作品に関しては原作からアニメまで全てがヤバい
(語彙力)

武漢ウイルスで見れない人も多いとは思うけど、劇場のスクリーンで見れたのは本当に幸せ

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いとーさん

3.032年前から見た現代の世界

2020年4月6日
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第三次世界大戦後を描くという所謂戦後ネタはあの当時は大いに流行りました。
北斗の拳もそう、かのブレードランナーもそう、退廃的世界観があの当時の未来像だったと思います。今にして思えば懐かしいですね・・

さすがの大友先生も携帯電話の普及は見抜けなかったようで、所詮人間が描く未来予想図は少なからず外れるからいいんでしょうね、未来は結局のところ誰にもわからないとこが楽しいです。

ラストシーンを観て、2001年宇宙の旅を思い起こしました。人類の進化について、またひとつかんがえさせられました。

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ちゆう