ブラッド・ダイヤモンドのレビュー・感想・評価
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Would watch again just to hear Le...
Would watch again just to hear Leo’s accent
人間の欲望が生み出した戦争なんだろうな。 たぶん一般の消費者として...
人間の欲望が生み出した戦争なんだろうな。
たぶん一般の消費者として、
ダイヤモンドを買っている金持ちに悪気はないんだろうけど、
人の欲望が新たな戦争を生み出す。
白人たちが生み出した内戦で、
現地の人が分断されるなんてひどいことだが、
実際にこんな戦争が世の中にはたくさんあったんだな。
こういう戦争は過去の話かと思いきや、
ウクライナ関連のニュースを見ると、
まだまだ世界平和にはほど遠い世の中なんだなと
気付かされる。
もちろんウクライナ以外にもたくさんの紛争地域はあるだろう。
戦争のない世の中になってほしい。
誰にも伝統や文化、言葉、資源を奪う権利などない。
狂気の地、
銃撃やら暴力やら、そういう手段が当たり前の、荒く野蛮で乱暴な組織のインパクトが強くもあった。
実際にアフリカでそういうこともあったんだろうし、なんとも見ててつらかった。
アフリカって、ずっと争ってて貧しい印象がある。
やつらはいったい国をどうしたいのか。
ダイヤがあってカネになればいいのか、それで見境なく銃をぶっぱなしてんのか。
ディカプリオはカッコいいしストーリーもわかりはしたけど、そういうインパクトやむごい描写になかなか話に入り込んでは見られなかった。
そこまで「あんな石コロ」に命をかけても、命を失ってはどうしようもないのに。
まだ多くの少年兵もいるとのことで、そんなことを感じてむなしくもなった。
タイトルなし
ストーリー ⑤
キャスト ④
演出 ④
社会的なテーマなだけに
考えさせられる部分含めて濃密
しかし巧くアクション映画としても
仕上げられてるので
見る人によって様々かも
ディカプリオはさすがの演技力で
のめり込んじゃいますね!
個人的にこの作品のキモは
ジャイモン・フンスーの演技力が
光っていて更に没入感を与えてくれます
ダイヤモンドが嫌いになった
まず、フィクションなので多少の誇張はあるとは思うが、ダイヤモンドがこんなに大きな問題を抱えていたとは驚きだった。
最初はとんでもない奴だと思っていた主人公であったが、途中から他人を思いやる人間になっていく心境の変化が伝わってきて、一気に感情移入してしまった。一応社会派ドラマと呼べると思うが、最後まで飽きさせず、結構引き込まれてしまった。
タイプは違う映画だが、「ナイロビの蜂」同様に、最後は切ない気持ちになった。
それにしても、ディカプリオは演技が上手くなりましたね。
ディカプリオがやっと見つけたダイヤモンド
元カレや、元夫から贈られたダイヤって、女性陣はどう処分してるのかなー?
ボツワナで巨大なダイヤが出たというので、検索してみた
【2021年6月17日 AFP】ボツワナのダイヤモンド企業デブスワナ(Debswana)は16日、世界で3番目に大きいとみられる1098カラットのダイヤモンド原石を発掘したと発表した。
写真見たけど、スゲー。
ついでに歴代の大粒ダイヤもググる。カリナンとか。
いわく付きのダイヤは所有者に不幸をもたらすそうだ。
映画にはジェニファー・コネリーというきらめく※ダイヤ※も出ています。先日観た「ハッピーエンドが書けるまで」の流れでジェニファー・コネリー出演作をチョイスしてみたけれど
相変わらず彼女の眉毛はbeautiful.4CクラリティはD/カットはExcellentクラスである。
うちの元奥さん、
ジェニファーに負けない美人さんだったけど、あの僕がプレゼントしたダイヤモンドはどうロンダリングしたのだろうか、ゴミ箱行きだろうか?
売っ払って大根でも買ったかいな?
それも立派なロンダリングだわなわ(笑)
アフリカの採掘場やアントワープの取引所ならずとも、「宝石に歴史あり」で、ダイヤは幸福と共に不幸をももたらす。
男の涙と血塗られた過去がこの小さな石にもこびりついていて
これもまさに我が家のブラッドダイヤモンドである。
しかしまあ、ダイヤにも洗浄=ロンダリングがあるのね、NYの貴金属店に並ぶ頃にはアフリカ臭はきれいさっぱりという訳で。
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与太噺はこのくらいにして、
❰ 聞きしに勝る熱い物語 ❱でした。
すべてを終えて、崖の上からふるさとアフリカの大地を見つめるディカプリオ。
アフリカで生まれ育ったという、ひとりの白人の男がこの映画の主役だったのです。
生まれ故郷の赤い土に、最期、彼の血は滴って滲み、両親の眠る大陸の赤土を彼は掴む。
正義の味方などではけっしてないアーチャーの、抜け出せなかった生地アフリカへの想いと、アーチャーの手助けでアフリカから出て行くソロモンやマディに後方から送られる眼差しが、鳥肌が立つほどに素晴らしい演技。
失った家族への憧憬。
西日を見るアーチャー。
内戦と裏切りの人生が、彼をこんなにしてしまったけれど、悲しみと達成感がない交ぜになって、アーチャーの目の光の中には小さな喜び・満足が、キラキラとフラッシュしている。
アーチャーはようやく自分だけのダイヤモンドを見つけたのかもしれない。
【語録】
マディ(ジェニファー)へ―
・今すげえ景色を眺めているんだぜ
・君と見たかった
・しっかり記事を書けよ
・君に会えて良かった
・これで良かったんだ
・いい男を見つけろ
ソロモンに―
・息子を連れて帰れ
・家族のところへ行け
・横取りをチラッと考えた
・いいから受けとれ!えへへ、えへへ
強さと、優しさと、自己犠牲のディカプリオ。
彼、ディカプリオが今際の息の下から、僕らに最期に笑ってみせてくれる。
それは、ローズを救って氷の海に沈んだ日の、あの少年の微笑みのまんまだったよ。
たまらんよ
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【追記】
社会派ドラマ。告発映画でした。
Blu-ray特典には長編の取材ドキュメンタリーも付いている。ちょっと重たい。
内戦の報道、本物の遺体写真、切断された腕、とどめの弾丸を執拗に撃ち込むライフルの実写映像
そして、人を撃った少年兵の嗚咽
「ダイヤを飲んだので男を切り裂いて取り出した」の字幕には日本語訳が付いていない。
アカデミー賞の選定委員会は、この作品にオスカーをひとつも取らせなかった。
シエラレオネは地獄
人間はお金のために何処までも残虐になれるのかと言うことが
よくわかる映画。
実際ホラー映画でジェイソンがどれだけ殺そうと、
この武器やダイヤを巡っての殺人の前には霞んで見えるほどの虐殺だ。
ホントの殺人鬼は頭のおかしなホッケー面の男ではなく、
キレイにしつらえた高級スーツを纏う社会の成功者たちだ。
シエラレオネの市民のソロモンは息子もダイヤも決して
諦めようとしない男気のある男だ。
映画の戦闘シーンはアクション映画のそれとは違い、
とんでもない超人やチャンスがあるわけでもなく死がリアルに描かれている。
そんな状況で見ている自分としても、早く渡してしまえ!って思ってしまった。
ソロモンはこんな物のために心を持っていないからなのかもしれないけど。
ダニーも面白い。
幼い頃から戦場を渡り歩き、ダイヤの密売をしていたのに
マディーやソロモン感化され終いにはかっこよく人として死んでいってしまう。
元々悪い人間ではなかったのであろう。戦いにはうんざりしていたことも
伺える。子供があのような環境で育てば生きるためにどんなこともやらなければ
ならなかったのだろう。きっと平和な世界に生まれていたら普通のサラリーマンになり
普通の結婚して人生を過ごしていたのだろうと思う。
このような平和な国に生まれてきたことを我々はもっと感謝しなければならない。
内戦を長引かせているのがダイヤモンド
1991年から2002年まで続いていた内戦を取り上げている実話。
こんなにシリアスな内容だと知らずに見始めたから、こんな事実があるなんて知らなかったで済まされないほどアフリカの状況がリアルに描かれていた。
ダイヤモンドのせいで内戦が長引かされていたり、手元にあるダイヤに沢山の命の犠牲があったかもしれないなんて、想像もした事がなかった。
採掘から流通までの過程を知ることでダイヤモンドが抱える闇を知った。
貧困なアフリカの20万人の子供たちは未だに、富裕国の金儲けのために強制的に労働させられ暴力に怯え命を無い物とされている。
社会派映画はあまり見ることないけど、アフリカの現実を目の当たりにして、映画の最後に【阻止するのは消費者である】の言葉は責任を感じた。
ダイヤモンドの闇💎
アフリカの内戦の中、金儲けの話が潜んでいるというお話。
何も知識の無い子供を洗脳し、利用する悪党。
ダイヤモンドに限らず、美味しいチョコレートのカカオも同じ感じだなと思った。
結局、自国で産業が成り立たず、食い物にされている現状。
そこを変えていかないと、アフリカの自立は実現しない。
嘘と裏切り
ダイヤの価値を決める"4つのC"
color(色)、 cut(カット)、 clarity(透明度)、 carat(カラット)。 しかし、実は5つ目の「conflict(紛争)」が存在することを、あなたは知る。
「自由」「家族」「真実」 彼らはダイヤにそれぞれ違う輝きを見た。
この作品はこのコピーの通り、驚きを隠せない恐ろしい作品だった。
ソロモンの息子が革命統一戦線RUFに捉われ、銃を持たされ、兵隊にマインドコントロールされている。私もやっぱり危険を承知でも助けに行くだろうか?内戦、同じ民族が殺しあう恐ろしいものだ。そして、結局ダイヤモンドのためならダニもRUFと同じことをする。息子のディアも親に銃を向けるなんて…、これが「T・I・A! This Is Africa!」
最後にソロモンが、ロンドンの街角のショーウィンドウで宝石を見るシーンは感慨深い。
見応えはあった
見応えのある作品。
ただ質より量という感じもある。ボリュームたっぷり見せ場も随所に盛っているからで、反面シリアスに描けそうなテーマながら紛争アクションのような観賞感が残る。でもそこを評価するというのもひとつの見方だろうし、善し悪しではないのかな。この映画でのディカプリオがかっこいいのは確かだし。。
そう、とにかく戦闘の迫力が必要以上に本格的なのだ。たぶん、それなくても成立するシナリオと思うけど、大量エキストラを使ってほんとに頑張っている。
良い感想のつもりがなんか微妙になったが、ようするに見応えはあった、ということ。退屈だったとかではない。
「自由」「家族」「真実」―彼らはダイヤにそれぞれ違う輝きを見た
ダイヤモンドの密輸で富を手にしたいローデシア出身の元傭兵アーチャー、内戦で村を襲われ家族と離れ離れになったうえダイヤモンド発掘の強制労働に駆り出された漁師ソロモン、ダイヤモンドの密輸を追うジャーナリストのマディー。
紛争地シエラレオネを舞台に、
一人は「地獄のような」アフリカを飛び出すため、一人は連れ去られた家族を探すため、一人は紛争ダイヤの実態を暴くため、
巨大なピンクダイヤを探す三人の人生が交錯する。
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実際にあった社会問題をモチーフに、ダイヤモンドの「価値」を決める「5つ目の"C"」を提示しながら、輝きの裏にある「影」や「悲劇」を描き出した。
息詰まる激しい銃撃戦、一人の人間同士が心を通わせていく過程、緊迫する探り合い…緩急ある展開で飽きずに鑑賞した。
そして、今自分の手元にあるダイヤが、果たしてクリーンなものなのか血に染まったものなのか、考えさせられた。
"TIA"
This is Africa.
そうなのか……としか言葉が出てこない。
大国の利権争いに操られた内戦。
軽すぎる人命。
引き裂かれる家族。
少年兵。
その中をしたたかに生き抜く白人。
何かが激しく歪んでる。
歪めてるのは、世界経済を握る一部の国なんだな、多分。
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