黒い眼のオペラ

劇場公開日:

黒い眼のオペラ

解説

「楽日」「西瓜」のツァイ・ミンリャン監督が、初めて祖国マレーシアを舞台に描いた愛の物語。賭け事によるトラブルから瀕死の重傷を負ったシャオカンは、行き倒れる寸前で労働者の青年ラワンに救われる。シャオカンの世話をするうち、ラワンは次第に彼に惹かれていく。一方、食堂で働く女性シャンチーは、経営者の寝たきりの息子を看病している。ある日、シャオカンとシャンチーは運命的な出会いを果たすが……。

2006年製作/118分/台湾・フランス・オーストリア合作
原題または英題:I Don't Want to Sleep Alone
配給:プレノンアッシュ
劇場公開日:2007年3月24日

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映画レビュー

2.0ギャンブルに手を出したら懲戒処分

2020年5月29日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 ツァイ・ミンリャンの映画力は健在。ラストには幻想的なシーンもゆったりと流れ、どっぷりと映像美に惹かれるのだが・・・  登場人物の顔のアップがほとんどない前半。シャオカン(カンション)なのかどうかもわからない人物。まだそんなに元気じゃなかろうに・・・などと、最初のチンピラかと勘違いしてしまった。あらすじを先に読んでたらわかったろうに、映像だけでは無理じゃないかと感じます。  ロングショットの多用と、長いワンカットはヨーロッパ的で、情感たっぷりなのです。傷ついたシャオカンを手厚く看護する若者。この青年ラワン(アトン)はかなり男前で、行動から察するとゲイっぽい気もしたのですが、どこまで愛情を注いでいたのかは不明。とにかくずっと一つのマットレスの上に蚊帳を降ろし、二人で寝て過ごしていたのだから、直接的ではないにしろ、そのケはあったはず。  嫉妬心だったのか、単にそのベッドを汚されたと感じたからなのか、若い女性の存在が障害となってしまう。エロチックなシーンも満載だし、強制された性と自由な性とが対照的でもありました。ただ、引越しとか、毛布に包んで人を運ぶシーンとか、わけのわからないコントラストもあったりして、頭をひねってしまいます。  台詞も少ないし、説明調の部分もほとんどない。煙霧という気象現象が幻想的ならよかったのに、単なる光化学スモッグのような公害でしかなかったのも痛い。廃墟と化したビルの水溜まりにしても、洪水によるものなのか、水道管が破裂したものなのかもわからないし・・・ 【2007年6月映画館にて】

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kossy

4.0ツァイ・ミンリャンワールド全開

2015年4月1日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

難しい

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松井の天井直撃ホームラン

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