今宵、フィッツジェラルド劇場で
劇場公開日:2007年3月3日
解説
2006年11月に81歳でこの世を去った巨匠ロバート・アルトマンの遺作となった群像劇。アメリカの人気公開ラジオ番組“プレイリー・ホーム・コンパニオン”をモデルに、番組が打ち切られる最後のショーの舞台裏を、アルトマン監督らしいユーモアを織り交ぜながら綴る。撮影は実際のフィッツジェラルド劇場で行なわれ、その舞台上でメリル・ストリープ、リンジー・ローハンらオールスターキャストが吹替えなしで熱唱する。
2006年製作/105分/アメリカ
原題:A Prairie Home Companion
配給:ムービーアイ
スタッフ・キャスト
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2020年3月4日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
カントリー中心の音楽。次から次へと歌手が登場し、ローテーションで繰り返される。メリル・ストリープがなかなか歌が上手いことにも驚かされる。レフティ&ダスティのカントリーコンビはジョンCライリーとウディ・ハレルソン。歌詞をしっかり読まないと面白さがわからないところがつらかった。
ロバート・アルトマンの遺作であるということを事前に知っていれば、ラジオショーの終りがまるで彼の映画人生の終焉そのものを表現しているようで哀愁を感じるのですが、何も知らない人が観たらどう感じるのか・・・3代続いて新人歌手となるリンジー・ローハンがその役目を担うのだろうけど、後日談からすると歌手にはなっていないようだし・・・
途中、楽屋で静かに死ぬL・Q・ジョーンズが悲しいけど、最終回には色んなことが起こるものだ。そして白いトレンチコートの天使ヴァージニア・マドセンがラジオ番組を愛した女性という設定なので、冷静に見ている一人。なぜだか冗談もお好きなようでした・・・
2020年2月18日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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ミネソタ州セントポール1910年建築のフィッツジェラルド劇場で行われているラジオ公開番組『プレイリー・ホーム・コンパニオン』の最終公演のステージと裏側で起こる奇妙な出来事を25曲ものオールド・アメリカン・ソングに乗せてお届けする奇妙なティストのミュージカル映画?(コメディタッチかと思えばホーラーっぽさもありハチャメチャな群像劇なので仕分け不能)。
ギャリソン・キーラーは、実際の人気ラジオ番組『プレイリー・ホーム・コンパニオン』のホストだが自身の番組への思い入れが高じて、自ら企画・脚本を書いて映画化を大ファンの巨匠ロバート・アルトマン監督に懇願して実現したという。
実際の脚本を見てみたいがシナリオは本業ではないのでおそらく俳優のセリフはアドリブに委ねたのだろう、ステージ・シーンは流石だが楽屋話はどうでもいい世間話がだらだらと雑音のように流れるので閉口した。白いトレンチコートの女は事故で死んだ番組のファンで天国からの死者の御迎え役らしいのだが突飛すぎて出演意図が分からない、ホラーっぽさでスパイスを利かせたかったのだろうか。メリル・ストリープもカントリーまで歌って妙に入れ込んでいたが役柄というより尊敬するアルトマン監督との仕事が嬉しかったのだろう。カントリーやフォーク、ゴスペルとアメリカン・トラディショナル・ソングのファンからしたら垂涎物の映画だろう。歌前にギャリソンが張り切る提供CMのくだりは本人にしてみれば自慢の見せ場なのだろうが妙にチープ感を誘うのでほどほどにしておいて欲しかった。
2018年3月2日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
2017年8月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD