ベルナのしっぽ

劇場公開日:

解説

自身の体験を基にした郡司ななえの同名ベストセラーを原作に、目の不自由な女性と盲導犬との絆を描いた感動作。病気により視力を失ってしまったしずくは、出産・育児という夢を叶えるため、盲導犬ベルナをパートナーとして迎え入れる。昭和50年代半ば、盲導犬に対する人々の理解はまだまだ低かった。様々な困難を乗り越えながら、しずくとベルナは次第に絆を深めていく。主人公しずくに扮するのは、本作で映画初主演を果たした白石美帆。

2005年製作/102分/日本
配給:シネカノンパブリッシャーズ
劇場公開日:2006年9月30日

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映画レビュー

3.0黒のラブラドール・レトリバー

2018年11月28日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 駅や喫茶店、レストラン・・・ことごとく来ないでくれと入店お断り。まだまだ盲導犬の理解が薄かった時代。同じく盲目である夫・隆一(田辺)は世間と上手く付き合うために消極的であることもあって、以前は目が見えていたしずくは世間の偏見を取り払おうと強気な態度。そして盲目の夫婦が子供をもうけようと決意する。  やがて9歳になったベルナは白内障になり、目が見えない状態に。小学生になった息子隆太が「ベルナの目になってあげる」などと微笑ましい言葉も聞かれる。リタイアさせるのが自然だったが、ベルナのやる気を感じたしずくはリタイアさせない方針。  『クイール』では犬視線で観てしまったけど、こちらは家族愛のほうに重点が置かれてた。幼稚園を訪ねて、子供たちに盲導犬の話をさせてくださいと歩きまわる白石美帆。

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kossy

3.0人権学習に…

2017年11月16日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、映画館

幸せ

尺の短い102分と言うのも見せやすい。 原作は日記に近い形態だったが、映画化して、物語らしくなっている。 昭和の盲導犬についての理解がない時代であり、当時の分かりやすい差別が見えてくる。 演出も過度に過ぎず、長男の成長、ベルナの老化、夫の早逝としずくの人生のステージが変わっていく。 小品であるが1つの家族の物語としてゆっくり観られる作品。

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うにたん♪(DCPにも抜け穴あるんだ)

3.0ベルナという光

2016年5月8日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

幸せ

しずくにとって、ベルナは目だ。希望の光だ。 強さと明るさ、行動力を取り戻し、輝かしい未来へ向かって歩いてゆくしずくの姿がとても素敵だった。 私は盲導犬を三回見かけたことがある。 一回目は駅のホームで。二回目は道で。三回目はスーパーで。 スーパーの時は、テレビカメラが撮影中という状況だった。 たったの三回という少なさに、あらためて驚いた。 白杖を持った人は、今年だけでも五回は見かけているのに。 いや、それも少ないのだろう。 目の見えない人は、もっとたくさんいるはずなのだから。 街を見れば点字ラベルや点字ブロックは当たり前のように施されているというのに、人々の理解はなかなか難しいようだ。 目が見えなくても、白状や盲導犬でどこへでも、安心して自由に行って楽しむことができる世の中になればいいなあと、心から思った。

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Arco

3.5爽やかな感動物語

2015年3月24日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

幸せ

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松井の天井直撃ホームラン