少佐と少女

解説

 日本では劇場未公開であるビリー・ワイルダーの第2作目。待望のハリウッド初進出作品で、当時のスター、ジンジャー・ロジャースの起用に成功している。アイオワへ向かう列車代を浮かすため、スーザンは12歳の少女に変装する。偶然乗り合わせたフィリップ大佐との間に、ほのかな想いが芽生えるが……。少女愛をテーマにすえているが、ベストセラー小説「ロリータ」発刊の12年前の製作である。

1942年製作/100分/アメリカ
原題または英題:The Major and the Minor

スタッフ・キャスト

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映画レビュー

5.0キャプラ風

2024年4月18日
PCから投稿

ワイルダー先生のアメリカデビュー作ですが、殆ど知られていません。

あり得ない設定、一歩間違えばスラップスティックになりそうなきわどい題材を、上品に格調高く、若干ファンタジー風にテンポよく撮って、観終わったあとに「あー、よかった」と思える、まさにキャプラ先生風の王道ライトラブコメディです。

この路線を更に縦横無尽、豪華絢爛にした発展形が「お熱いのがお好き」です。

主役二人のキャステイングも先生の第一希望が通ってハマっています。アステア先輩の相手役としてハリウッド一作目の先生より遥かに格上だったジンジャー先輩は、自分がこの作品に出てあげたことに対する先生からの感謝が全くなかったことに大いに不満を述べています。
また。先生はこの作品こそ映画史上初めてロリコンを扱った作品であると妙な自慢をしています。

いい映画観たいときにオススメです。

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越後屋

2.031歳が12歳に!!

2018年6月10日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

ビリー・ワイルダーのデビュー作。
なにをおいても「大人の女性が少女にばけておおさわぎ!」という設定が無理がある!なにしろ主演のジンジャー・ロジャースはこのころ31歳とのこと。で、12歳のふりって無理があるやろ~!そればっかり気になってしまったけど、お話的には楽しいと思います。

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のえみ