ワン・プラス・ワン

劇場公開日:

ワン・プラス・ワン

解説

フランスの巨匠ジャン=リュック・ゴダールが、イギリスの世界的ロックバンド「ザ・ローリング・ストーンズ」の若き日のレコーディング風景を捉えた音楽ドキュメンタリー。1968年、バンド黄金期を迎えつつあったストーンズにカメラを向け、アルバム「ベガーズ・バンケット」に収録された名曲「悪魔を憐れむ歌」が完成するまでの過程を記録。女優アンヌ・ビアゼムスキー演じる革命家がインタビューを受ける様子や、ヒトラーの「我が闘争」を朗読するポルノ書店主、闘争の準備をする活動家など、社会運動に関わる人々をドキュメンタリー風に映し出したフィクション映像を織り交ぜながら描く。

1968年製作/101分/PG12/イギリス
原題または英題:One Plus One
配給:ロングライド
劇場公開日:2021年12月3日

その他の公開日:1978年11月1日(日本初公開)、1996年4月

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

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(C)CUPID Productions Ltd.1970

映画レビュー

3.5【2021年8月 ザ・ローリング・ストーンズのチャーリー・ワッツが亡くなった。今作は”悪魔が憐れむ歌”のレコーディング風景と共に、当時のアンダーグラウンドカルチャーを描いた作品である。】

2022年2月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

幸せ

ー わずか1年後にバンドを追われ、非業の死を遂げることになるブライアン・ジョーンズのどこか孤独な姿。   そして1960年代末の社会の持つ熱い空気を伝える音楽映画である。 ■1968年、ロンドン。ザ・ローリング・ストーンズが名曲「悪魔を憐れむ歌」を創作しているレコーディング風景をカメラが映しだす。  ロック史に残る名曲が完成するまでの過程を記録した映像と交差するように、社会運動を行う人々の物語が描かれる。   ・ブラックパワー   ・ポルノ書店主が朗読する「我が闘争」   ・後に、ジャン=リュック・ゴダールの妻になる、アンヌ・ヴィアゼムスキーへの森でのインタビュー。 <チャーリー・ワッツが全然、映っていないじゃないか!と内心突っ込みつつも面白く鑑賞したドキュメンタリー映画である。  誰か、同時期のヴェルベット・アンダーグラウンドの映画を作ってはくれないだろうか・・。> <2022年1月 刈谷日劇にて鑑賞>

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NOBU

2.0曲が聴きたかった

2022年1月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

難しい

寝られる

1968年、ローリングストーンズの、悪魔を憐れむ歌、の製作過程のドキュメンタリーと、時代背景なのか、人々が本を朗読したり銃を準備したり、してる、ような話。 この歌の背景を紹介してるんだろうな、とは思ったが、ローリングストーンズの事に詳しくないと理解が追いつかない。 今から50年以上も昔の映像にしては綺麗だったが、個人的にはローリングストーンズの曲を1曲で良いからまともに聴きたかった。 ファンにはたまらない良さが解るのかもしれないが、そうでないと難しいと思える作品

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りあの

3.0ストーンズのシーンだけに編集して欲しい

2022年1月28日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

難しい

名曲「悪魔を憐れむ歌」誕生の瞬間のドキュメンタリーとしてのみ楽しみたい映画、と見るたびに思うのは、僕だけでないはず(笑)

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タモン

5.01+1=11

2022年1月19日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

チャーリーワッツから最後に粋なプレゼントが届いた ゴダールはストーンズを知らなかったのは案外本当かもしれない 先入観の無いフラットな視線が良い結果に結びついた 1番偉いのはゴダールにストーンズを撮らせようと考えたプロデューサーかもしれない 長回しに耐える若きストーンズの存在感 「悪魔を憐れむ歌」の素晴らしく不穏な歌詞を映像化した様な寸劇 毎度おなじみの美しいフォントと見どころ満載

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チョコフレーク