Love Letterのレビュー・感想・評価
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公開当時20歳くらいだったのだが観に行くタイミングを失い、リバイバ...
公開当時20歳くらいだったのだが観に行くタイミングを失い、リバイバルされるということで初鑑賞。
こんなにクリアなお話だったのですね。
それに加えて、当時の中山美穂さんの透明感ある雰囲気と演技に魅了されました。
なんて美しいんだろう。
キャストがみんなとても優しくて、みんなが主人公を思いやってる。
それを少しだけ背中を押して、前を向けるよう手伝ってくれる今の恋人の優しさが切ない。
やっぱり当時見るべきだっだったな。
そしたら今の自分と比べることができたのに。
美しい
中山美穂は永久にスターです。
2024年12月6日、中山美穂さんが逝去されました。突然の悲報であり、ニュース映像を見ているうちに涙が溢れてきた。この季節になると聴きたくなる名曲「遠い街のどこかで…」が切なく響いてきます。
「Love Letter」は随分昔に観ていたが、ちょうどこの映画の頃の中山美穂と同じ位の年齢のうちの娘が観てみたいと言うし、私もとても観たくなったので2人でNetflixの配信を鑑賞した。
もちろん娘は観た後も大絶賛で観れて良かった言ってくれた。有名な岩井俊二の出世作であり、
「青春18×2 君へと続く道」にも出てきた通り台湾でも有名だし、韓国でも大ヒットとなり、Kポップのグループが「お元気ですか〜」と挨拶するのはこの映画に対するオマージュなんだよ。とか色々教えてあげた。
30年前の映像とは思えないほど雪景色も街並みも全てが美しい。そして中山美穂は眩いほどに美しかった。中山美穂にとってもこの映画で人生が変わり女優として一皮も二皮も剥けたのだと思う。又中学生時代を演じた柏原崇と酒井美紀が爽やかにスクリーンの中にいて、藤井樹エピソードを紡いでいたのはとても良かった。この後が「白線流し」だったんだなぁとかも思い出した。
54歳、若すぎます。ご冥福を心よりお祈りいたします。
30年ぶりスクリーンで、、、
Love Letter
一人二役だったの!?映画NO1
プロットがスゴい
「青春18×2」を観てまた観たいなと思ってたところで、
中山美穂さんが亡くなられたと言うこともあり
約20年ぶりに観ました。
なんとなく藤井樹と中山美穂さんが重なり
お元気ですか?と聞きたくなるような
切なさがありました。
単純な手紙のやり取りから始まるのだけど、
どこに行き着くのか分からない作りは
少しミステリ小説を読んでるような気分になり、
中山美穂さんの一人二役にしたキャスティング、
出会えそうで出会わない2人、
2人の人生、
そうなるのか!と言うラストに
今観るとプロットがスゴいなと感じました。
女性の藤井樹のあのラストから
男性の藤井樹が実は亡くなってたと分かった時の物語も
勝手に想像して切なくなりました。
岩井俊二監督作は青春そのものです。
切なくも、端々笑える
切ない映画かと思ったら、端々笑えて楽しく見れました。答案用紙を自転車の明かりで照らして見るところは面白かったです。
過去と現在の物語がそれぞれ交差して、中山美穂さんの演じ分けも上手く物語の中に引き込まれました。
図書館のカードの名前は本当は誰の名前だったのか。「失われた過去を求めて」のカード裏のメッセージが心に響きました。
追悼 中山ミポリン とてもオシャレな作品だった。神戸、小樽、そして...
同い年の中山美穂を偲んで
中山美穂が2役を演じて話題となったた岩井俊二の劇場用長編映画の1作目。
数々の国内映画賞を授賞し、日本以外でも世界中で人気があって、中でも韓国で大ヒット。日本の大衆文化の開放措置があった1999年に公開され、日本映画としては初めて観客動員数140万人を記録。韓国で冬になると見たい映画の上位、雪が降ると思い出す映画の上位に選ばれるなど、韓国人に愛されている映画となり2024年の日本・台湾合作『青春18×2 君へと続く道』にも登場する。
藤井道人監督は岩井俊二監督をリスペクトしてるに違いない。(と思う)
最後のほうに主人公が山に向かって思いを伝える雪のシーンがあるが、監督は中山美穂に台詞はすべて任せたらしい。
この映画のストーリーは「探偵!ナイトスクープ」(1993年8月13日放送)「手紙をくれた少女」というエピソードに着想を得たものと聞いたが、本当だろうか。
純粋な2人のラブストーリー
タイトルなし
范文雀、懐かしい。
中山美穂が見たくて。
この映画見てなかったのを知らなかった。
中山が本当に純粋で美しく、岩井のマドンナだったことがわかる。透明感が素晴らしい。ファーストシーンから引き込まれる。
中山美穂は、中年になってからしか見てなかったので、演技は下手だし、主体になりきれず、人の視線に受動的で、その視線を気にしすぎてるナルシシックというか、開かれない感じが好きではなく、恋愛映画をいくつか見たのに、心惹かれなかった。でも、この映画はとてもいい。まだ天真爛漫な少女の感じが。
トヨエツが相手というのもあるか。
岩井に出会うのでなくて、もっと力強い監督と出会ってたら違ってたのではないか。
岩井は結局、女優をフェティッシュのもとに閉じ込めてしまう。
2人の女性の描き分けも演じ分けも見事だ。特に小樽の樹の自由さがとても素敵なのに。
甘酸っぱい青春のテイスト。
冒頭から引き込まれる 文芸作品的イメージだけどしっかりエンタメ作品になっている
もっと早く見ればよかった
エキストラに参加するほど岩井俊二作品のファンなのにこの作品は観ていなかった。観るきっかけが訃報であったことが悲しくはあるが、この機会で観なければ一生観ないかもしれないと思い観た。本当に観てよかった。
空を見上げる中山美穂が印象的な作品。作中に何度かそういったシーンがある。
全体に淡い感覚がじわじわと染みていく独特の岩井ワールドに浸れる。
錯覚を覚えるような感覚は、一人二役のせいだろう。キリエのうたでも感じたが、岩井俊二はこの作品での成功体験とファンサービスで再度使ったのかな。
もう一つ、ラストレターでは中山美穂と豊川悦司が夫婦役だったり、元ネタになるシーンが多く含まれているその作品、やはりもっと早く見るべき作品だったな。
死者に向けて呼びかける中山美穂の「お元気ですか。私は元気です。」のセリフが突き刺さります。
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