Love Letterのレビュー・感想・評価
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中山美穂さんを悼んで
30年前位の中山美穂さん主演の作品です 冬の雪景色が綺麗でした 一人二役で 亡くなった彼に出した手紙に返事があって真相をみつけるのに 不思議な縁で繋がった感動作でした 最後に山へ叫ぶ姿が実に感動的でした。
彼女の名演、美しい小樽の映像、アカデミー賞総舐めも納得の名作
永遠の名作ですね
一人二役
中山美穂はかわいい
Love Letter
『スワロウテイル』以降、岩井作品は観ないようにしていて、一昨年、広瀬すずさんに惹かれて『キリエの歌』を観ました。
それで、勝手な岩井監督嫌いが解消されての、本作。
感想から言うと、良かったです。
目の開け方だけで、二役を完全に別人として演じてみせた中山美穂さん、素晴らしかったです。
完全に彼女の作品になってました。
『キリエ』もアイナ ジ エンドの作品と印象に残りましたが、これは手法なのかな?
とにもかくにも、中山美穂さんの演技。
どんな名優さんになっていかれたのたろう。
亡くなられたのが、残念です。合掌
題名が?若い時に観たかった(笑)
1995年3月
ようやく映画館で観ることが出来ました
公開当時は興味なくて🙇♂️
「35年目」ではなくて30年前の「ラブレター」ですね
最近流行り?の「奇跡の恋愛映画」の始まりはこの作品かもと思っています
ただこの作品を超えていくのはタイムスリップしようが何をしようが難しいのでは
そんな傑作だと思います
今回久しぶりに鑑賞して感じたのはこんなに笑える作品だったのかということ
そして涙はなかったです(最後の追悼文を除く)
作品は変わらないので自分の感じ方が変わった?のかと思います
今までは当然結婚したんだろうと思っていたあの2人は結婚出来たのか?余計なお世話ながら気になりました(笑)
(1995年3月)
調べてみるとこの作品の劇場公開は1995年3月25日
同年同月の11日には「ガメラ大怪獣空中決戦」が公開されています
中山姉妹がとにかく初々しくて(渡辺博子&藤井樹の中山美穂さんと長峰真弓の中山忍さん)
(オマケの個人的妄想🙇♂️:吉田拓郎さんと宮崎美子さん)
・英語の答案用紙の裏のイラストは皆さんの言うように宮崎美子さん?
「いまのキミはピカピカに光って」というメッセージでしょうか
・偶然にも「いまのキミはピカピカに光って」の作曲者鈴木慶一さんがイラストを描いた樹(男)の父役でご出演
・私はこの映画を最初に観た時に吉田拓郎さんの曲「元気です」を連想しました
・「元気です」を主題歌としたドラマ「元気です!」の主役(ヒロイン)が宮崎美子さん
中山美穂さんの美しさが際立っていた作品。 本年度ベスト!
4Kリマスター版で鑑賞。
長年観たいと思っていた作品をやっと鑑賞でき、感謝の気持ちでいっぱい(笑)
優しくも切ない、そして何よりも美しい物語って感じだった。
中山美穂さん演じる渡辺博子。
亡くなった婚約者・藤井樹(イツキ)の三回忌の場面から物語がスタート。
藤井のことが忘れられない博子。
彼の生前の住所に送った手紙がきっかけとなり、思いがけない返事が届く展開に引き込まれる。
物語前半は、他界した藤井との手紙のやり取りの理由が分からず(笑)
見事に仕掛けられた真相に「なるほど」と納得(笑)。
豊川悦司さん演じるガラス職人の秋葉は現在の博子の恋人。
それでも、博子が亡き藤井を忘れられない様子は、観ていて胸が締め付けられる。
そして、豊川悦司さんの若々しさにも驚く(笑)
鑑賞後に酒井美紀さんも出演されていたことを知り、改めてその若さに時の流れを感じる。
アイドル時代の中山美穂さんにはあまり関心が無かったけど本作での彼女は本当に美しく、素晴らしい演技だった。
30年前の作品でありながら、全く古さを感じさせない魅力を持った作品って感じ。
予告編で印象的だった中山美穂さんの「お元気ですか~」という叫び。
意味不明だったけど、物語の終盤で博子がある決意を込めて叫んだのだと理解し涙が流れる。
本作のタイトルである「ラブレター」は、博子の文通のことだと思ってたけど全く違う意味合いだった(笑)
個人的に、中学生の図書委員の女の子たちが博子に届けた本の最後のページに挟まれていたものこそが、本当の「ラブレター」だったのだと感じた。
改めて、中山美穂さんのご活躍を心よりお祈り申し上げます。( ´∀`)
平日なのに同年輩の観客でとても混んでいました。
昨年12月に急逝した中山美穂さんの代表作を観てきました。
彼女の変わらぬ人気を垣間見ました。
神戸に住む渡辺博子(中山美穂)は、山の遭難事故で死んだ婚約者・藤井樹の三回忌からの帰り樹の家を訪れ中学時代の卒業アルバムから、かつて彼が住んでいた小樽の住所を見つけた。
博子は樹がかつて暮らしていた小樽の住所へ宛てに手紙を出したところ、何故か博子の元に死んだはずの樹から返事が届く。
やがて博子は樹の中学時代の同級生で彼と同姓同名の藤井樹と云う女性に偶然手紙が届き返信をくれたことを知る。
そこから、博子と樹の間で死んだ樹の中学生時代のエピソードについて遣り取りが始まる。
同姓同名の藤井樹と渡邊博子が交わした手紙こそラブレターでありエンディングで現役の図書委員の中学生に見せられた図書カードの裏面に死んだ樹からのラブレターに涙する。
中山美穂も可愛いが中学生時代の樹を演じた酒井美紀がとても可愛かった。
失われた時を求めて
確か大学の課題で見たのが最初で、以来、何度も見返したくなる映画の一つだ。
そんな映画を今回スクリーンで鑑賞できたことはとても幸せだった。
改めて感想を書くとこれは単なるラブストーリーではなく、喪失とその受容と、二度と戻れない時間への感傷と、少しコミカルな要素があるヒューマンドラマだと思っている。
改めて気づいた点としては、酒井美紀の美少女っぷりだ。喪服や私服のスタイリングはまるで少女漫画のようで、雰囲気は後の蒼井優や森七菜に通ずるトーンがあったように思う。
この映画の泣きポイントはいくつかあるが、いずれも岩井さんの演出と篠田さんの画作りと、REMEDIOSのエモーショナルなサウンドが抜群で、否応なしに涙腺が刺激される。
そして、最後のエピソードは幸せと切なさが入り混じり、年を重ねるにつれて、なお一層深く染み入ってくる。
岩井さんは奇跡の映画というけれど、同じ時代にこのような映画が生まれ出会うことができて、その奇跡に感謝したい。
美しい
時誤りて届く恋文
30年ぶりの『Love Letter』――時を超えて届いた手紙
30年ぶりに、日比谷の大スクリーンで『Love Letter』を観た。
1日1回だけの限定上映。会場には還暦前後の同世代もいれば、10代・20代と思しき若い観客の姿もあった。初めてこの映画に触れる若者たちは、どんなふうにこの物語を受け取ったのだろう。上映後、余韻に打たれたまま立ち上がれずにいる人たちが座席に散見された。僕も同じ思いである。
映像も音楽も美しかった。そして何より、中山美穂と、若き日を演じた酒井美紀の存在感は圧倒的で、全く古びることなく、新作のように瑞々しかった。
本作は「伝えられない思い」についての映画だ。
言葉にできずら伝えられない思い、言葉になったときにはすでに相手がいない思い、そして時を越えて誰かの思いが届く奇跡のような瞬間。完結しないまま残るコミュニケーションの形が重層的に描かれる。
そして、今回のリマスター上映は、観る側にとってもまた一つの“手紙”だった。若き日に本作を観た自分と、今の自分との対話。当時そばにいたけれど、今はいない人たちへの、思いが込み上げてくるが、あのラストシーンの中山美穂の名演のように、「あなたはそこにいる」と信じて呼びかけるしかない。
そして、その想いを込めた名演をした中山美穂も、もういない。時間はあっという間に流れ、そこにいるのが当たり前だった人が、ある日ふいにいなくなる。それは自分自身も例外ではない。
観終えて、言葉にするのが惜しいと思える名作だった。
そして何より、久しぶりに、自分の中にまだ“心の柔らかい部分”が残っていたことに気づかせてもらった。
良かった。😄
岩井俊二監督の長編デビュー作品にして金字塔 その所以が解ります。誰もが心の琴線に触れるのでは🤔 主演の中山美穂さんは勿論の事、酒井美紀さんが初々しくて素敵です。 この余韻を残したまま『Last Letter』『青春18×2 君へと続く道』を観れば 又、違った捉え方があるのかも🧐 この作品に限らずやはり映画は映画館で鑑賞するのが一番良いですね。 シネマスコープサイズの比率が高い作品であれば尚更です。 最近の邦画作品はTVのサイズを気にしているのか画面が普通?です。南沙良さん主演の『無限ファンデーション』はscreen全体に投影していたので隅々まで目で追うのは大変でしたがそれでも臨場感が違っていて自分の感性を高めてくれる様な気がしました。 予定外ですがもう一度 南船橋のTOHOシネマズに行って『Love Letter』を観たい。 関東近県の中では割と大きいscreenなので😆日比谷は個人の都合で断念😭🥺
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