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劇場公開日:1984年7月14日

解説・あらすじ

昨日まで幼稚園の先生だった小笠原しぶきは、房総の海岸で手品の修行のために全国を回っている健と出会う。2人は彼の4WDで一緒に旅をすることになるが、ソリが合わずケンカばかり。やがて2人は沖縄へ……。若いカップルの道中に中年の男女の恋を絡めた、ライト感覚の青春映画。森田と薬師丸ひろ子のコンビはこれが初めて。相手役・野村宏伸は新人だった。

1984年製作/100分/日本
劇場公開日:1984年7月14日

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映画レビュー

3.0 森田芳光によるアイドルPV

2025年12月20日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

驚く

カワイイ

なんともシュールな作品である。森田としてはかなり肩に力が入り頭で作った映画のよう。同世代の相米が🎦翔んだカップル、🎦セーラー服と機関銃で、根岸が🎦探偵物語で大ヒット。当然後発の森田の肩に力が入らないはずがない。映画の完成度においては褒めたものではなかったがそこは稀代の映画監督。時代の読み方はうまい。興行的に当たりさえしたら全てOK.それにしてもこの🎦メインテーマ、かなりぶっ飛んでいる。出演者の半分以上がニューミュージック系のミュージシャン。さらにはサイババ―コミック系ガロ3羽ガラスの漫画家のひとり、ひさうちみちおが演技してる。ゲルニカの戸川純もいる。今でいう椎名林檎とあのチャンが合体したようなキャラ。流石時代の寵児・森田芳光。いや~この映画、マジで時代のど真ん中射抜いたんだろうなぁ~。批評家からはボロクソだったらしいですけど、原作の片岡義男(どうも原作と原案で別のようですが・・)あの楽曲で彩る時代的センス。角川春樹のべらぼうぶりが良く出ていた。まさに蔦屋重三郎に並ぶ興行師。楽曲もてっきり来生たかおかと思いきや南佳孝。そう、ティンパンアレイやムーンライダースなどのあの南佳孝にはっぴえんどの松本隆。松本と来たらやはり筒美京平との間に生まれた太田裕美迄出演してて驚くしかも知ってる太田裕美ではなく都会にの色にすっかり染まった太田裕美であったのは残念・・・もう昭和マニアには感動の雨霰と言って良い笑

それと🎦平場の月との関係だが、恐らくソラで二人であの曲に反応して歌い出してる事を考えるに中学2~3年生の時の二人はあの映画を一緒に観たのだろう。そして20歳の誕生日を迎えた薬師丸と野村が結ばれるシーンで・・流れる🎵メインテーマの楽曲に、5年後に自分たちも・・と想いを馳せながも、全く別の人生を歩んだ末に再会した二人とその最後の運命に被さる様に流れる、🎵メインテーマ。この引用には🎦平場の月のエンディングが見事に重なり、またまた涙が頬を伝ってしまいほどである。逆算すれば丁度55~6歳の二人。ピッタリ時間と時代が符丁する。その事によって🎦平場の月のエンディングは更なる深みが生まれるように設計されている・・・丁度その時代の息吹を知っている観客にとってはなおさらの事・・・知らない者でもその辺は追体験が可能・・そう云う風に仕掛けられてある映画なのだと思う。しかもそれが仕掛けであるとは分からぬように丁寧に繊細に・・・・

改めて🎦平場の月の傑作性が再認識されたところである。

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mark108hello

2.5 何故あの頃

2025年10月21日
iPhoneアプリから投稿

角川映画の宣伝ありきのアイドル映画。
何故あの頃、角川の宣伝に乗って薬師丸ひろ子に夢中だったのか。
主題歌もそうだけど、薬師丸ひろ子の20歳を強調しすぎ!
薬師丸ひろ子が20歳になったからどうしたという所。
ストーリーも大した事なく、桃井かおりの「頭を空っぽにする事よ」は名言。

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ライブラ

2.5  当時のアイドル映画だったのかなという印象。桃井かおり以外の出演者...

2025年6月7日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 当時のアイドル映画だったのかなという印象。桃井かおり以外の出演者が棒で、財津和夫なんてこの映画になぜ出たのか今見ると謎…
 森田芳光監督だったんですね。

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たたみ

3.0 桃井かおりさん VS 薬師丸ひろ子さん

2024年11月22日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

BSの放送を録画したものを字幕付きで視聴しました。

19歳の小笠原しぶき(薬師丸ひろ子)は、ほぼいつもカチューシャをしています。寝起きシーンと後半は、ほぼカチューシャを外しています。個人的にカチューシャのキャラクターと言えば、『ときめきメモリアル』という昔のテレビゲームに登場するヒロインを思い出します。

メイン・キャストの女性がもう一人いて、薬師丸ひろ子さんと交互に映し出される歌手を演じる桃井かおりさん、ジャズを歌う姿がかっこいいです。タバコも似合います。ファッションも独特で素敵です。薬師丸ひろ子さんも独特な声で魅力的ですが、桃井かおりさんの話し方も独特で魅力的です。

野村宏伸さんについては触れないでおきましょう。

少しだけですが、サンタクロースも登場します。

BGMは、当時の流行なのかシンセを多用していて、今聞くと古さが新鮮で刺激的でもあります。

全体的に懐かしさを楽しめる人向けで、ステージで手品をしたりバンド演奏もあり、ロケ地も多彩で、残念ながらカメラワークは良くありませんが、リアルな当時の空氣を感じられる映像に、ストーリーそっちのけで釘付けになりました。

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Don-chan