ボーイ・ミーツ・ガール(1983)
劇場公開日:1988年7月16日
解説
ジャン=リュック・ゴダールの再来といわれたレオス・カラックス監督の長編デビュー作。親友のトマに恋人を奪われたアレックスは、彼を殺す決意を胸に夜のパリに出て行くが、同じく失恋した少女、ミレーユと出会い恋に落ちる。のちに「汚れた血」「ポンヌフの恋人」へと続いていく、ドニ・ラバン演じるアレックスを主人公にした3部作の第1作。
1983年製作/104分/フランス
原題:Boy Meets Girl
スタッフ・キャスト
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2022年4月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
冒頭 何が起こるんだろう?と思わせた
フロントガラス突き破ってスキーを積んだ車をママが子供を抱きながら運転+電話
このあとなんの関わりもなかったのか不明
白黒映画なので本来何色のチェックかわからないが、彼女の好きな色?のスカーフとのこと
随所に白黒の市松模様だったりギンガムチェックだったりジム・ジャームッシュ風(カラックスが先)
アパートの大音量パンクロック音漏れのインターフォンに向かって詩を詠む男性と
その後おもむろにベッドから降りてタップダンスをする女性
ゲーセンの音はパンクというよりテクノ懐かしいピンボール
電飾の派手なマシンに集まるのは白シャツの日本人?
アンプル剤多用のアレックス
この頃のドニラヴァンはまだ子供だったけど
怪物の素性が窺い知れる怪演
青春映画そのものだけどタイトルがtrfで笑
若くてかわいい!
フィルムが古いから途切れたのかそういう編集なのかもわからないくらいよくわからなかった。
2022年3月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
≪WE MEET LEOS CARAX!≫
ミレーユが音楽をかけると流れてきたのはアメリカのハードコア・パンク"DEAD KENNEDYS"で、ほぼフルにジェロ・ビアフラの声が聴こえる中でのベルナールが詩的に吐く台詞との違和感、作品全体の雰囲気から白黒の映像を踏まえたLookに意表を突かれる選曲、デヴィッド・ボウイの方がまだしっくりくる。
アレックスとミレーユが会話するパーティでの場面が長尺でゴダール監督作『気狂いピエロ』の序盤でのパーティを思い出す、個人的に。
何が起こったのか、混乱してしまう終盤に違う角度から見せる同じ場面の唐突さ、バッドエンドでありながら意味深に歪んだ恋愛体質??
2022年3月19日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
『汚れた血』と『ポンヌフの恋人』はだいぶ前に観ていたが、ようやく観た。
レオス・カラックス監督の長編第一作であり、アレックス3部作の1作目。
しかし、自分には正直言って意味不明の映画で理解不能だった…(^^;
恋人を親友にとられたアレックスと同棲生活失敗したミレーユが、パリのパーティで出会うのを描いているのだが、「う~ん、結局、監督は何を言いたかったのか?」が分からなかった。
アレックス3部作の1作目と2作目、『汚れた血』は大感動のクライマックス、『ポンヌフの恋人』も宿無しカップルを描いた素晴らしい映画だったが、やはりジュリエット・ビノシュの存在が大きかったと言えよう。
本作は、それら2作より前の作品なので、レオス・カラックス監督がだんだんと素晴らしい映画を撮るようになった…と思うしかないのかも…。