フィフス・エレメント

ALLTIME BEST

劇場公開日:1997年9月13日

解説・あらすじ

「グラン・ブルー」「レオン」のリュック・ベッソン監督による、制作費100億円のSFアクション大作。2214年、地球に5千年に1度の危機が迫っていた。タクシードライバーコーベンと、地球を救うというモンドシャワン星人の細胞から生まれた美女リールーは宇宙へと旅立つ。主演はブルース・ウィリス 、共演はスーパーモデルとして活躍していたミラ・ジョボビッチほかゲイリー・オールドマン、イアン・ホルムなど。

1997年製作/126分/フランス・アメリカ合作
原題または英題:The Fifth Element
配給:ヘラルド
劇場公開日:1997年9月13日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第70回 アカデミー賞(1998年)

ノミネート

音響効果編集賞  
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映画レビュー

4.0 少年の頃の夢を監督になって叶えた

2025年12月3日
PCから投稿

少年リュックの夢
愛こそ地球を救う。

スターになっていたブルース・ウィリス
そしてミラ・ジョヴォヴィッチ
個性派ゲイリー・オールドマン
この3人を中心に陰謀渦巻く世界を描く

ダラダラしないストーリー展開
難解度の少ない人間関係など
哲学好みの大人向けではないが
スピード感もあり観やすい映画

クリス・タッカーのハイトーンの声
謎の声の主ジャン・レノもいる

時代や予算の関係上チープに感じるが
一度見たら忘れられないシーン満載
さすが少年リュック・ベッソン原案
監督になって完成させたのは立派

登場人物の立ち振る舞いなど
どこかフランス的と感じる。

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星組

4.5 このノリのリュック・ベッソンが好き

2025年2月12日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

楽しい

興奮

十数年ぶりに観てみると、やはりそう思う。6年ほど前に『ヴァレリアン』で「フィフスエレメントみたいで良いじゃん!」と思い楽しんだものだが、楽しみつつもうっすらと予想していた通り世間の評判は上々とは言い切れないものだった。だがやっぱり私はこの荒唐無稽でハイテンションなSFが好みだ!
幼く本能で生きるリー・ルー、なんだかんだ熱いコーベン、奇抜な有能のふりをしたひたすら不憫で可哀想なゾーグ…。なにより山寺宏一の吹き替えが最高のルビー・ロッド!この声が聞くためだけ吹き替えで観る価値は間違いなくある。
よく分からない設定とよく分からない単語を理解しきれないままに物語が進んでいってしまう、というSFあるあるはありつつも、ストーリーは分かりやすくテンポも良過ぎて飽きずに観ることができる。エレメントのギミックを探ったり、ラストのゾーグとのすれ違いは大好きなシーン。
真面目に撮るのも良いが監督のバカSFは定期的に撮ってほしいものだ。

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ezio

4.0 【”愛は地球を救う”今作は、リュック・ベッソン監督独自の斬新な近未来SF作品であり、ミラ・ジョヴォヴィッチの出世作品。ハリウッドSFとは全く異なる世界観に魅了される作品でもある。】

2024年12月20日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

興奮

幸せ

■1904年。エジプトのピラミッドで5番目の要素と世界を滅ぼす邪悪な存在の預言が記された石板が発見されるが、円盤で飛来したモンドシャワン人により持ち出される。
 300年後。世界は凶悪な”ミスター・シャドウ”に脅かされていたが、モンドシャワン人の意思を継ぐコーネリアス神父により、彼らを地球に呼び寄せるが、マンガロア人により撃墜される。だが、その中から取り出した腕の細胞から、科学者たちはリールー(ミラ・ジョヴォヴィッチ)を誕生させる。
 リール―は脱走するが、偶々通りかかったタクシー運転手のコーベン・ダラス(ブルース・ウィリス)に拾われる。

◆感想<Caution!内容に触れています。>

・リュック・ベッソン監督のSF映画と言えば「ヴァレリアン 千の星の救世主」を観た時のハリウッド映画とはテイストが全く違う暖色系の色使いや、不思議過ぎる雨中生物の造形にビックリした事を思い出す。

・だが、今作を観るとその作品よりも前に、この作品でリュック・ベッソン監督独自の斬新な近未来の世界感が確立されている事に驚く。

・物語としてはシンプルで、何処かユニークさも漂う不思議な作品であるが、とても魅力的である。
 多分、リュック・ベッソンが所有する広大な映画セットで作られた気がするが、登場する人物、例えばゲイリー・オールドマン演じる武器商人ゾーグの、不思議なヘアスタイルや宇宙人たちのコレマタ、不思議な造形が印象的である。

・オレンジ色の髪をした無茶苦茶若きミラ・ジョヴォヴィッチ演じるリールーの存在感も強烈である。
 それにしても、リュック・ベッソン監督は若き才能ある女優発掘能力は凄いもんだと、改めて認識してしまったな。

<ラストは、コーベン・ダラスとリールーが愛する事で、水・火・土・風とともに第五の要素が”愛”である事が分かり、”ミスター・シャドウ”は、只の小惑星になるという、なんともファンタジックな結末であるが、兎に角ハリウッドSFとは全く異なる世界観に魅了される作品である。>

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共感した! 5件)
NOBU

3.5 ベッソン監督によるSF大作‼️

2024年10月14日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

興奮

明らかに畑違いと思われるリュック・ベッソン監督によるSF大作なんですが、これがなかなか面白い‼️23世紀の地球を舞台に、巨大な邪悪生命体の接近による地球滅亡の危機に立ち向かうタクシー運転手の男と、謎の美少女の活躍を描く‼️主人公を演じるブルース・ウィリスは「ダイ・ハード」と同じく、ショボい中年のオッサンが鮮やかにヒーローに覚醒‼️ヒロインのミラジョボはほぼセリフなし、オレンジヘアにブルーアイ、キワどい衣装にカンフーアクションで魅力爆発‼️奇妙なヘアスタイルしか印象にない悪役のゲイリー・オールドマン‼️しかもオールドマンはウィリスと一度も対決することなく爆死‼️「レオン」再びですね‼️未来世界や衣装のビジュアルもベッソン監督のビジュアルセンスが光っていて、かなり見応えあります‼️ただ私的にこの作品の評価をかなり下げてるのはDJルビー・ロッド‼️クリス・タッカーが体現する、四六時中ぺちゃくちゃとキィキィ声で喋り続けるこのキャラは、私が観た中で最もウザいキャラですね‼️

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