トップガンのレビュー・感想・評価
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【トップガンの教官】
この「トップガン」にトップガンの教官になるという伏線があったことを全く覚えていなかった。
それに、このマーヴェリックがバイクで疾走する場面があったからこそ、ジョン・ウー監督のMI2のバイク・アクションがあったんだと改めて考えたりした。
ミグとの戦闘などからも分かる通り、冷戦下で、この映画が制作された。
今もロシアは一定の脅威だが、今は、どちらかというと仮想敵は中国だろう。
少し興醒めかもしれないが、アメリカの軍事技術の発展・進化は日進月歩で、戦闘機シミュレーター・ベースでのドッグファイトでは、パイロットはAIにほぼ勝てなくなってきていると、先般、報道番組が伝えていた。
だから、この「トップガン」のテレビ放映後にあった最新作の制作を伝える特別映像で、プロデューサーのジェリー・ブラッカイマーが、これが最後のスカイ・アクションになるだろうと言っていたのかもしれない。
元大阪府知事の橋下徹が、我が国のブルー・インパルスの東京オリンピックでの戦隊飛行を絶賛して、有事の際は、こうした訓練を受けた世界最高峰のパイロット達が日本を救うのだと言って愛国心煽ろうとしていたのだけれど、日進月歩の世界で、本当にバカなことを恥ずかしげもなく発言していたのだと近い将来思い出す日が来るのだろうと思う。
戦闘機AIの進化もそうだが、ミサイル防衛でのアメリカとイスラエルの軍需産業が開発したアイアンドームのとてつもない能力や、2025年には配備されるという戦闘機搭載型のミサイル迎撃レーザー・システムなども仮想戦争地図を塗り替えると思う。
アメリカが、近々グアムかサイパンで実験を行なうと言われているアイアンドームは、イスラエルでハマスの数百発のミサイルを半分の能力で、打ち損じを数発に抑える高い能力を発揮した。
アイアンドームは、もともとヒズボラの2万発弱のミサイル攻撃を想定したものだ。半分の能力とは、1発のミサイルに対して2発の迎撃ミサイルを使用することになっているのだが、1発だけ使用したということだ。
もし、韓国や台湾がこれを装備したら、本当に北朝鮮や中国は激怒もするだろうし、狼狽もするだろうと思う。
レーザー・システムもそうだ。
その威力は認識されていたが、長距離の迎撃を想定すると、レーザーは空気中の水分で拡散されたり、地球の重力で曲がったり、これら克服するするには莫大な電力を消費するという障害が考えられていた。しかし、今は、発想の転換で、蓄電能力の向上もあって、小型化して戦闘機に搭載すれば、一定の距離で効果を発揮できるというところまで来ているのだ。
実は、アホな政治家や、橋下徹のような政治家もどき、ネット右翼より、ブルー・インパルスのパイロット達の方が、もっともっと科学的で冷静な視座に立って未来を考えていると思う。
中国の威嚇行動に対して、台湾有事も国際政治学の世界では、様々なシミュレーションが実施されていて、例えば、100万人必要とされる長期的占領のための中国軍人は船で輸送せざるを得ず、台湾の上陸地の少なさも手伝って、半分の輸送船は台湾海峡で撃沈される蓋然性が高く、中国は100万人の駐留のために、100万人の軍人の命を犠牲に出来るのかなど議論されているはずだ。
だから、小競り合いがあるとしたら、中国本土から遠く離れ、中国の領有をどこも認めない南シナ海だと考えられているのだ。血気盛んで自制の効かない軍人は絶対にいるからだ。でも、四方を領有を主張する国で囲まれて小競り合いに終わるのだ。
そして、前述のアイアンドームが配備されたらとか、防衛もエスカレーションする。
バカな連中は、武器を持ったら、それだけで高揚感に浸るが、使用して、武器が使えなくなった場合のシミュレーションはしないのだ。
もし、ヒズボラが2万弱のミサイルを撃って、殆どが撃ち落とされたら、その後、そいつらはどうなるのだろうか。
一気に無力化した戦闘員ほど、役に立たず惨めなものはない。
だから、様々な知識を持って、こうした映画は、映画として楽しむところにとどめて、バカな連中は歪んだ愛国心を高揚させようとするかもしれないだろうなと、上から目線で見下しているのが、正しい在り方だと思う。
自衛隊員の方が、100倍楽しみ方を知っている気がする。
ブルー・インパルスに敬意を表して加点!
優雅なトムキャット
アメリカ映画といえば•••
以前に映画館で見た時より…
【”とっても格好良いお洒落な米国空軍志願者募集映画”中坊の時に観た映画だが、見事に内容が脳内に残っていない映画である・・。”そうか!この映画はカッコよい空軍パイロットを描いた娯楽大作だったんだね!”】
ー 私事で恐縮であるが、当時の”友人”の希望で、無理して劇場で鑑賞した。
30年振りに再鑑賞したが、覚えていたのは当時好きだった「ベルリン」の”愛は吐息のように”だけであった・・。ー
◆感想
・当時の微かな記憶であるが、トム・クルーズの人気が出ていて、デートには”最適!”と言った感じだったのであろう。
・ほぼ同年に公開された「プラトーン」は泥だらけのベトナムの地獄の様な状況下で経験した、苛烈で、激烈なシーンの数々が長く記憶に残っていたが、今作は見事なまでに細部まで、全く覚えておらず、驚愕した。
ー 映画館で観た映画の内容は、可なり覚えている自信があるが、見事にその根拠なき自信が瓦解した作品である・・。ー
・今作ではトム・クルーズ演じる超絶飛行テクを誇る男が主人公として描かれているが、実戦シーンは殆どなく、恋愛映画としても”どうなんでしょうか・・”という感想である。
ー 中坊の私は、”友人”との映画鑑賞後のその後をどうするかを考えていて、内容を覚えていなかったのか・・。
この大ヒットした映画の内容が全く記憶にない事に驚愕したが、申し訳ないが30年後に観ても、”お洒落な疑似戦争映画”としか見れずに、面白さは感じられなかった。ー
<公開が、物凄ーく延期になっている新作映画は、成熟したマーベリックの姿が観れることを、是非とも期待したいものである。>
トムクルーズに酔いしれる映画。
とにかくトムクルーズがカッコいいに尽きる。
ストーリーは器用貧乏という印象。
ラブロマンスがかなりチグハグで、
行き当たりばったりな感じ。
かなりのご都合主義で感情移入はできなかった。
最後ワシントンから彼女が帰ってきたのは何故か。
教官と生徒という禁断に手を出す設定はいいが、
その後の展開はかなり薄味だった。
戦闘機に関しても、実機ということで臨場感や音は
かなりの迫力であったが、情けの程度に親友を死なせとけば
良いでしょというテキトーさが見えた。
それから立ち直ってどうですかと言われても、
よくあるよねという感想で、途中から分かりきってしまったのが残念。
しかし、トムクルーズはハマり役で、出世作と言われるのは
納得である。とにかく魅力がたっぷり詰まっていて、
若き日のトムクルーズを見たいならこの映画を
見るべきだろう。
テーマ曲であるデンジャーゾーンもかなり決まっていて
映画とマッチしたかっこいい曲だった。
有名すぎて誰もが知っているが、映画と重ねると
不思議と倍以上かっこよく感じた。
はやく [トップガン マーベリック] が見たい!
ただカッコ良い映画
か、かわいい…(*'▽')
言わずと知れた、全世界を熱狂させた映画。
もう、かっこういいの、なんのって…。
やんちゃさ=背伸びした強がり→本当の恐怖と相棒を失った自責・喪失感→そんな自分に打ち勝って、本当の男になる、その間自分を支えてくれる存在に気づき、助けて助けられてという本当の強さを知るという、王道の成長譚。
それが、CGじゃなく、米軍の全面的協力を得て、本当の飛行等の映像を織り交ぜて描かれる。
OPからつかまれる。”伝説の”と言われるのも納得。
荘厳に始まるトップガンのテーマ。クレジットのバックには、オレンジ色をバックに、シルエットで映し出される戦闘機と離陸着陸のために黙々と働く男たち。トムキャットの車輪。徐々に高まる期待。そしてDanger Zoneに変わる頃、陽が昇り、人々と戦闘機の姿がはっきりと見え、やがて機体は空を舞う。そこからDanger Zoneの歌そのままの緊迫した展開へ。
ここだけでも満腹。何度も見返してしまう。
抜ける空の青さ。雲の厚み。海の輝き。時に虹のように見える光。
そして最高にアゲアゲの音楽。バラードでさえ、ロマンチックかつアゲアゲになる。
サントラだけでなく、機体のエンジン音?等、より効果的に響くように加工してあるそうな。
そんな舞台装置に、見劣りするどころか、光る男たち。もちろん、その筆頭格はトムクルーズ様。
はぁ、もうため息しか出ない。
なんだけど、最近の渋さが加わったお姿を見慣れているせいか、主演のトム様がかわいく見える。
1粒で2度おいしいって、このこと?
再見する価値があると思います。
ザ・王道
音楽の高揚感、ドッグファイトシーンが秀逸
男女共に好きになる作品
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