トップガンのレビュー・感想・評価
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海軍パイロットの青春
当初はあまり知らなかったですが、続編の予告で興味を持って前作をプライムで鑑賞しました。
1986年の映画ということもあり、トム・クルーズがとても若くて驚きました。
それだけでなく、戦闘機の飛行シーンが昔のものとは思えないぐらい迫力がありました。
また、マーヴェリックと仲間たちの関係が丁寧に描かれており、特にグースとの絡みに熱くなりました。
主題歌も有名なので以前から知っていましたが、改めて聞くとすごくクールで印象に残るメロディとなっていました。
パイロットの青春が描かれたとてもエネルギッシュな作品でした。
最初から最後まで「トムクルーズと戦闘機」。
○作品全体
トムクルーズと戦闘機。主たる被写体をカッコよく見せたいというシンプルな欲求が魅力的な作品だった。
作品冒頭からF-14の離陸をたっぷりと見せる。空へ飛び立つまでのレッドカーペットを敷くかのように丁寧に、時間をかけて映す時間はまさしくプロモーションビデオのそれだった。飛び立ってからのF-14の映し方もとにかく見栄え重視。ドッグファイトの描写は自由度を優先しているが故に、位置関係や戦闘機の軌道がわかりづらい部分もあったが、それを犠牲にしたことによって得られるアングルも多かった。フレームイン・アウトで演出するドッグファイトのスピード感が一番印象的。水平飛行から機体を傾けフレームアウトしていくだけで、カーチェイスでは表現できない機体のシルエットの変化を高速で味わえうことができる。これが楽しかった。
マーヴェリックの直感重視の性格の原因やチャーリーとの恋の行方、グースの死…必要最低限のみの描写は「トムクルーズと戦闘機」という本作の核の部分を妨げないものになっているのだから、それでいいのだと納得させられてしまった。
グースのドッグタグを投げ、マーヴェリックのなかでグースの死を落とし込んだという描写はあるが、直感重視のスタイルは変わらない。死因がマーヴェリックに起因しないのも含め、グースがもたらすドラマはそれでいいのか?とも思ったけど、それでいいのだ。
トムクルーズが色々な表情を作り出せるエッセンスとなり、F-14の躍動に色をなすものとして機能していればそれでいい。そういう潔さが本作の長所なのだから。
○カメラワークとか
・コックピット内を人物の正面から捉えたカメラはドラマを作る上で必要なんだろうけどこのカットが入ると位置関係が分かりづらくなるのは閉口した。コックピットから見た目の前を飛ぶ僚機のカットはカッコよかった。基本機体を遠くから映すから大きい機体を普段見ないアングルで見るのはインパクトがあった。
○その他
・マーヴェリックがアイスたちとビーチバレーするシーンに結構な時間を割いていて笑った。見せたいものが分かりやすすぎる。でもそこがいい。
CGを使っていなかった世界の映像は本当の迫力
白ブリーフトム
トム・クルーズの出世作!映画館で初めてみました
午前十時の映画祭にて鑑賞。
テレビでは昔見たと思いますが映画館では初めてです。
1986年作品ということは今から39年前の映画になるので当然ではありますがトム・クルーズが若い!
そしてヒットする要素がぎっしりつまってます。
ケニー・ロギンスのDanger Zoneをはじめとする音楽。
教官とのラブロマンス。
友人の死とそれを乗り越えて成長する姿。
そして戦闘機によるスカイアクション!
青春映画のようでもある。
今見ると、マーベリックがなぜ年上のケリー・マクギリス演じる教官に惹かれたのかイマイチ謎でした。
自分が歳をとったせいなのか、好みの女性が変わったのか、昔はもっと魅力的に見えていた気がするのですが…。
続編「マーヴェリック」に出演のジェニファー・コネリーは魅力的に見えたのですが、まあ単純に私の好みの問題です。
訓練中の事故によって友人グースを失い、ショックと悲しみに打ちひしがれるマーベリックだが、結局はそれを乗り越え最後は実践で主席で卒業したアイスマンを救う活躍を見せ、いかにも娯楽映画といったトムの出世作でした。
個人的に続編のほうがよかったと思うのは、自分も歳をとったからなんでしょうねえ。
さらばアイスマン
放映当時は卒研で忙しく人気映画だけど映画館も遠くて見に行く余裕も気持ちの余裕も無かった。
トップガンを初めて見たのは就職後にレンタルビデオ。まだ地上波では放送していなかった。
映画館で見たのは今回初めてでリバイバルとは言え4K。もう見るしか無い。
当たり前だが映像も音楽もTVと比較にならない。
大画面で戦闘機の舞う様は圧巻だ。
映画の作りも良い。無謀なマーベリック、マーベリックの理解者でコンビ、親友のグース、冷静沈着なアイスマン。
熱い仲間との切磋琢磨と教官との恋。
グースの妻と子供が遊びに来ていてレストランでどんちゃんやった後に訓練中のグースの事故死。
失意の中で恋人との別れ、父親の真実を知り
複雑な思いの中で決心しトップガン卒業。
そして最後まで素晴らしい物語の流れ。
任務が終わってアイスマンとの軽口と熱い抱擁。
アイスマンが冷静過ぎて冷たい奴では無い事は所々で分かるシーンがある。任務に忠実、冷静沈着、仲間思いで熱い奴だった。
直ぐにトップガンの虜になった。
聖地巡礼と言う程大袈裟では無いがミラマー基地までエアショーを見に行った。
既に海軍から海兵隊の基地になりトップガンも引っ越していたが格納庫やエプロンなどはそのまま。
格納庫などの部隊マークは岩国基地でお馴染みの物に変わっていたがFIGTER TOWN USAの文字は健在だった。
トムがバイクでトムキャットと並走している場面を思い浮かべて基地内を見てもそんな所はどこにも無い。別の所で撮ったんだなと分かった。
そしてトップガン・マーベリックに続く訳だが、
アイスマン役のバルキルマーもお亡くなりになりクールなアイスマンともお別れ。
飛んだら命を懸ける
午前10時の映画祭で見てきました🎬
マーヴェリックにはトム・クルーズ🙂
86年公開なので当たり前ですが、若いですな🤔
まだキラキラした感じが拭えませんが、それこそがこの頃の彼の強みか。
グラサンをかけてバイクを駆る姿は、確かなカッコよさでした👍
チャーリーにはケリー・マクギリス🙂
ぬお…これは一番お綺麗な時期だったのでは。
私は外見至上主義ではありませんが、こんな人が教官でいたら男は誰もが振り返るでしょう😳
お決まりのマーヴェリックとのロマンスも、この2人がやれば絵になります😀
マーヴェリックのライバル、アイスマンにはヴァル・キルマー🙂
クールな役もやるんですね🤔
ワイルド一辺倒でないキルマーも、なかなかスマートな印象でした🫡
今年亡くなった彼のご冥福をお祈りします。
型破りなエリートパイロットが挫折から立ち直り、超きれいなヒロインとも恋仲になり…というベタなストーリーながら、訓練シーンは確かな迫力😳
そしてパイロットという職業が、いかに危険と隣り合わせかも描いている。
これらをうまくまとめ上げた、トニー監督の手腕は見事でした😀
彼が自ら命を絶ってしまったのは残念でなりません😔
確かな完成度を誇る本作、続編も年内には観る予定です💿
トムのファンならば、外せない1本でしょうね😁
名曲のオンパレード
アメリカ海軍のエリートパイロット養成所トップガンに送られたマーベリックやグースたちトップクラスのパイロットたちは、厳しい訓練に明け暮れていた。優秀なライバルのアイスマンとの衝突もあり、そんな中でも、女性教官チャーリーに恋したマーベリックは彼女にアタックし、そして訓練中の事故によりグースが死に、緊急発進により、敵ミグ戦闘機との実戦に出撃し・・・そんな話。
午前十時の映画祭15にて劇場鑑賞。
アメリカ海軍全面協力があったようで、迫真の空戦シーンは素晴らしかった。若いトム・クルーズのイケメンぶりも良かったし、ケリー・マクギリスとの恋も良かったんだけど、お姉様感が・・・。
ケニー・ロギンスやチープ・トリックらのテンポ良い曲にもワクワクした。
ストーリーは・・・まぁ、普通かな。
観れて良かった。
若さって凄い!(午前十時の映画祭)
トップガンマーベリックで、爺さんと婆さんのラブシーンを見せられて不快と思った数年後、午前十時の映画祭で元祖トップガンがあったため、足を運びました。40年ぶり、前回は中学生。
若さって凄いですね。ストーリーは並以下、ケリーマクギリスは個人的にそんなに美人と感じない、ひたすらトム・クルーズのPVみたいな作品なのに、圧倒的な満足度でした。
要因の一つとして、音楽が素晴らしい。オープニングのDanger Zoneも痺れますが、エンディングのMighty Wingsが一番泣けました。それ以外にも、要所で使われる音楽が映画の魅力を倍にしてました。もしやトップガンはミュージカル映画?
今、音楽で圧倒させる映画って無いですよね。特に邦画はこういう音楽の使い方すれば、もっとよくなるのではと思いました。
噛めば噛むほど旨味が出てくる作品
一生私を飽きさせてくれない、映画としての完成度があまりにも高すぎる作品。まず私がこの世で1番大好きなトム・クルーズのビジュアル全盛期作品のひとつ。
初見時は凄まじい勢いのスカイアクションについて行くので精一杯だった。なんだかアイスマンは嫌な奴に見えたし、マーヴェリックがなぜそこまで自責をするのか理解出来なかった。
だが妙な魅力に惹かれて何度も何度も繰り返しこの映画を見る度にアイスマンは作中ずっと冷静に周りを見ていたことや逆にマーヴェリックは天才であるが故に周りが全然見えてないことに気がついた。他にも繰り返される台詞回しや、操縦にも気持ちの変化が現れてること、見れば見るほどこの作品の隠し味に気づける。
午前10時の映画祭で初めてスクリーン鑑賞出来た。この作品を映画館の大きいスクリーンで見れてよかった。また機会があればその都度見に来ようと思える作品。大好きです。
2024/11/8 金曜ロードショー
2025/9/3 午前10時の映画祭
トム・クルーズの圧倒的主人公感
本作の魅力は何といっても劇中登場のアイテムが当時日本中で爆発的に大流行したことですね!
今年はリクエスト結果をもとに選定された「午前十時の映画祭15」。
昨日のリドリー・スコット監督『エイリアン』に続き、本日は弟のトニー・スコット監督『トップガン』を鑑賞。
『トップガン』(1986年/110分)
本作品も、もはや説明は不要。
公開の年間全米興行成績1位を記録し、主演のトム・クルーズをはじめ、ヴァル・キルマー、メグ・ライアン、ティム・ロビンスらがトップスターの仲間入りを果たした80年代を代表する傑作。
CG技術が一切ない当時、アメリカ海軍が全面協力した本物のF₋14を使用した白熱の空中戦(ドッグファイト)、当時の東西冷戦の緊張感、マッチョな米国と不気味なソ連の対比は観客にも身近に共感、公開から40年経った今でも出色。
キャスティングもヘルメットのシールドから見えるトム・クルーズの鋭い眼差しは彼以外の俳優にはなかなか真似はできず、まさに彼のための映画でしたね。
そして本作の魅力は何といっても劇中登場のアイテムが日本中で爆発的に大流行したことですね。
トム・クルーズが乗ったバイク「カワサキ・ニンジャ」やレイバンのサングラス、そしてアメ横まで買い求めた「MA₋1」ジャケット(実際の劇中はG₋1)、ドッグタグ、さらにゲームセンターにはセガが開発した体感ゲーム『アフターバーナー』に日々百円玉を吸い取られていました。
一つの映画でこれだけさまざまなアイテムが大流行した作品は過去記憶にありませんね。
そして極めつけは劇中の音楽。
オープニングから観客を魅了したケニー・ロギンス「DANGER ZONE」をはじめ、甘いムードのライチャス・ブラザーズ「You’ve Lost That Lovin’ Feeling」、ジェリー・リー・ルイス「Great Balls of Fire」、映画のラストはチープ・トリック「MIGHTY WINGS」と、とにかく選曲の良さ、音楽がもう一つの主役のように際立っています。
プロデューサーのドン・シンプソン、ジェリー・ブラッカイマーが『フラッシュダンス』『ビバリーヒルズ・コップ』などを大ヒットさせ、その流れで当時大流行のMTV風に仕上げたと思いますが、本作でもほぼ9割は何かしら劇伴が流れており、作品に圧倒的なスピードとテンポを与え、登場人物の心情に寄り添いメロドラマのようですが実に見やすいです。
昨今の洋画では、誰もが知っている映画音楽(テーマ曲)のヒットが久しくなくなった印象。
CG技術やシナリオ・プロットではすでに限界が感じられるので、今一度音楽面での強化と盛り上げ、ムーブアップが洋画復活の一つの糸口になりそうですがどうでしょうかね。
危険領域へのハイウェイを、若きトムは突っ走っていた!
午前十時の映画祭15にて。
オープニングの映像で、空母の甲板で艦載機を送り出す誘導員が片足を前に伸ばして頭をかがめたポーズを真似したものだ。
男の子たちはジェット戦闘機にワクワクし、女の子たちはトム・クルーズにドキドキした。
この頃は、ビーチバレーが競技化されてオリンピック種目になるとは思ってもいなかった。
整然と並ぶ戦闘機を包み込むように立ち昇る陽炎、夕暮れの空を横切る戦闘機のシルエット、正面から見た戦闘機の背後に渦巻くベイパー、トニー・スコットの画作りは徹底的に格好良さを追求している。
ロマンスの場面では、トム・クルーズとケリー・マクギリスをとことんアップで捉える。
エレベーターで接近する二人の目線、トムは彼女の右目と左目を交互に見つめて左右に揺らぎ、ケリーは彼の目と唇の動きを捉えて上下に揺らぐ。
ライバルのヴァル・キルマーがトムに向ける熱い視線、教官のトム・スケリットが遠くから投げる温かい視線。
トニー・スコットの映画芸術はまだ開花したとは言えないが、細やかな演出もあった。
2025年4月1日に永眠したヴァル・キルマーに合掌。
それにしても、マーヴェリック(字幕ではマーベリック)の復活に沸き立つ空母の甲板で、ティム・ロビンスの背の高さがひと際目立つ!
Take my breath away
これが映画
原点にして至高
午前十時の映画祭にて鑑賞しました
今の時代に映画館で鑑賞出来た事に感謝
音が走る、視界が飛ぶ、「かっこいい!」という感情に没入させてくれる110分
まだ新作映画がしがらみなくエンターテイメントとして受け入れられていた時代の良さか
音楽と幕間の表現、爽快感を与えつつ不快感を抱かせない絶妙な展開、ストーリーの緻密さではなく「こういったのが見たかったんだよ」と思わせるのはさすがの一言
エンディングの爽快感はトップガン マーヴェリックを今でも凌ぐのではないかと感じたほど
また、ケリー・マクギリスの眼力、これこそ本作の魅力の一つではないかと感じます
ショートジャケットにジーンズスタイル流行りましたね
マーベリックのGPZ900Rに憧れて「限定解除して革ジャン着てバイクに乗るんだ」と思ったものでした
本作は音も重要だと感じますので公開劇場は限られておりますがお時間の合う方はぜひ劇場に足を運んで頂きたいと思います
つい何度でも観たくなる映画
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