時計じかけのオレンジのレビュー・感想・評価
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この映画を観てから「ジョーカー」を観れば良かった。
こう言う映画は苦手だけど、
午前十時の映画祭のラインナップに入っていて、
それなりの評価と映画史的に重要な作品なので、
勇気を出して観て来ました。
ビジュアル的には流石にキューブリックで、
レコードショップとか主人公の住まいのインテリアとかが
なんかカッコイイのよね。
で、暴力シーンやレイプシーンに最初は引いてしまうけど、
中盤からちょっと様子が変わって
直接的な暴力よりも、有る意味もっと怖い世界へと
話が展開して行くのよね〜
若い人に解りやすい例だと数年ぶりに新作が放送される
アニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」の世界観、
あんな感じの洗脳とか管理社会とかに興味のある人には
楽しめるかも〜〜
で、月に8回程映画館に通う中途半端な映画好きとしては
不謹慎ながら観ているうちに
暴力シーンなのに
ちょっと笑ってしまう様な作りになってる。
大きな大きな、ある芸術作品で
金持ち女性のお口を攻撃する暴力シーン!
酷いシーンなのにバカバカし過ぎて笑ってしまう〜
一周回って、なんという恐ろしさよ〜
この世の中にはどうしようも無いけど
一定程度は「反社会的」な人間はいる
だからと言って、
すべての人間を洗脳、管理する社会はとても、とても危うい〜〜
この映画を観てから「ジョーカー」を観れば良かった。
暴力というもののもっと違う何かが観えたかも〜〜
@お勧めの鑑賞方法は?
「映画館で集中して観て欲しい〜」
何故「2001年宇宙の旅」から一転コレを作る気になったのか?
キューブリックの性格がチョー分からんw
午前十時の映画祭で鑑賞。映像も音も綺麗✨
やはりこの映画は第九🎵
不良少年アレックス達は街で強盗、暴漢、レイプを繰り返す。ある時アレックスだけが捕まり人格改造実験をされ、別人になるのだが、、、。
最初観た時は凶暴で無慈悲で考えた人凄いなと思いましたね。「雨に唄えば」暴力やレイプシーンなんて観ている人をあえて突き放す様な映像。
そして人格改造シーン。犬や猫の去勢や競走馬のブリンカー等に通じ、何故今まで人間には無かったのだろうか?的発想。
アレックス役マルコム・マクダウェル。あの顔つきは当時映画に出しちゃいかんでしょ?w的。
後半仔羊になってしまったアレックスを落とすだけ落とす展開には無口になってしまう。
昔の作品ってある程度落ち着きのある作品ってイメージでしたが、落ち着きの無い&観客を突き放すこの映画はかなりインパクトありました。ホント何故これが超落ち着き&観客を引き込む映画「2001年宇宙の旅」の後なのだ?真逆の映画では無いか?
不思議でたまらん。
キューブリックの当時の事を考えながら観る作品です。
マルコムの演技がイチバン!
性と暴力の勝利
どれだけ外的力が加わっても、人間の本能は消え去ることはないだろう。
未だかつてないくらいの美しいバイオレンスだった。
キューブリックが作る世界観が本気でかっこよすぎた。たぶん今後も観ることになるであろう映画だと思う。(割と長尺ではあるが)
映画のあり方として、
カタルシスとしてもウルトラバイオレンスが超クールに描かれているのはありだと個人的には思う。これは現実では出来ないことをアレックスが代わりにしてくれている感覚になる。ずっとアレックス視点で描いているから。こんなにも嫌な気持ちにならない残虐性があるのかね。
そこまでグロさがないのも私的には好きなポイント。
あと、性器がモザイクなしに劇場で観れたことに感激した!モザイク加工に萎えなくて済んだ!
やっぱり鑑賞後にどう考えても、アレックスは魅力的だわ。憧れとかそんなんじゃなく、ただただクールで、パワーの象徴。まじでファーストシーンのにらみからもう鳥肌ものだったけどね。
『時計じかけのオレンジ』原作とスタンリーキューブリックの出会いが奇跡としかいいようがない、映画でした。キューブリックの過度に表現しない感じ(抑えめな感じ)が良かった
原作のバージェスが造った造語のセンスとキューブリックの世界観が本当にぴったりだよね。
めちゃくちゃ人と語り合えるだろうけど、何を言うにも危険が伴う映画だねえ。
ま、古典なんでしょうね
3回目で監督の意図をなんとなく理解できたような気がする
よくわからなかったけど、凄かった
・午前10時の映画祭のおかげでスクリーンでの鑑賞。大きな画面で美人の裸が観られるのが良かった。全般、悪趣味な美術でマッドマックスと現代との間の近未来のようなディストピアのセンスが凄いなぁと思った。
・未来らしく独自の単語を多数つかっていたのがややこしいなぁと思ったけど、未来っぽい感じがして面白かった。
・アレックスの矯正方法が脳に電流とか流すのかと思ったら薬を打って映画を観せる。というのが面白かった。それが、物凄い効いてて更に面白かった。それについて、ラストまで話が繋がるのは驚いた。
・不良グループが警察官になったり、政府が人格を改造することを推し進めたり、結果、個人の諸行というより、根本は国家の諸行の末に不良が生まれるのかと、思ったら怖かった。
・ブルジョアとプロレタリアートの二者対立は未来永劫続くんじゃないかと思い、やや憂鬱になってきた。
アルトラ・ホラーショー
臆せず全裸をそのまま写してくれる映画が好き。
アレックスの青い目がとても印象的だった。
片目のつけまつげがなんだか色っぽい。
独特の言葉を使うのでたまに何が何を指すのか不明になるけど、何となく伝わるのも面白い。字幕の人は大変だっただろうねぇ。あン?
前半の無邪気で恐ろしい暴力描写にときめいてその犯罪行為の数々に大興奮していた。
猫夫人とのやり取りが好き。
あの置物の意味深な動き方はなんなんだろう。おきあかりこぼしみたいな物なのか?
何より、早送り乱行シーンってこれか!というちょっとした感動よ。
暴力レイプシーンがとても良かっただけに、後半のアレックスの散々な扱われ方は少し残念に思った。物語としては面白いんだけど。
独裁リーダーは迂闊に落とされる。
あっさり捕まってからの弱い抵抗と真面目さがなんとも惨めなことよ。
かの有名な強制目ん玉ひん剥きシーン。
こちらの目も痛むようで、わざと多めにまばたきして自分を誤魔化しながら観ていた。
超暴力は悪、超暴力は悪、超暴力は悪。
カリスマがあっさり屈服される様にガッカリしつつ、その実験的治療の気持ち悪さに震える。
解き放たれたアレックスのこれまた可哀想なことよ。
過去との再会にハラハラ。
特に老作家。いっそ直接的に残酷に手を下して欲しい、だとか、例の治療など無かったかのように平然と返り討ちにして欲しい、だとか、そんな考え無粋なんだろうな。
HOMEに入った辺りから、正直もうどう観ていれば良いのかわからなくなった。迷わされる。
一つ一つのモチーフも気持ち悪い人しかいないキャラクターも好き。
スタイリッシュな映像表現に高まるし、ベートーベンを「ルートヴィヒ・ヴァン」と呼ぶセンスに感嘆した。
ただ、焦点を合わせる先がだんだんぼやけてきて、どんどん興味が薄れていってしまったのも事実。
アレックスに嫌悪感や怒りを抱ければまた見方も違ったんだろうけど、私は犯罪漬けの彼のほうが好きで、その頃の彼に変にこだわってしまった。
もっちゃもっちゃ…パコッ!の餌付けシーン、大臣との会話の内、凝縮されたスリルが走った一瞬の間がたまらなく好き。
治ったというか、戻ったようにも思えたんだけど。
ストレートな犯罪も正義で固めてみせた治療も取り繕い方も全部全部イカれてるんだよね。
人間って嫌ね。面白いよね。
午前10時の映画祭にて、初鑑賞。
この作品をスクリーンで観られて良かった。
パイオツミルクマシーン笑った。
午前十時の映画祭で初のスクリーン鑑賞
現代の寓話
様々な感情を味わえる、強烈な作品(令和でも楽しめる)
その時代で…
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