サーフズ・アップ
劇場公開日:2007年12月15日
解説
周囲からの称賛と尊敬に憧れる新人サーファーのコディは、“サーフィン・ワールドカップ”で優勝すれば、夢が叶うと信じていたが、老いぼれサーファーのギークと出会い、試合で勝った者だけが必ずしもチャンピオンとは限らないということに気付く。競争激しいペンギンのサーフィン界で奮闘する1匹のイワトビペンギンの姿を、ドキュメンタリー風の演出で描いた長編CGアニメ。声の出演は「トランスフォーマー」のシャイア・ラブーフやジェフ・ブリッジスら。
2007年製作/85分/アメリカ
原題:Surf's Up
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
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2023年3月2日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
唯一の見所はイワトビペンギンがヤバいね、とペンギンの種類を覚えられた事くらい(苦笑)。
サーフィン好きか小栗旬ファンじゃないと時間の無駄。
まず目立つのが小栗旬の演技の下手さ。
映像作品ではそれなりだが(大河主演するくらいだから少なくとも下手糞ではない)吹き替え/アフレコとなると別の技術が要る。
それと今回は渋谷系サーファーの軽さを狙ったんだろうが、
元々小栗旬は真面目な俳優なんだろう、 軽薄なサーファー野郎なトークが似合わない。
映像作品ではビジュアルがプラスされるから違和感ないが、 声だけだと演技だと違和感丸出しで、とにかく演技力で乗り切ろうとしてる感じで、チャラ男なパリピを演じきれてない。
マイク眞木と共演なんだから息子の真木蔵人と親子共演でも面白い。 サーフィン親子だし流行のイケメン俳優よりも話題性はある。 真木蔵人は元イケメン俳優だし。 一番面白いのは木村拓哉や山口達也等サーフィンを得意とする、 ジャニーズ系の俳優だが、 木村拓哉はジャニーズ事務所との確執(工藤静香と勝手に結婚した既婚者)で無理だし山口達也は売れないTOKIO(苦笑)だし。 とにかく話題性を狙った俳優を使いたいなら、 せめてサーフィンにゆかりのある俳優を起用するべきだろう。
とここまで酷い話なら見た事を後悔するだろうが、 肝心の映画の内容についてはまあまあなのだ、とはいえやはり。
酷い吹き替えのせいでストーリー云々はともかく (強いて言うならアメリカ人はロッキー信者が多い ^^;)、 サーフィンのシーンCGは噂通り素晴らしい。
もっともあえてCGアニメにしなくても実写でも充分通用するだろうが、 色々と大人の事情ってヤツがあるんだろう(ディズニー/ピクサーのトイ・ストーリーが新規開拓したCGアニメの市場)。
とにかくB級扱いで構わないから、 話題性よりも実力派で作り直したらもっと面白くなると思う。
2021年10月17日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
冒頭からインタビュー形式で始まるドキュメンタリータッチのアニメ?と、不思議な感覚に包まれる。そういえばサーフィン映画にはドラマもあるけどドキュメンタリーも多いし、そうした映画をオマージュしていたのかもしれません。山下達郎の曲をフィーチャーした『ビッグウェイブ』もあったし、サーフィン映画はBGMも重要な要素。それを考えると、少し物足りなかった・・・
主人公コディはイワトビペンギン。『皇帝ペンギン』『ハッピーフィート』に続きペンギン映画でもありますが、そのペンギンが伝説のサーファー“BigZ”に憧れて、ペングーアイランドで催される大会に参加する物語。ペンギンは泳ぐのも得意なんだし、何もサーフィンさせなくてもいいじゃないか・・・と冷ややかな目で見ていたのに、いつしかその違和感も全くなくなりました。
サーファーのサクセスストーリーだとか、迫力ある波乗りシーンを中心にしたものとか、そんな先入観も打ち砕かれるほど、意外な展開・・・というより、単なる友情物語でした。生きていく目標が大会で優勝することだなんてつまらないこと。サーフィンは楽しむものなんだ、と隠遁生活を続けていたギークは説く。コディはそれを理解できず、ライバルに勝つことばかり考えていたけど、技術的なことも教えてもらえないので焦るばかり。
なぜかペンギンだけの物語ではなく、大会にも出場するチキンのジョーも物語の中心にいる。もちろんドキュメンタリー風なので、陰では常に人間が彼らを撮影しているはず。どういう趣旨で作られたのか・・・対象年齢がさっぱりわからない内容です。それでも最後にはウルっとさせられ、勝つことが大切じゃないんだと納得させられる。いい映画だったのかな・・・
【2007年12月映画館にて】
2014年3月9日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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ドキュメンタリータッチで描かれた青春映画です。
終始ドキュメンタリー風。こういうトリッキーな作り方をしていて予想外でした。
ドキュメンタリータッチで描かれるのは確かにおもしろいのですが、本作ではそれが裏目に出てしまっています。テンポが悪くなり、物語が失速してしまいます。ここはマイナス点ですね。
蓋をあければアニメーション映画らしい内容になっています。テーマは友情、勝敗、夢、努力などド直球です。
良く言えば王道。悪く言えばありきたり。
2007年に公開されたという事なんですが、今(2014年)に観てもCGがきれいで驚きました。ペンギンたちの毛は細部まで描かれていて、揺れたときの感じがリアルです。また、島の木々の揺れかたやこだわったのであろうジャングルなど、映像面はとにかくスゴかったです。
でもやっぱり一番なのは海のCG。きれいでしたね。水しぶきや波の砕けかたなどなど…サーフシーンは圧巻でした。
サーフィンやりたくなりますね(笑)
前半はやや間延びしますが、後半からラストの爽快感はスゴく良かったです。
真剣に観るのではなく、菓子やジュース片手に子供と気楽に観るのがオススメです。
2009年8月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
あまり期待していなかった割には面白かった。
日本で作った青春ドラマとかちょっと前のアメリカの青春ドラマのアニメ版ですね。
ライバルとの勝負あり、恋あり、挫折あり、立ち直りあり
期待しないで見ると結構いけますぜ!