ストップ・メイキング・センス

ALLTIME BEST

劇場公開日:

解説

アメリカの人気ロックバンド「トーキング・ヘッズ」が1983年12月にロサンゼルスで行なったライブの模様を、後に「羊たちの沈黙」などを手がけることになるジョナサン・デミ監督が収めたライブフィルム。黒子をセット変えに起用するなどユニークなステージをシンプルにまとめ、人気を博した。99年にはドルビーデジタル音響のリマスター版が作られ、日本でもリバイバル公開されている。2016年、デミ監督がロック歌手を主役に描いた「幸せをつかむ歌」の公開にあわせ、東京・Bunkamuraル・シネマで1週間限定上映。

1984年製作/88分/アメリカ
原題:Stop Making Sense
配給:boid
劇場公開日:2016年4月2日

その他の公開日:1985年8月3日(日本初公開)、2000年4月28日

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

スタッフ・キャスト

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(C)1984 TALKING HEADS FILMS. ALL RIGHTS RESERVED 提供:boid

映画レビュー

5.0Talking Headsは音源よりもライブ

2022年7月13日
iPhoneアプリから投稿

楽しい

興奮

幸せ

サカナクション「忘れられないの」での引用も記憶に新しい、ライブ映画の金字塔。
監督はなんと『羊たちの沈黙』のジョナサン・デミ。

チープなカセットデッキひとつで登場するデビッド・バーンの一人語りからはじまり、
バンドメンバー、黒人ミュージシャンたちが加わって徐々にステージが洗練されていく演出が最高にクール。

カーキ色のジャンプスーツを着たティナ・ウェイマスがとにかく素敵です。

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movienoya

5.0【トーキング・ヘッズはイカしてる】

2021年10月31日
iPhoneアプリから投稿

この「Stop Making Sense」はイギリスの音楽雑誌トータル・フィルムが選ぶ、史上最高のコンサート映画の第1位だ。

ボヘミアン・ラプソディ公開前の発表なので、今ランクするとどうかはわからないが、まあ、たぶん1位じゃないかと信じている。

もうノリノリだ。

アメリカン・ユートピアの異例のロングラン大ヒットも手伝って、この「10万分の1秒の音響映画祭」の上映だと思うが、デイヴィッド・バーンは、もうこの頃から、弾むように踊っていた。

コンサート自体はシンプルだけれど、無茶苦茶リズミカルで、映画館のシアターで、一つ席をあけた隣の女性は足でずっとリズムを取っていた。

僕の母親は、ジェームズ・ディーンが好きで、映画でジェームズ・ディーンが着ていたマクレガーのジャケットをおねだりすると、ニヤッとして”良いよ”と言ってくれるくらいイカしていたが、僕が、昔、トーキング・ヘッズのレコードを部屋で聴いていると、”なんか心臓がドカドカするから、ボリュームをもう少し下げてくれないか”と言われたことを思い出す。

ああ、母さん、イカしてないなあなんて思った。

でも、この映画をまた観直して、僕の母親は、うるさいとは決して言っていなかったし、本当は、このリズムを、胎動を感じていたのかもしれないと思って、心臓ドカドカは、今更ながらバクバクの方が適した表現かと思うけど、やっぱり、年齢の割にはイカしてたななんて改めて思ったりした。

もう説明はいらないし、今、音響の考えられたシアターで、これを観られたことは本当に幸福だけれども、映画館で観るべきとか、そういう次元を超えた作品だと思うので、Netflixで鑑賞できるし、是非、この胎動を皆さんに味わってもらいたい。

1984年の映像だけれど、ぜんぜん古さをかんじさせない。

アメリカン・ユートピアに感動した人はぜひ!

映画関係者の皆さん、これは、アメリカン・ユートピアとセットでもう少し全国的に、それも長めに上映しなよと本当は思う。

最高でした。

僕は、近々、再度、アメリカン・ユートピアに足を運びたいと思っている。

※ 親しみ込めて、敬称略😁

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ワンコ

4.0昔はわからなかった。

2021年8月9日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

「アメリカン・ユートピア」を観る前に再観。
トーキング・ヘッズは、皆褒めるがとっつきにくく、デイビッド・バーンのソロでやっと良さを感じられた自分。
今回再観して、良さがわかると同時に自分の年も感じてしまいました。
若い人は観て何か感じるかしら?

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胃袋

5.0超絶音響で

2021年7月22日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

幸せ

新文芸坐boid sound映画祭にて

昔購入したVHSカセットは未開封

この環境での初鑑賞は大正解でした

ビートとメロディの洪水にドボン!

2021大晦日スタンディング強制上映にもレッツゴー

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労働4号
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