ソウのレビュー・感想・評価
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★★★ これが全ての始まり―― 。
あらゆる意味で 『圧巻』と『感服』の ひとこと。
映像演出やシーンの過激さを抜きで考えたとしても、
シリーズ全てを通して その人間哲学を一貫させています◎
これが全ての始まりではあったけれど、
全作を通して その過去にも未来にも、
巧妙な心理と闇のスパイラルは 舌舐めずりをしながら
幾重にもトラップを仕掛けてくる―― 。
頭脳と神経を使って“濃く”観たいひとに
まさに お勧めなシリーズ作品。
最高です。
う〜ん
知人にすすめられて見ました
先がわからないワクワク感やラストシーンには驚きます
ただこういう激しい描写が出てくる映画にはその意義を問いたくなります
出来ればそういうシーンは見たくないわけじゃないですか
ならそれに見合ったメッセージや内容みたいのが欲しいんですよね
この映画はそこがう〜んって感じだったので星3
目覚めてませんか?貴方の野生
本作で劇場映画監督デビューを果たしたジェームス・ワン監督が、ダニー・クローバーをはじめとした、きらりと光る俳優陣を起用して描く、元祖シチュエーション・スリラーの傑作。
下手にビデオカメラを寝室に仕掛けてみて、超常現象をじわーっと待ってみたり、宇宙人を秘密裏に隠して観察してみなくても、密室に人間をたった2人、投げ込んでみればよっぽど卑劣な劇が生まれるもんだ。
巧妙に、複雑な設定を持ち込んで四苦八苦する現代の作り手に対する挑発である。本当に怖いのは、毎日にちょっと嘘を抱え込んだ人間であり、その人間の狡猾さを知り、その形を描くことが出来る芸術家だと、改めて気付かされる。
一見、複雑に入り組んだ人間関係があるように思われるが、その根本にあるのは完全なる密室に、ぽいっと放り込まれた人間の崩壊である。
「自分がもし、こんな状況に置かれたら・・・どうするだろうか?」その単純な自問自答の答えに、強烈な残虐性が見えてしまったとき、本作が世の中に投げかける本当の恐怖が頭をもたげてくる。
シリーズを重ねるごとに新しさが要求され、巧妙な仕掛けがこれでもかと持ち込まれるようになっていくと、その純粋な悪意という恐怖を探求する姿勢は消えていくが、原点を見つめると、観客の本能を呼び起こすいやらしさが本来の魅力であることが分かる。
本作を観賞した後、自分の姿を鏡に映してみて欲しい。微かに、本当に微かにぎらぎらと野蛮に光る目の輝きに気付くはずだ。
本当に、怖いのは登場人物の真っ白な顔ではない。じっとりと陰湿な描写ではない。その世界に向き合って、目覚めてしまった貴方の野生なのかもしれない。
そういえば
ソウはサスペンス映画を見るきっかけになった映画です。まあソウ2以降はスプラッター映画になってしまいましたけど似たような映画が次々とでてソウの影響力は凄い映画だと思います。ラストも当時見た時は衝撃的でした。ホラーに分類されることが多いですけどホラーが嫌いな自分でも楽しくみれました。時々ビックリするるけど・・・オチは予想がつかない映画です。
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