嫌われ松子の一生のレビュー・感想・評価
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『嫌われ松子の一生』
ちょっと長い。キツかったな。
同じ映像を使わず視点を変えて丁寧に撮ってる。
コミカルにテレビの時事ニュースも入って本当に巧い。
だのに何故か飽きちゃうのよね。
強弱より軽い重いの識別が欲しかったかな。
ピカイチの演技を魅せた適役の黒沢あすかのハマり具合が最高。
多数出演しても記憶に残る俳優さんは結局は少ないな。
松子✨
軽快な演出だが悲惨すぎる
総合80点 ( ストーリー:75点|キャスト:75点|演出:80点|ビジュアル:75点|音楽:75点 )
「下妻物語」に似ていると思ったら、同じ監督だった。音楽劇も交えた明るく軽快な演出だが、本当はとても厳しい話であり、それを娯楽として豪快に無理矢理吹き飛ばすように描く。
根が悪い人ではないのに、ちょっと不器用で不運で男を見る目がなかったばかりにとことん最低の人生を歩むことになった一人の女の姿に心が痛む。男に暴力を振るわれても別れて孤独よりはましなんだという彼女が、裏切られ続けて結局は孤独になるのはきついし、どう頑張っても幸せになれないこんな人って物語の中だけではないだろう。ずっと出所を待って待って待って迎えに行ったのに、理由もわからないままにただ殴り倒されただけなんて悲しすぎる。滑稽な演出が賑やかで音楽も華やかで深刻すぎる雰囲気にならなくて済んでいるが、松子の辛酸だらけの人生にはおおいに同情した。
メイクが凄い
ファンタジー映画
まだ観ていない人に絶対におすすめ
ハリウッドにも見せてやりたい!
人生って意外と良いものなのかも。
誰が彼女をこうしたの?
“中谷美紀、入魂の熱演!”てな前評判を聞きましたが、果たしてその真偽の程は…?
この映画を観る直前に、中島哲也 監督作品の、「下妻物語」を予行演習として観ました(未見でしたので…)。下妻を観た時は『何や“和製タランティーノ”みたいやな~』てな感想を持ったのですが、この「嫌われ松子…」では『お、今度は“和製ティム・バートン”みたいやがな!』と感じました(わかる人は、わかる…笑)。まあ、何にせよパワフルな映画です。
で、事前にご覧になってる方から『泣ける!』てな情報を仕入れておりましたが、『果たしてこの展開のどこで泣けるのか?』と思いながら破天荒に展開するストーリーを観ておりました。が、しかしラスト近くのシーンで、吾輩思わず“号泣”しそうになってしまいました。『松子は心の底から、“父の愛”“家族の愛”を欲していたんだな~』てのが、スクリーンからダイレクトに伝わってきて、ホントやられてしまいました。ええ、やばかったです。
今が旬の男性キャスト陣が、それぞれ持ち味を出して、キャラクターも楽しく演じ分けられています。そして何より、中谷美紀の“芸達者ぶり”が際立つ内容に仕上がっています。
男が書いたとは思えないって
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