私の頭の中の消しゴムのレビュー・感想・評価
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観てて悲しくなったけど、よかったです。 スジン1人に、病名を伝え、...
不治の病系恋愛物ど真ん中
王道。
古くて臭い話。けどそれが良い。
ただ、アルツハイマーを扱うにしては話が綺麗すぎる。
痴呆で迷惑をかける前に自ら姿を消して、介護施設にも入って準備も万全、
見目形も美しいままで、そもそもが近いうちにこの世からいなくなる。
そういう相手なら、アルツハイマーを患っていようが問答無用で「愛してる」といえる。
消えゆく花火を愛でることは誰でもできると思う。
愛というモノが試されるとしたら、
それはもっと醜い現実に直面したときではなかろうか。
病気と恋愛のバランス
痛みを我慢して鑑賞
悲しい、でも幸せに満たされる
愛するが故に涙が止まらない
傑作でした。最期は観て涙が止まらなかった。恋人たちの出会い、そして残酷な運命を美しく描いています。多分、女性が見ると号泣すると思います。男の自分は胸が痛くなります。つまらないことですが特にヒロインの指の綺麗な事が印象深かった(別に指フェチではない)よくある各国の映画っちゃあ映画なのだがソン・イェジンの演技が素晴らしくついつい映画に引き込まれてしまった。悲しくて胸が痛くなるラブストリーは韓流に限る。
甘い
拙ブログより抜粋で。
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前半の流れは目を見張るほどに流暢で、二人が幸せをつかんでいく様子は爽やかな音楽を聴いているかのように心地いい。難を言えば、あまりに軽やかに事が進みメリハリに欠くのだが、後半へとつながる伏線も用意周到に張り巡らせてあって、ここまでは上出来。
そしていよいよ中盤の山場、スジンの難病が発覚し、物語は180度暗転していく。
その後の顛末は実際にご覧になっていただきたいが、筆者としてはこの映画に乗れたのはここまで。
一言で言えば、後半の話が思いのほか薄すぎる。泣けるほどの悲しみのピークは幸福の絶頂に病魔が発覚した時点で来てしまい、後は物語そのものが惰性でしか展開していかない。
さらに言うと、スジンが難病に侵されて悲劇に向かうことは、タイトルを含めた前情報で観客にインプットされているのに、その割には前半が冗長すぎる時点で「思っていた映画」と違う気がした。観る前の印象としては、一種の「難病ものの映画」との認識でいたのに、この映画は明らかに「恋愛映画」で、病気は二人の仲を邪魔する“ひとつの仕掛け”でしかなかったからだ。
そうとわかってしまえば、前半にも比重を割いて出会いから丁寧に描くのも合点がいくし、後半は愛するゆえの悲しみに重点を置いて、闘病らしい描写がほとんどないことも納得せざるを得ないのだろう。
ただそうだとしても、後半に力を感じないのはいやおうなき実感で、難病という悲劇の上にまぶした愛の甘味料が効きすぎだろう。どんなに救いようのない状況下に置かれようとも一途に愛を繋ぎとめようとする美男美女の姿は悲劇どころか、どこか幸福的にすら見えてしまう。絶望的に見せかけても、これは夢見心地の甘い甘い恋愛映画なのだ。
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