劇場公開日:2004年3月13日
解説
「リリイ・シュシュのすべて」の岩井俊二監督が鈴木杏と蒼井優を主演に迎え、2人の少女の恋と友情をつづった青春ドラマ。2003年にインターネット配信された全3章・4話の短編作品を基に、長編映画として再構築した。
同じバレエ教室に通う親友同士の花とアリス。自由奔放なアリスに振り回されてばかりの花は、アリスが一目ぼれした高校生を一緒に尾行するうちに、その彼と共に通学している宮本のことが気になり始める。やがて花とアリスは、宮本が通う手塚高校に進学。ある日、宮本が頭をぶつけて気を失う場面に遭遇した花は、どさくさに紛れて自分が宮本の恋人であると彼に思い込ませる。嘘を重ねるうちにアリスまで巻き込んでしまう花だったが、その嘘のせいで今度は宮本がアリスに恋心を抱き、アリスもまた宮本にひかれていく。
2015年には本作の前日譚を描いた長編アニメーション「花とアリス殺人事件」が製作された。
2004年製作/135分/日本
配給:東宝
劇場公開日:2004年3月13日