キューティ・ブロンド

劇場公開日:2002年4月27日

解説・あらすじ

おしゃれで成績優秀のブロンド美人エルは、政治家を目指す恋人に「ブロンドは官僚夫人に不向き」と振られ、彼を追って難関ハーバード・ロー・スクールに進学。周囲のブロンドへの偏見の中、弁護士をめざして奮闘する。監督ロバート・ルケティックはオーストラリア出身、本作でハリウッドデビューし、ミラマックスと3本の契約を結んだ注目株。撮影はニコラス・ローグ監督とのコンビで知られるアンソニー・B・リッチモンド。

2001年製作/96分/アメリカ
原題または英題:Legally Blonde
配給:20世紀フォックス映画
劇場公開日:2002年4月27日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第59回 ゴールデングローブ賞(2002年)

ノミネート

最優秀作品賞(コメディ/ミュージカル)  
最優秀主演女優賞(コメディ/ミュージカル) リース・ウィザースプーン
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映画評論

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  • 画像1

(C)2001 TWENTIETH CENTURY FOX

映画レビュー

3.5好感が持てる女子

2025年6月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

個性的でオシャレで明るく前向きで同性から好かれるこの主人公にめちゃくちゃ好感が持てる。ハーバードのロースクールに入る理由が、フラれた男の子に見合う女になる為だったのが、彼女の更なる努力と情熱と執念により彼の手の届かない存在になる所がカッコいい。こういうタイプはきっかけは何であろうときっと偉業を成し遂げることができる。

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ゆうき

5.0勇気と元気をもらえる

2025年5月27日
スマートフォンから投稿

楽しい

幸せ

カワイイ

ピンク、キラキラ、チワワ、Y2K!
自分も昔ファッション業界から色々あって全く畑違いのお堅い業界へ行くことになって、すごく不安で...
明るく努力家なエルの姿に勇気をもらった。
定期的に見返してる大好きな作品!

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Hej

4.5【物凄いポジティブ思考の女子学生が、振られた彼を追ってハーバード法学部に入学し、新しい道を見つける物語。女性軽視の男達にキツイハイキックをお見舞いする、気持ち良きヒューマンコメディでもある。】

2024年12月16日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

知的

幸せ

 ー この作品は、全く知らなかったのであるが、笑えて後半は沁みる、とても良きヒューマン・コメディである。ー

 ・主人公のエル(リース・ウィザースプーン)が、プロポーズされると思った愚かしきワーナーに”30までに上院議員になるには、マリリン・モンローみたいな金髪女はふさわしくない。”と甚だ時代錯誤な言葉で振られてしまうのだが、彼女はそこからワーナーと同じ、ハーバードの法学部に猛勉強して入学し(この過程も、凄く可笑しく描かれている。)、当初は周囲から完全に浮いているのであるが、彼女の常に明るい笑顔を浮かべて一生懸命に法律を学ぶ姿や、ヘア&ネイルの店で仲良くなった女性ポーレット(ジェニファー・クーリッジ)の離婚問題も解決して上げる姿が、コミカルトーンで描かれるのだが、嫌味が無くってとても良いのである。

 ・当初は彼女の事を否定的に見ていたワーナーの彼女ヴィヴィアン(セルマ・ブレア)も、そんな彼女の純粋な人柄を見て惹かれて行くし、優しきイケメン級友のエメット(ルーク・ウィルソン)も彼女をサポートしていくのである。

 私は、一緒に働く仲間にも、”ポジティブ思考でやろうぜ!”(頑張ろう!と言う言葉は使わないようにしている。)といつも言っている超絶能天気男であるが、今作のエルには負けるなあ、と思ったな。彼女が周囲に発する”明るいオーラ”が凄く素敵なのである。

 ・この作品の白眉は、ヤッパリ、エルが担当教授でもあり弁護士のキャラハン(ヴィクター・ガーバー)の実習生に選ばれて、殺人事件の裁判に臨むシーンであろう。
 この裁判の過程で、キャラハンが愚かしきセクハラ男である事が分かる設定や、
 (で、彼女はそんな男がいる学校を辞めようとするのだが、それを最初は厳しかった女性教師のストームウエル(ホーランド・テイラー)が止めるシーンも、ジーンとくるのである。)
 殺人容疑で裁判に掛けられていたエルの社交クラブの先輩でもある、痩身美容を生業としていたブルック・テイラー・ウィンダム(アリ・ラーター)の黙秘理由が、”脂肪吸引をしていたのー!”と泣くシーンも凄く可笑しいのだが、エルはその事実を法廷では絶対に言わない所も良かったな。

 ・そして、彼女が射殺された男の娘を法廷で尋問するシーンも素晴らしい。男が射殺された時にシャワーを浴びていたと何度も証言していたのを知っていたエルは、再びそれを聞き失笑の中、パーマをかけた日を確認し、”パーマをかけた後、24H以内にシャワーを浴びる事はパーマを良くかける人なら在り得ない!”と矛盾を尽き、娘はブルックを指して”あの女を殺そうとしたのよ!”と言ってしまうシーンは、冒頭のエルのファッションの知識が凄いという点と見事に合致しており、参りましたなのである。

<そして、愚かしきワーナー君は、”君は素晴らしい女性だ”などと、ちゃっかり言い寄るのであるが、エルは振られた時の言葉を使って”30までに、法律事務所を持つから、あんたなんかお断り‼”とビシッと言い放つのである。あー、気持ち良いなあ。
 そして、2年後にエルは、なんとハーバード法学部の総代に選ばれ、同級生達に”やった!”と叫んで、拍手喝采、帽子が飛ぶシーンで今作は終わるのである。
 その後のエルたちの歩む姿をテロップで流しつつ・・。
 今作は、物凄いポジティブ思考の女子学生が、振られた彼を追ってハーバード法学部に入学し、新しい道を見つける物語であり、女性軽視の男にキツイキックをお見舞いする気持ち良きヒューマンコメディでもあるのである。>

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NOBU

2.5映画バービーのようで

2024年10月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

しまった感満載の出だし。
でもそうでもなかった
絵に描いたような展開だったけど、割と楽しめた

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千恵蔵

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