珈琲時光
劇場公開日:2004年9月11日
解説
小津安二郎監督の生誕100年を記念して、「悲情城市」「フラワーズ・オブ・シャンハイ」のホウ・シャオシェン監督が、東京を舞台にひとりの女性の日常を繊細に描く。フリーライターの陽子は、産みの母が台湾人で日本と台湾を行き来しているが、ある日、台湾の男性の子供を妊娠していることに気づく。ヒロイン陽子を演じるのは、デビュー曲「もらい泣き」で注目を集めた一青窃。彼女に想いを寄せる古本屋店主役で浅野忠信が共演。
2003年製作/103分/日本
原題:珈琲時光
配給:松竹
スタッフ・キャスト
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2022年10月6日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
動画配信で映画「珈琲時光」を見た。
劇場公開日:2004年9月11日
2003年製作/103分/日本
原題:珈琲時光
配給:松竹
一青窈
浅野忠信
萩原聖人
余貴美子
小林稔侍
侯孝賢監督
珈琲時光の意味はコーヒータイム。
陽子(一青窈)は台湾で日本語を教えている女性。
台湾と日本を頻繁に行き来している。
陽子は台湾人の彼氏の子供を身籠った。
しかし、結婚はしないつもりである。
そんな彼女を両親(余貴美子、小林稔侍)は心配している。
そんな陽子の日常生活と交友関係と家族関係を淡々と撮っている。
小津安二郎をリスペクトする侯孝賢監督の作品。
満足度は5点満点で1点☆です。
2020年1月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
小津安二郎って感じのカメラワーク。斬新なアングル。主人公に使ったのはなんかすごいと思った。大きな出来事もなく、淡々と流れる。たまに見たくなる種類。浅野忠信がもうかっこよくてかっこよくて。結ばれるといいなぁ。
2019年11月22日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
小津の映像感覚を21世紀に持ち込んだらこうなる!とでも言わんばかりの定点カメラの視線。たしかにオマージュしてることはよくわかる。が、台詞がすべてアドリブっぽいんじゃないかと思えるほどつまらない。さらに物語が進むと、切り返しカットがほとんどないことに気づく。これじゃ小津じゃない・・・一発撮りだらけじゃないか・・・小津映画を撮りたかったのかドグマ映画を撮りたかったのかわからなくなってしまいます。
妊娠したという事実なんて二の次であるかのような現代ッ子を上手く表現しているし、そんなことはおかまいなく一人の音楽家に興味を持つとかいう設定も面白い。都内の電車の映像が多用されていることもあり、これが都会の人間関係そのものであるような印象もあるけど、そんな深読みはしてもしょうがない。ストーリーがつまらなさ過ぎるのだ。
終わってみると、なんだったんだろ・・・これが台湾人から見た日本人の姿なのか。ううむ。
一青窈が自然で良かった。
映画としては遠いのがいやだった。DVD鑑賞だけれどセリフか聞き取れない場面いくつもあった。その度に戻したりして。
淡々としていてリアルで良い作品。