キャスト・アウェイ

劇場公開日:

解説

「フォレスト・ガンプ 一期一会」のロバート・ゼメキス監督とトム・ハンクスが再タッグを組み、飛行機事故に遭い無人島に漂着した男の生き残りをかけた孤独な日々を描いた人間ドラマ。チャックは速さを誇る宅配便“フェデックス”のシステム・エンジニア。世界中を駆け回り、システム上の問題解決に明け暮れる日々。一秒も無駄にしないことが信条の彼は、恋人ケリーとのデートも秒刻みだった。そんな彼はある時、飛行機事故に遭い、1人無人島に流れ着く。彼は恋人ケリーとの面影と新しい友達に見立てたバレーボールを支えになんとか生き延びる。そして4年が経った……。

2000年製作/144分/アメリカ
原題または英題:Cast Away
配給:UIP
劇場公開日:2001年2月24日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第73回 アカデミー賞(2001年)

ノミネート

主演男優賞 トム・ハンクス
音響賞  

第58回 ゴールデングローブ賞(2001年)

受賞

最優秀主演男優賞(ドラマ) トム・ハンクス
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映画評論

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映画レビュー

4.0日常と無人島に流れる時間の表現が見事。

2021年1月10日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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すっかん

4.5トム・ハンクスの無人島漂流記‼️

2024年9月13日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

興奮

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活動写真愛好家

3.055点

2024年8月6日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

寝られる

映画評価:55点

この作品の肝となるのは、
主人公が目まぐるしい世界に居た事。

今では早くて当たり前な宅配業。
それの基礎を作っていた時代の話し。

いかに迅速に、いかに素早く、
荷物を運ぶ事に信念を燃やしていた主人公が、
無人島に不時着する。

そこは、今までと違って
時間に追われる言のない世界。
情報もない、文明もない、意味もない。

ただ日々を漠然と生き延びているだけ。

精神の繋がりは、
恋人に会いたい気持ちと、
話し相手のボールだけ。

内容も面白いかと言われると、
興味深いけど、そこまで面白くは感じない。

色々と思う所はあるので、
見られて良かったとは思います。

【2024.8.5観賞】

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まぁと@名作探検家

4.0ただ息をしてる

2024年5月1日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

最近、ずっと死のことを考える。何もかも嫌になって、行動することから逃げ、考えることを放棄しても死についてのみ思考から離れない。

絶望している、と悟ってしまった。もうこれ以上の希望がないことも、希望すらもう必要がないと思ってしまっていることも、チャックと同じように、ここで止まって首に縄をかけてしまおうと思っていることも

俺にはウィルソンもいないし、ケリーもいない。ウィルソンに近い存在もいたけど、そいつもいなくなってしまった。楽しいこともない。まるで無人島でただ生きるためだけに飯を食って、寝て、息を吸って吐くだけの毎日だ。孤独に、ただひたすら

でも、それでもここではないどこかへ旅立って、そこで朽ちたいとも思っている。その為に、出来ることはしてきた。筏も下手くそなりに作って、この無人島から脱出しようと

チャックのように、ケリーに会うという希望はない。むしろ、ここで朽ちた方が会いたい人にすら会える。生きる希望などないのに、筏を作ってる

けれど、まだこの広い海に身を投げ出す勇気がなかった。チャックにとっても、無事に生き長らえることができても、希望はなく、ただどこにでも繋がる十字路の真ん中で息を吸っていただけだった

自由は酸素だ。それは分かる。ショーシャンクの空にで教わるまでもなく、俺はずっと前からそんなこと、分かっていたはずだ

筏を出す勇気がなく、縄をくくっている今の俺には、大海原の真ん中で息もできず救助されなかったもうひとつの世界線のチャックだったとしても、前に進めた彼のことが羨ましく、妬ましく、美しいと思う

きっとここにウィルソンがいたら、俺も筏を出す勇気が出せたのに、と毎日思ってる。漂着することを待つのではなく、自分から探しに行かなきゃ見つからないことも分かってるけど、絶望とは根深いものだ

でも、まだ息をしてる。息をしてる限り、立ち止まることも、迷うことも、漂流することも、十字路の真ん中で息をすることも出来る。それがまだ、愛おしいと思える。希望に満たないそれで、まだ息ができることをこの映画は教えてくれている

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