ブレイブ ストーリー
劇場公開日:2006年7月8日
解説
宮部みゆきのベストセラー小説を、世界屈指のアニメーションスタジオGONZO、フジテレビ、ワーナー・ブラザース映画の3社が手を組んで作り上げたアニメーション大作。父親が家出をしたために、家庭崩壊の危機に直面した11歳のワタルが、運命を変えることが出来るという世界「幻界(ヴィジョン)」へと旅立つ。声の出演は、主人公ワタルに松たか子。監督は「LAST EXILE」「フルメタル・パニック!」などを手掛けた千明孝一。
2006年製作/111分/日本
配給:ワーナー・ブラザース映画
スタッフ・キャスト
全てのスタッフ・キャストを見る

- ×

※無料トライアル登録で、映画チケットを1枚発行できる1,500ポイントをプレゼント。
2022年1月27日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
久しぶりに見たらだいぶ印象が変わっていました。
当時はファンタジックで、ツライ背景もある骨太な話だなぁと思っていたのですが、異世界転生者がたくさん存在する今となってはこの手の話はありきたりで、むしろ作品の作り込みが足りないような印象を持ってしまった。
作品がつまらないと言うわけではない。他の作品と比べると見劣りしてしまう、という感じ。それは、見る側の経験値が急速に高くなったからで、作品の評価とはちがうのかなぁ?とか思ったり。とはいえ、当時のレベルで感想を書くこともできないので(汗)
で、気になった点を1つ。主人公のワタルが、あまりにも前向きで素直に行動を取るところが引っかかった。ワタルはリアル世界で置かれている環境に挫折して、嫌になって人生をやり直したいと考えてビジョンの世界に行こうとしたのに、ヴィジョンの世界では前向きな行動ばかりとっていて、全く心の弱っている部分をみせない。超良い子で、決断力や行動力もある。勇者的な存在ではあるが、個人的にはもっとワタルの葛藤が見えた方が、話の重みが増して良かったのにな〜、とか思った。
2022年1月5日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
三部作をあの時間内で収めるのは無理がある。
だから、ある程度脚本の変更は必要。だがしかし、な意見。
■良かった点
キャラデザが非常に良かった。イメージ通り。
■悪かった点
原作と映画版では、ワタルの成長結果が異なる。
悪事をした人間には相応の罰を。罪を反省した者には救いを。救われるべき魂には救済を。様々な経験を異世界で積み重ねたワタル。しかし、戻ってきても現実の父母の離婚状態は変わっていない。
しかし、見方や自分自身の意思、落とし所をつけ、更に周りには自分の味方がいると分かれば世界は開けてくる。そして、ワタルが行った行為の結果救われた魂がある。異世界も、ワタルのいる世界もどこか似通い同じ部分がある。ワタルはまだまだ少年だが、異世界とワタル自身の世界での在り方を成長したワタルの目で見れば光はあるし救いもある。そして、物語の終わりがワタルにとっての新たな始まり。⇒みたいなのが原作。
一方の映画版。端折った冒険、キャラの性格が若干異なったり、死んだ人間がワタルの世界で生き返ったり、両親の離婚が無かったことになってたり。もう、滅茶苦茶。
そうじゃないだろと。ご都合主義すぎるだろと。異世界でもご都合主義はないと理解するのが、ブレイブストーリーの1つの根幹部分だと思うんだが、それがまるっきりないから、
映画版は別モンですわ。得るもんがない。以上。
あと、ミーナの性格改悪が酷すぎる。原作だとミーナはワタルにとって母親的存在なんだが、単なる女の子みたいになってて感動しなかった。
小さい時に観て面白かった記憶があったので10年以上振りに鑑賞。
結論から言うととても面白いです。
話のテンポが良く、観てて退屈しない。
いい意味で単純でわかりやすい内容なので気張らずに観れます。
RPG好きとしてはこういうベタな冒険物語にはとってもワクワクして少年心をくすぐられます。女ですが。
ただ、面白いだけにもっと冒険シーンを深掘りして観たかったです。
石を手に入れるシーンを端折ってしまっていたのが残念です。
上映時間の関係もあるので仕方ないとは思いますが、これがドラマならもっと濃い内容に出来るし更に面白かったのではとそこだけが惜しいポイントです。
声優さん達も豪華で違和感無しでした。
芦川のクールで繊細な危ういキャラに強く惹かれて、映画が終わってしまうのが寂しくなりました。
この作品でしか芦川に会えないのか…。他の作品でも出会いたいと思うくらい良いキャラ。
2021年7月19日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
面白かった。
グラフィックは綺麗で、キャラクターも魅力的です。