「人生は、時々晴れ」を配信している動画配信サービス(VOD)
「人生は、時々晴れ」の配信サービス一覧
配信サービス | 配信状況 | 料金 | |
---|---|---|---|
| 見放題 | 月額2,189円(税込)~ | 今すぐ見る |
「人生は、時々晴れ」の配信サービス詳細
おすすめポイント
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配信形態
見放題 / レンタル / 購入
無料期間
31日間
月額料金
月額2,189円(税込)
ダウンロード可否
可能
複数端末同時視聴
可能
※最大4台まで同時再生可能
特典
(ポイント付与等)
毎月1200ポイント付与(購入・レンタル・コミック購入・ライブ配信チケット購入・映画館で使用可能)
支払い方法
クレジットカード(Visa/Master Card/JCB/アメリカン・エキスプレス/ダイナースクラブカード)、キャリア決済(d払い/au PAY(auかんたん決済)/ソフトバンクまとめて支払い/ワイモバイルまとめて支払い)、楽天ペイ、Amazon.co.jp、Apple Account、Google Play、ギフトコード、U-NEXTカード
全作品数
340,000本
見放題作品数
300,000本
映画作品数
見放題17,700本以上/レンタル1,200以上
ドラマ作品数
見放題5,400本以上/レンタル680本以上
アニメ作品数
見放題5,800本以上/レンタル260本以上
※2025年5月時点の情報です。最新情報は各社サイトにてご確認ください。
作品紹介

解説・あらすじ
タクシー運転手フィルは、スーパー店員の妻ベニー、老人ホーム清掃員の娘、無職の息子の4人家族。問題を抱えつつも穏やかな暮らしだが、ある日、フィルの息子が心臓発作で入院。それを契機に、各人がそれまで表に出さなかったさまざまな感情が噴出していく。監督は「ネイキッド」「秘密と嘘」でカンヌ映画祭はじめ各国の映画賞を受賞した英国の巨匠マイク・リー。俳優たちとディスカッションしながら映画を作る手法は今回も同じ。
レビュー

NOBUさん
悲しい
知的
幸せ
投稿日:2025-06-26
■タクシー運転手のフィル(ティモシー・スポール)は、スーパーで働く妻ペニー(レスリー・マンヴィル)、高齢者施設で働く娘レイチェル(アリソン・ガーランド)、そして無職の息子ローリー(ジェームズ・コーデン)の4人でロンドンの小さな集合住宅に住み、質素な生活を送っている。
食事の際も余り会話もなく、貧しくも慎ましい生活を送る一家。だが、ある日、そんなフィル一家に或る出来事が起きるのである。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・今作では、前半は観ていてキツイ。余り会話のない家族の姿。特に無職の息子ローリーは、ペニーが作る食事に文句を言いながら、食べ終わると一人でソファでゴロゴロしている。そりゃあ、太るだろうと思いつつ、フィルはそんな息子を叱る事もしない。
ー 前半シーンでは、小さな集合住宅に住む他の家族も描かれるが、娘が望まぬ妊娠をした家や、ヤサグレ娘のサマンサ(サリー・ホーキンス)が描かれる。
そして、ここがポイントなのだが、劇伴が只管に哀しいトーンで流れるのである。-
・フィルも妻ペニーも娘レイチェルも、そして無職の息子ローリーも、笑顔を浮かべる事はない。唯々、毎日を喜び無く生きているのである。ちょっとなあ。
■だが、ある日無職の息子ローリーが集合住宅内の公演で倒れる。心臓発作と診断されるが、ペニーがフィルに連絡を取ろうとしても繋がらない。
フィルは、一人海に出掛けていたのである。自分の人生って何だろう、という表情で、いつも呼び出されるタクシー運転手だから、電話も切っていたのである。
漸く連絡が取れ、ペニーはフィルを激しく詰る。ペニーは矢張り息子を愛していたのである。
ここでの、フィルを演じるティモシー・スポールが、レスリー・マンヴィル演じるぺニーの顔を見て伝える言葉は沁みる。
彼は涙を浮かべながら言うのである。
”愛しているか?””君がこんなデブの俺と一緒になってくれた時は嬉しかった。けれども・・。今のままなら、死んだ方が良い・・。”
その言葉を黙って聞いているペニーの目からは涙が零れ落ちている。
貧しさと、単調な日々が二人の愛情を冷えさせてしまっていた事が分かるシーンである。
そして、家族ならば矢張り毎日顔を合わせたら、挨拶をしなければ駄目だよなという事を思ったのである。
朝起きて顔を合わせたら”おはよう。”会社から帰ってきた時に、誰かが起きていたら”ただいま。”ご飯を食べる時は”いただきます。ご馳走様。”
当たり前だけれども、大切だよね、挨拶って。
<ラスト。病院のベッドにちょっと元気そうに横たわるローリーの周りにはフィル、ペニー、そして仕事を休んで駆け付けたレイチェルがパイプ椅子に座っている。
ローリーは、今まで忙しくて自分には優しい声を掛けなかった両親が心配そうに、けれども笑顔で自分を見舞ってくれている事が嬉しいのか、笑顔なのである。フィルもペニーも笑顔を浮かべている。
今作は毎日、単調な仕事に行き会話も余りない或る家族が、ニートの太っちょ息子が心臓発作で倒れた事から、家族の絆を取り戻す様を描いたヒューマンドラマなのである。
”人生は、曇りや雨の日が多いかもしれない。けれども、真面目に生きていれば、たまには晴れる日もあるよ。”というマイク・リー監督のメッセージが伝わって来る作品でもある。>
食事の際も余り会話もなく、貧しくも慎ましい生活を送る一家。だが、ある日、そんなフィル一家に或る出来事が起きるのである。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・今作では、前半は観ていてキツイ。余り会話のない家族の姿。特に無職の息子ローリーは、ペニーが作る食事に文句を言いながら、食べ終わると一人でソファでゴロゴロしている。そりゃあ、太るだろうと思いつつ、フィルはそんな息子を叱る事もしない。
ー 前半シーンでは、小さな集合住宅に住む他の家族も描かれるが、娘が望まぬ妊娠をした家や、ヤサグレ娘のサマンサ(サリー・ホーキンス)が描かれる。
そして、ここがポイントなのだが、劇伴が只管に哀しいトーンで流れるのである。-
・フィルも妻ペニーも娘レイチェルも、そして無職の息子ローリーも、笑顔を浮かべる事はない。唯々、毎日を喜び無く生きているのである。ちょっとなあ。
■だが、ある日無職の息子ローリーが集合住宅内の公演で倒れる。心臓発作と診断されるが、ペニーがフィルに連絡を取ろうとしても繋がらない。
フィルは、一人海に出掛けていたのである。自分の人生って何だろう、という表情で、いつも呼び出されるタクシー運転手だから、電話も切っていたのである。
漸く連絡が取れ、ペニーはフィルを激しく詰る。ペニーは矢張り息子を愛していたのである。
ここでの、フィルを演じるティモシー・スポールが、レスリー・マンヴィル演じるぺニーの顔を見て伝える言葉は沁みる。
彼は涙を浮かべながら言うのである。
”愛しているか?””君がこんなデブの俺と一緒になってくれた時は嬉しかった。けれども・・。今のままなら、死んだ方が良い・・。”
その言葉を黙って聞いているペニーの目からは涙が零れ落ちている。
貧しさと、単調な日々が二人の愛情を冷えさせてしまっていた事が分かるシーンである。
そして、家族ならば矢張り毎日顔を合わせたら、挨拶をしなければ駄目だよなという事を思ったのである。
朝起きて顔を合わせたら”おはよう。”会社から帰ってきた時に、誰かが起きていたら”ただいま。”ご飯を食べる時は”いただきます。ご馳走様。”
当たり前だけれども、大切だよね、挨拶って。
<ラスト。病院のベッドにちょっと元気そうに横たわるローリーの周りにはフィル、ペニー、そして仕事を休んで駆け付けたレイチェルがパイプ椅子に座っている。
ローリーは、今まで忙しくて自分には優しい声を掛けなかった両親が心配そうに、けれども笑顔で自分を見舞ってくれている事が嬉しいのか、笑顔なのである。フィルもペニーも笑顔を浮かべている。
今作は毎日、単調な仕事に行き会話も余りない或る家族が、ニートの太っちょ息子が心臓発作で倒れた事から、家族の絆を取り戻す様を描いたヒューマンドラマなのである。
”人生は、曇りや雨の日が多いかもしれない。けれども、真面目に生きていれば、たまには晴れる日もあるよ。”というマイク・リー監督のメッセージが伝わって来る作品でもある。>
鑑賞日:2025年7月1日 VODで鑑賞
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