亡国のイージス

劇場公開日:

解説・あらすじ

海上自衛隊のイージス護衛艦いそかぜの副艦長・宮津が、某国のスパイと共謀して艦を乗っ取り、最新兵器で首都東京を狙う。彼の行動の理由は何なのか? 東京壊滅までに残された時間は10時間。この事態を解決するべく先任伍長・仙石は、1人でいそかぜの奪取に向かう。監督は「顔」「KT」の阪本順治。原作は「ローレライ」「戦国自衛隊1549」の福井晴敏。真田広之、寺尾聰、佐藤浩市、中井貴一らベテラン俳優4人が競演。

2005年製作/127分/日本
配給:日本ヘラルド映画、松竹
劇場公開日:2005年7月30日

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

受賞歴

第29回 日本アカデミー賞(2006年)

ノミネート

作品賞  
監督賞 阪本順治
脚本賞 長谷川康夫 飯田健三郎
主演男優賞 真田広之
助演男優賞 中井貴一
音楽賞 トレバー・ジョーンズ
新人俳優賞 勝地涼
詳細情報を表示

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

映画評論

フォトギャラリー

  • 画像1

(C) 2005「亡国のイージス」associates

映画レビュー

3.0普通のアクション映画

2025年3月12日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

「亡国のイージス」をようやく見た。

以外と面白い。というのが素直な感想。

たしかに、坂本順治監督作品としては、?という感じはある。あまり監督の顔が見えない映画だった。監督のファンの私としてはもの足りなかった。「KT」などの方が出来がよかった。

ただ、いろいろ試している感じが別な意味で面白かった。

たとえば、ストーリーは原作を端折るしかないので、どこまで映像的に圧縮できるか、試しているように思う(イメージカットをインサートしたり、役者を豪華に使ったりして、説明なしで映像のみでその背景を観客に想像できるか、というようなこと)。それは成功したような成功しなかったような‥‥。中途半端ではあった。

もっと、ストーリーをシンプルにして、背景については、観客が混乱するくらいもっと削ってもよかったのでは。例えば、米国映画「大統領の陰謀」みたいに。原作は日本の防衛論についてかなり踏み込んでいるようだが、映画では、時間的にそこまでは無理だと思うし、ストーリー自体は「ダイハード」のようなもので、ゴールは見えているわけだし、あとは見せ方だけだし。

もうひとつは、本物の自衛隊を使って、どこまで本物の戦闘の雰囲気を出せるか。前半の伴走船をロケット砲(名前が知らなくてすみません)で沈めるシーンは最高の緊迫感だった。
ここでこの映画の見せ場は終わってしまった。あとは、まあ邦画ではよくできたアクション映画というぐらい。

坂本順治の「トカレフ」や「KT」は、ドカっと生肉を画面に放り出したような迫力があった。「トカレフ」にいたっては、ストーリーがまったくできていない、いびつなストーリーだったが、その点がまた不気味だった。

それに比べると、普通のアクション映画。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
mac-in

3.0宮津(寺尾聰)が某国工作員(北朝鮮?:中井貴一)のことを簡単に信じるのがおかしい。

2024年11月17日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

単純

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
カル―ステ・ガルベンキヤン

2.5宮津二佐の息子

2024年9月13日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

が死んだから、こんなことになったの?
ヨンファに騙されて。

何か矮小化された感じに見える映画でした。

それほどでもない。

腕を撃たれても後半は何ともなく階段を両手を使って登れてしまう。

午後ロード録画視聴にて。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
myzkk

3.0守るものを明確にしなければ守れない

2024年9月12日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

興奮

守るものを明確にしなければ守れない

コメントする (0件)
共感した! 1件)
いのしし