オーメン(2006)

劇場公開日:2006年6月6日

解説・あらすじ

06年6月6日という絶好のタイミングに合わせて、30年ぶりにリメイクされた名作ホラー。実子を死産させてしまったソーン夫妻は、同じ病院で6月6日午前6時に誕生した母親不明の赤ん坊を引き取り、ダミアンと名付け養子として育てる。だが、5年後ソーン一家の周辺で次々と怪事件が起こる……。監督は「エネミー・ライン」のジョン・ムーア。脚本は前作と同じデビッド・セルツァー。

2006年製作/108分/R15+/アメリカ
原題または英題:The Omen
配給:20世紀フォックス映画
劇場公開日:2006年6月6日

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(C)2006 TENTIETH CENTURY FOX

映画レビュー

2.5 666、、、

2023年3月27日
スマートフォンから投稿

怖い

旧作を中学生の頃にオカルト好きな友人に勧められ666を知った。とても怖かった、、、。オカルト映画に慣れていなかった事もあり、やめときゃよかった…と思いつつ、記憶に残る作品でした。リメイク版があるんだ、ということで鑑賞。初めて観た旧作が余りにも強烈だった為か、現代的で手に取りやすい、という要素以外本作では特に旧作を越える特筆すべきものはなかったかな。とはいえ、不気味さは666ならでは。

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ホビット

4.0 やっぱり怖い

2025年9月21日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悪魔はどこにいるのか――『オーメン666』と現代社会の黙示録

1976年の『オーメン』が世界に与えた恐怖は、単なる悪魔の子の物語ではなかった。
それは「神」と「悪魔」という二項対立の中で、人間の無力さと、抗いがたい運命の重さを突きつける寓話だった。
2006年のリメイク『オーメン666』は、その構造をなぞりながら、時代の空気を巧みに取り込んでいる。
携帯電話、監視カメラ、ネットワーク――悪魔の力は、もはや超自然的なものではなく、
私たちが日々触れている「システム」として、静かに、しかし確実に世界を覆い尽くしている。
父ロバートの葛藤は、旧約聖書のアブラハムとイサクの物語を思い起こさせる。
神に命じられ、愛する息子を生贄に捧げようとするアブラハム。
だが『オーメン』では、その命令を下すのは神ではなく、悪魔だ。
父は「殺すべきか、守るべきか」という究極の選択を迫られ、
その決断の遅れが、破滅を呼び寄せる。
この「逆アブラハム物語」は、宗教的な恐怖を超えて、
現代社会に生きる私たち自身の姿を映し出している。
企業のトップが政治を動かし、法律は「彼ら」のために作られる。
顔認証カメラが街を監視し、AIが人間の行動を予測し、
ネットワークは知らぬ間に私たちを包囲している。
「悪魔」とは、もはや異界の存在ではない。
それは、私たちが自ら築き上げた巨大なシステム、
管理社会そのものなのかもしれない。
ロバートは、息子の正体に気づきながらも、
愛情や常識、キャリアに縛られ、決断を先延ばしにする。
それは、社会の矛盾や危機に気づきながらも、
何もできずに流されていく現代人の姿そのものだ。
「気づいたときにはもう遅い」――
この絶望感こそが、『オーメン666』の本質的な恐怖なのだろう。
ヨハネの黙示録に描かれた「終末の預言」は、
もはや遠い未来の神話ではない。
預金口座が突然凍結されるように、
ある日突然、「何か」が始まるかもしれない。
私たちはまだ、そのネットワークの正体が「悪魔」だと気づいていない。
だが、映画の中のロバートのように、
気づいたときには、もう逃れられない場所にいるのかもしれない。

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R41

4.0 6月6日午前6時ダミアン誕生

2025年6月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

何も知らぬまま悪魔の子を5年間も育て酷い目にあった母親が一番可哀想。父親がダミアンに情が移り、父性が邪魔をする計算なのも凄い。災いの起こり方が衝撃的でドキッとした

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ゆうき

3.0 殺人シーンはちょっとグロい😭

2024年5月29日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

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うさぎどん

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