インファナル・アフェアのレビュー・感想・評価
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思わず涙が出ちゃった
母国で学部時代に何度もシリーズを見たが、映画館に行けなかった。異国でまた大画面で大切の思い出を堪能することができて、見終わった瞬間、思わず涙が流れました。
なぜトニーレオンはカッコいいのか
久しぶりに(10年以上ぶり)観てみたが、やっぱりかっこいい。ストーリーも、主演の2人も、演出も、撮影も、本当によくできてて20年前の作品と思わせない仕上がり。決して犯罪やマフィアものはあまり好んで観ないのだが、これはストーリーがよく出来てて楽しめる。そしてなにより、なぜトニーレオンはああもカッコいいのか。身長が高いわけでも、顔がずば抜けて整っているわけでも、筋肉隆々てわけでもないのに、あの二枚目と三枚目を巧みに切り替え、男女関係なく魅了する演技がやはり一番の見どころかな。
人生こそ「無間道」
以下は以前自分のwebサイトに載せていた感想文です。
マフィアと警察に、お互いの組織からそれぞれ送りこまれた男同士が対決するという
サスペンスもの。一方は、警察に戻りたいのに、組織がそれを許さず、精神を
病んでいきます。もう一方は、自分の立場が婚約者に分かり、婚約者とうまくいか
なくなり、真っ当な生き方を目指そうとします。お互いに、現在の自分や今後に悩み
ながら、組織の対立に巻き込まれ、最後は互いの命を奪わざるを得ない状況に追い
込まれます。死んだ方に思い入れが残ります。
原題は「無間道」、仏教用語で無間地獄(絶え間ない責め苦)という意味です。まさに
人生こそ「無間道」なのかも知れません。
infernal という単語の意味を調べずに映画を観て良かった。
潜入捜査というのはよく聞くが、逆も確かにあるのだろう。その2人の過酷な運命を100分で描く秀作。infernal という単語の意味を調べずに映画を観て良かった。冒頭に出てくる無間地獄についての説明があったことを映画を観ながら忘れてしまったが、最後の最後でタイトルの意味がクリアになった。主役の2人の対照的な演技、仕草が実に印象的。昔はこんなに素晴らしい映画も香港では作られていたのに、と思うと誠に残念。
無間地獄に終わりは来るのか?
「警察」対「犯罪組織」という構図は、世界中の小説などの文芸作品で、映画やドラマといった映像作品で無数に題材として取り上げられている。1つのジャンルとして確立していると言ってもよいだろう。そこには、一般人が体験できないスリリングな世界がある。あると思わせる魅力がある。
しかし、本作のテーマは、「警察」対「犯罪組織」の手に汗握る攻防ではない。
素性を隠して対立組織に潜入し続ける2人の男の苦悩。ある1つの事件をきっかけに、互いに組織の中で素性が暴かれそうになる(=死)ことへの恐怖。そしてこの無間地獄から抜け出すために下したそれぞれの決断と行動。それらをテンポ良く描くクライム・サスペンスドラマ。
犯罪組織の一員として闇の世界で失われた10年を生きる潜入捜査官ヤン(トニー・レオン)。
警察で頭角を表し、私生活も充実しているマフィアの一員ラウ(アンディ・ラウ)。
2人の生き様は対照的に描かれる。悪の中で最後まで善たらんとするヤン。善の中で悪に加担するラウ。トニー・レオン、アンディ・ラウの2人がそれぞれの持ち味発揮の演技でスリリングな世界に引き込む。トニー・レオンは独特の憂いを含んだ表情と佇まいで。アンディ・ラウはキリッとした姿の中にふとよぎる不安の表情を。どちらも抜群の演技力。
そして鋭い視線の中にヤンへの信頼を見せるウォン警視を演じたアンソニー・ウォンと憎めない顔をして抜かりない犯罪組織のボス、サムを演じたエリック・ツァンの演技も見事。
印象に残るシーンは、ウォン警視、ヤン、ヤンの仲間、サムの死に様。それぞれの死に様が何故か脳裏に残る。それぞれ重要な役どころなのに、どれもあっけない死に方、描き方なのだ。無常観が漂う。
終わりの見えない無間地獄の中に束の間の幸せを感じさせる女性たち。精神科医役のケリー・チャンとトニー・レオンの関係が深まりを見せることなく終わってしまったのが、ケリー・チャンが好きだった私としては若干残念だった。
死んでから「善」を回復したヤン。果たして、生き残ったラウは過去を消して「善」に成りきれるのか?
続編を観るまで終わらない。
スパイの葛藤を描く
韓国映画の「新しき世界」に似ている映画だというレビューで見て気になったので早速観てみたのだが、こちらの方が断然面白かった。
主人公たちの葛藤や、上司と部下との関係性もしっかり描かれてるのでストーリーもすんなり入り込めた。「新しき世界」ではわざとらしい演技だったり、状況が不自然だったり、そんなわけないじゃんと思うことが多かったのだけど、こちらの映画はそんなことはなくちゃんと丁寧に描かれていた。
特にバレそうになった時のシーン。変な汗が吹き出してきてそれを拭ったり変に震えることもなく、トニーレオンがとてもいい演技だった。そうそう、普通はこうだよなと思った。
トニーレオン、アンディラウふたりとも無言の表情でする演技がとても良かった。何も喋らなくても伝わるってすごいな、と。
最初の主人公ふたりの若い頃のシーンは、役者さんの顔が似ていることもありどちらがどちらかが分からなくて巻き戻して見てようやく理解できたので、初見で理解するのは少し難しいかもと思った。
それに、イケメン若手俳優→トニーレオン、ヤクザの手下→アンディラウだったのが、顔の系統的に若手俳優さん、逆なんじゃないかなー?と思った。
スコセッシ版でも足元に及ばない、大傑作
アンディ・ラウとトニー・レオンのダブル主演。
世界中で大ヒットした香港発クライムサスペンス。
三部作いっぺんにレビューしますよ。
【ストーリー】
時は西暦1991年。
中国返還前、アジア最大の犯罪都市香港。
地元マフィアであるサムの組織の下っぱだったラウ(アンディ・ラウ)は、その才覚を買われスパイとして警察学校に入校させられる。
学校で同期でも最も優秀だったヤンが、不可解な退学処分となる。
その出来事の裏で、ヤンはウォン警視に抜擢されてサムの組織への潜入捜査を命じられていた。
時がたち、中国へと変換された香港で、二人は警官と犯罪者としてそれぞれの組織で成りあがり、現場責任者クラスになっていた。
ヤンの情報でタイの麻薬組織との取り引きが伝えられるが、ラウはその情報をマフィアに漏洩する。
ガサ入れが空振りに終わると、両組織でスパイ探しがはじまる。
ヤンはボスを尾行して警察内のスパイの存在を確信するが、それが誰かは分からない。
一方のラウはウォン警視をビル屋上に誘いだし、内部スパイの自殺に見せかけて殺す。
警察身分をとりもどせるパイプを失ったヤンは、銃撃戦で死んだ兄貴分のキョンに、こちらもスパイ疑惑をかぶせる。
容疑が一段落したが、サムの存在があるかぎりいつ命を落とすかわからない。
二人は10年ぶりに連絡をとって、サムを殺害、組織を壊滅させる。
だがヤンの組織復帰の書類作成中に、ラウこそがサムのスパイだと気づいてしまう。
まあめちゃくちゃ面白いです。
展開も早くて画面が異様なリアリティに満ち満ちてます。
犯罪映画の巨匠マーティン・スコセッシがリメイクしたアカデミー賞4部門受賞の『ディパーテッド』が、ちょっとおダサく見えるほどエッヂの効いた演出と、容赦ない暴力の応酬。
全三部作で上映時間5時間半超。
なっが!
なんて思うヒマもなく、どえらい緊張感が全編ゆるむことなくつづきます。
一気見なんてしようものなら精魂尽き果てそう。
しましたけど。
尽き果てましたけど。
この項で解説したストーリーは1作目だけですが、2作目はヤンの警察学校時代からサムの組織での成りあがり、そして1997年の香港返還まで、3作目は最後の事件の詳細とその後が語られます。
ずーっと緊張の連続なんですが、3作目のアンディ・ラウの怪演ときたらもう凄いの一語。
見終わってヘトヘトなのに、いったん戻って確認してしまいました。
精神ゴッソリ削られるので、また見ろと言われたらしり込みしますが、見はじめたらまた一気に駆け抜けてしまうんだろうなあ。
すごいですよ、この映画。
これは強烈
日本・アメリカのリメイクを見ていて、いつか見たかったオリジナル。
話をややこしいはずが、実は分かりやすくシンプルなのがいい。
冒頭での実は出会ってたとか、おおなところも。
オリジナル素晴らしい。
正義が…
負ける。。再観。今見ても古さを感じず、潜入捜査の緊張が伝わってくる。警視のビルからの落下シーンは強烈に印象に残っている。ラウも正の道に生まれたかったのか、ヤンの様に警察学校を追われたかったとのラストシーンが物語っている気がする。トニー・レオンの優しげな表情が良い。
誰も幸せにならない
トニーレオンが好きなら絶対観て!!!と日々お世話になっている映画好きの方に推されて鑑賞。
なんでもっと早く教えてくれなかったの…。
私的には誰も幸せにならない作品。だけども、プロセスは違えど自分なりの正義をゴールに達することを全うした結果であることには変わらないのかな…
トニーレオン本当にイケメンです。
初めて
観ましたが、20年以上前の作品とは思えない強力さ。オープニングからカッコイイ!! としか言えない、所々甘ったるい曲がかかって脱力したけど。
きっちり終わったのに第二作って・・逆に興味が出ました。
ディパーテッドは観ていたけど
2023年劇場鑑賞279本目。
リメイク作品のレオナルド・ディカプリオ主演のディパーテッドは鑑賞済でしたが、3作あるこのオリジナルの一作目だけリメイクされたのか、三作目(二作目が前日譚なのは知っていた)と合わせてリメイクされたのかは知らずに今作を迎えました。一作目のみのリメイクでした。結末は違いますが。
ディパーテッドのラストは嫌いだったので、今作のラストの方がまだマシに思えました。いきなりクライマックスのような取引現場のやり取りに、緊迫感のある音楽で、なかなかスリルのある映画でさすが傑作だと思いました。
20年の時を経て
香港マフィア、ダブルスパイ、フィルムノワール。当時DVD買った。でも見てない。ついつい後回し。奇跡のリバイバル上映。ようやく見る勇気が。でも今回は家で見させて、許して。
ダブルスパイだからどちらが警察でどちらがマフィアか?全く覚えられない。その都度ネットで確認。自宅のいい所。名前もよく似てたり且つ表記のブレで分かりにくい。wikiの英語版・中国語版を行ったり来たり。
重厚で全般に画面が暗く分かりにくい構成。
ラスト30分。アンディ・ラウは警察官のままでいたい。自分の道を選ぶ。
ラスト10分。トニー・レオンが死んだ。それよりもトリプルスパイ。それまでの評価3.5から4.0に
ラスト5分。式典でバブパイプ。2003年時点ではまだ大英帝国の影響が健在だった。
運命に翻弄されたトニー、そしてアンディ。不本意では有るが、己の信念は貫けたのか?このたった5分の存在が自分にはこの映画の永遠の価値を見出した。
(役名が分からなくなっているので役者名で失礼。)
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