ハンニバルのレビュー・感想・評価
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何度見てもグロさ強烈っ!
この映画でいちばん印象に残っているのは、生きたままの頭蓋骨オープン。ひぇ〜😱なのにそこからの前頭葉切り取りステーキ。今見てもかなりグロい。でもレクター博士はあの警察が来るかも、という緊迫感の中で、密かに逃走する機内に持ち込む弁当用に彼の脳みそステーキ焼いていたのね😮💨
イタリアでの刑事の首吊りお腹パックリ腸ぶちまけもかなり強烈。彼の奥さんは結局どうなったのかな?食べられちゃったのだろうか?
そもそも、イタリア行ったり、アメリカに戻ったりと、凶悪犯の逃亡犯、飛行機に乗れることが不思議ではあるが、、、それを言ったらダメですね🙅♂️
新たなクラリス、ジュリアン・ムーアも知的で美しく、イメージ通りだが、ジョディー・フォスターはオファーがなかったのか、断ったのか、何故だろうと当時からの疑問だった。
人間だけでなく、犬や猪も従わせるレクター博士、やはりモンスター。
なかなかシュールですね
ハンニバル・レクターの魅力
薄暗い美しい映像と華麗なサウンド
残忍なサイコパスだが、自信と美意識、創造性に優れたハンニバルに釘付けになる。
彼の行動はドン引きではあるが、彼の中から滲み出る本質的な魅力を余すことなく伝える映画。
リドリースコットの腕にただただ魅了される2時間。
ジョーカーに魅力を感じた人には是非見てほしい作品
よりグロくなって・・・
自宅で動画配信サービスを利用して視聴しました。
動画配信サービスのあなたへのおすすめ的な作品で本作がよく挙がっていたため、「羊たちの沈黙」を見た上で本作を見ました。
正直な感想を言えば「羊たちの沈黙」の方が面白いと感じました。
本作では、羊たちの沈黙よりもよりグロいシーンが多く臓物好き(そういうジャンルがあるのか知らないですが笑)にはより刺激的になっているのではないでしょうか。
主人公クラリス役がジョディ・フォスターからジュリアン・ムーアに変更となっています。ジュリアン・ムーアの演技が悪かったとは思いませんが、自分は前作・本作と連続で見てしまったため、どうしてもイメージが合いませんでした。それだけ、ジョディ・フォスターがはまり役だったのだと思います。
前作で感じたヒリヒリした緊張感が薄まってしまったという印象です。
レクターはスルーするブタちゃん達。
『羊たちの沈黙』はレクター博士そんなに登場せず、残虐描写もそこまでなかったのでちょっとガッカリしたんだけど、今作でだいぶ満足したし、前作は前作でそれがなくてもあれだけ怖いことの凄さをこっち見て感じた。
かなりエグい残虐描写をリドリーっぽい綺麗な映像で見せるもんだからエグいけど美しいという不気味な感情に襲われる。でも綺麗なのはレクターの殺人行為だけでヴァージャーの方はきったねぇのよ(笑)あんなきったねえブタ初めて見た(笑)なぜかレクターはスルーしておデブの方目掛けて猪突猛進していくし。
あとはGUCCIとかDEAN&DELUCAなどスポンサーの匂いがプンプンするものの、たぶん世界で1番嬉しくないGUCCIのプレゼントだったし、DEAN&DELUCAに関してはとんでもないもの中に入れられてたからな。今度の『ハウス・オブ・グッチ』より楽しみ。
【”自分の脳みそを食べたくはない!”ハンニバル・レクター博士と、FBI捜査官クラリスとの第二章を残虐描写を交えて描き出したサイコサスペンス映画。レクター博士のクラリスへの倒錯愛が描かれた作品。】
ー 今作は初めて鑑賞したが、(前作で十二分に満足していたので・・。)リドリー・スコット監督を持ってしても、傑作の前作は越えられなかったかな・・、と言うのが正直な感想である。
それでも、サイコサスペンス映画作品のレベルとしては、充分にクリアーしているとは思う。
前作が、凄すぎるのである。-
◆感想
・レクター博士(アンソニー・ホプキンス)の元、患者で唯一の生き残りメイスン・ヴァージャー(ゲイリー・オールドマン:顔の皮膚をレクター博士に剥ぎ取られているため、誰だが分からず・・。彼が、今作から数年後「ウィンストン・チャーチル」で、日本人特殊メイクの力量にもより、念願のオスカーを獲得したのは、記憶に新しい。今作から、特殊メイク役をやっていたんですね・・。)は、レクター博士への復習心に執念を掛けていた。
・レクター博士はイタリア・フィレンツェに潜伏していたが、常にクラリス(ジュリアン・ムーア)の動向は気に掛けていた。今や、ベテランの域に達したクラリスだが、麻薬捜査に置いて多くの犠牲を出した事から、窮地に立たされていた。
- ここまでの流れが、可なり粗く描かれている。メイスンの復讐心は分かるが・・。ー
・フィレンツェの捜査官、パッツィはレクター博士に掛けられた300万$の懸賞金の存在を知り、捕らえようとするが・・。
- もう!格が違うんのだから止めなさいって!-
予想通り、内臓を引き裂かれ、逆さづりに・・。
・そして、メイスンに拉致されたレクター博士は、コレマタ格の違いを見せつけ、メイスンを豚の餌として屠る。
・メイスンに買収された、司法省のクレンドラーとクラリスをレクター博士がクレンドラー宅で、夕食に招くシーンは、怖いが今作の見所であろう。
クスリを盛られた、クレンドラーの頭蓋骨の半分をレクター博士が、手慣れたメス裁きで切り、露わになったクレンドラーの前頭葉の脳みそをソテーするシーン・・。
- イキナリ、映画レビューから離れるが、中国の上海では生きた猿の脳みそを食べる。
私は、数年前、仕事で中国に行った際、(商談はこじれていた・・。)相手のお偉いさんに、豪華な店で、蛇肉と併せて”オイシイですよ・・”と何か分からないモノを振舞って貰った。
こじゃれた器に、少量乗せられて供されたが、濃厚な甘みと複雑な味わいであった。スプーンですくって食べた。
後日、そのお偉いさんから、意地悪そうな顔で、”アレは、生きた猿の脳みそです。とても高価なんですよ・・”と言われた事は、忘れ難い・・。-
<今作は、レクター博士の、クラリスに対する屈折した愛が、描かれた作品である。
で、面白いのであるが、「羊たちの沈黙」と比較すると、どうしても見劣りしてしまうのである・・。>
暴走する美意識が残忍さを昇華させる快感!
リドリー・スコットはファッション系のCM出身だから、映像美に拘りがある。中には舞台設定やプロットと齟齬を来しても美的イメージを優先させる結果、驚くような成果を得ることも、それが暴走して失笑を買うケースもあった。
本作は彼の美意識が、暴走しながらも成功した傑作と言えるだろう。
冒頭からエンディングまで、一分の隙もないほど美しいシーンに埋め尽くされたこの映画は、全編が快感の連続である。
例えば、映画の冒頭、フィレンツェの広場でハトが群がるシーンのバックに流れるのは、グールド「ゴールドベルク変奏曲」だ。「羊たちの沈黙」でも同じ曲が流れていたが、それは流麗な55年録音盤だった。リドリーは81年盤のラストの不安を醸し出す美しいアリアを選択し、その不安感の中でハトがレクターの顔の輪郭を描く。
また、パッツィの手先のスリがレクターの指紋を獲ろうと、フィレンツェの怪しげな街並を付け狙い、逆に下腹部に致命傷を負わされ、夥しい出血の中で死んでいくシーン。あんな人混みの中で大出血して人が死んでいくのに、パッツィが誰にも怪しまれず、指紋付きの腕輪を入手できるはずもないし、血塗れの手を公衆水道で堂々と洗うというのも不自然極まりないのだが、あまりの美しさに見とれて文句など忘れてしまう。
そしてストーリー展開からは脇役なのに、あまりに力を注ぎ過ぎるほど注いだことが一目瞭然の、映像も音楽も見事なオペラシーンには、映画を忘れてうっとりさせられる。
さらにいえばレクターが司法省・クレンドラーの脳髄を切除し調理するシーンや、レクターが自分の手を切断するシーンだって、工夫された構図にライティング、計算されつくしたセリフによって美しいではないか。
この感触は、美で恐怖を昇華させてしまったキューブリック「シャイニング」に似ている。リドリーもまた残忍さを美で昇華させてしまったのだと思う。
俳優陣もジュリアン・ムーアはスタイルがよく、ジョディ・フォスターより適役だし、ゲイリー・オールドマン、レイ・リオッタの怪演は申し分ない。ただ一つ美しくないのは、短足で腹の突き出た不格好なアンソニー・ホプキンスだろうか。こちらも代役を検討すべきだった。
方向性が真逆の合わせ鏡の二人
レクターとクラリスの理知的・合理的な、相手の手の内が完全にわかる運命的な関係に感動を覚えました。
クラリスの家に忍び込んでグッチの靴の切り抜きを見て、彼女を街におびき寄せて美しいグッチの靴を置いておいてプレゼントする。自分の命を救ったクラリスを(いわゆるお姫様だっこで)抱えて連れ出し彼女の怪我を手術で治す。気がついたらクラリスは黒の素敵なドレスを着て靴は例のグッチを履いている状態でベッドの上。それからお行儀悪いクレンドラーお仕置き脳みそシーン。そしてクラリスでなく自分の手首を切断することで自由の身になる。機内食なんてものは食べないでDEAN & DELUCAのお料理&怪しいものを持ち込む。以上の舞台はアメリカ合衆国。
前半のフィレンツェはレクターに本当に似合う。貴族の生まれのレクターは歴史、絵画、文学、音楽、文献知識と教養の深さが知の巨人で目が眩むような美意識の塊。ボルサリーノの帽子、スーツ、スカラ通りのSanta Maria Novellaの香水や石鹸やハンドクリーム、ジーノ・カッポーニ通りの図書館。ここにレクターは住んでる設定なのか、パッツィが訪ねて来たときレクターは裸足だった。その姿が無垢というか子どもみたいで不思議な感じがした。床が大理石であればひんやりしているだろう。
レクターがたまに口にする、響きが面白いことばが二つあった。「オキ・ドキ」は「始めよう!」という時に言っていたOkey-dokey。「タッター」はバイバイの意味でtata。
ホプキンスのハンニバルが終わってしまってさびしい。
タイトルなし(ネタバレ)
過激なシーンが多く悪趣味な映画なんだけれど、レクター教授の語るイタリアの歴史や劇中に流れるオペラのような格調高い音楽
これらが相まって教養がある一方で猟奇的にターゲットの命を奪うレクターのキャラクターを上手く描いているなと感じた。
終始レクターの手の上で踊っているような映画
クレジットの最期に驚かされた
ぱっかーん
怖い、キショい、グロい。原作のあまりの内容にジョディ・フォスターは...
解体新書
上がっているレビューを読んでたら、脳みそというワードがたくさん。そっか、そのあたりを解体されるんですね。覚悟しておこ。
レクター博士は、エレガントでスマートでタフな紳士だ。フィレンツェがお似合い。人体の構造を熟知しているため、どこをどうすれば自分の求める結果になるか、一瞬で判断できる。まさに必殺仕事人。しかし、価値観が独特すぎるよ。天才は凡人のやることがあほらしく見えるのかもしれないが、あなただいぶおかしいよ。きっと神になった気持ちなのかしら。
その神がクラリスには甘い。超お気に入りじゃないすか。ヴァージャーが調教した人喰い豚から救い、銃瘡を手当てし、セクシードレスを纏わせ、目の前でクソ上司を痛めつける。確かにポールはクラリスをいじめたかもしれないけど、頭をパッカーンと開けられるほど悪いことはしてないよー。ヴァージャーも、ただレクター博士に向けて復讐するなら、さして相手にされなかったと思うが、クラリスを利用しようとしたから、こんなにやられちゃったんだよね。まあ、愛ですな。こんなふうに愛されるのも、困りものですがね。
清水玲子の「秘密」で、大脳を取られ、小脳だけで3日生存した捜査官の話があった。生命維持するだけなら、大脳がなくても多少もつらしい。もちろん思考したり話したりはできない。そこで素朴な疑問。意識をある程度もたせたまま脳をいじるって可能なのかな。会話もできるし、味もわかる。けど痛覚はない? 何をやったんだ、レクター博士。撮影もどうやったんだ。あの脳みそ姿はもう忘れられない。
BS12にてリアタイ視聴。
フィレンツェに行きたくなる!
レクター博士の高尚な趣味を見てると、舞台であるフィレンツェの魅力が伝わってきて、この映画を見てからフィレンツェに行くのが夢になりました。香水から始まりハープシコード、古典、歴史、パッツィ家の悲劇まで、ロケ地巡りをしてみたいです。(レクター博士がフィレンツェに潜伏している理由を詳しく知りたい方は原作を読むことをお勧めします。)
さて、原作ではあまりに衝撃的で残酷な展開だったので映画版ではストーリーが変更になってはいますが、それでも充分面白く出来上がっていると思います。メイソン・ヴァージャーも気味が悪くゾクゾクしますし、脳みそのソテーのシーンも怖すぎていいですね。同時にクラリスの黒のドレス姿も美しくてうっとりします。
なぜかわかりませんが、レクター博士の食肉シーンには人を魅了するある種の芸術美のようなものがあります。恐ろしいのに不思議です。それに合わせてバッハのゴルトベルク変奏曲がまた心を震わせるんですよね。
気持ち悪いはずなのに、感動的です。
カニバリズムとハンニバル
大昔に羊たちの沈黙をレンタルして見た。
おぼろげな記憶では
「レクター博士の人を惹きつける魔力やばい」
「重厚でじめっとしてなんかええな」
「もう一回見たい」
って思ってた気がする。
netflixでハンニバルを発見。
羊たちの沈黙が配信されていないことに肩を落としつつ
ハンニバル→レッドドラゴンと視聴。
皆さんが書かれているように
クラリスを演じる女優さんが変わっていらっしゃって
以前の幼げで芯のあるきれいな女性像が好きだったので
正直、残念でした。
演技に違和感があるという訳ではないので、
文句は言えませんが。。
見て思うのは、レクター博士の魅力。
実在していれば絶対に関わりたくないけど
不謹慎と感じつつもひっそりファンとして楽しんでしまいそう。
それが怖いところなんでしょうね。
絶対悪なはずなのに、他にもいる小さな・軽率な悪よりも
博士を応援してしまう。
どのように切り抜けるのか?なにを魅せてくれるのか?
自分の中の残虐性に気づかされます。
この映画において伝えたことは、私には到底わかりませんでした。
博士にも愛が宿るんだとかそんな野暮ったいことだけでは
きっとないのでしょう。
みなさんの考察を読んで勉強したい限りです。
レイリオッタってしたまつ毛長いよね
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