潜行一千里 ILHA FORMOSA(イラ・フォルモサ)

劇場公開日:2025年11月22日

解説・あらすじ

「サウダーヂ」「バンコクナイツ」「典座 TENZO」などの作品で注目を集めてきた映像制作集団「空族」が、台湾で撮影予定の新作映画のリサーチの過程を記録し、麗しの島・台湾の現在をとらえたドキュメンタリー。

制作する映画の舞台となる場所を徹底的にリサーチして撮影に臨んできた空族。2026年に台湾を舞台にした新作映画を撮影する予定の彼らは、2020年以降、コロナ禍の最中に何度も現地を訪れリサーチを重ねてきた。彼らはストリートに流れる音楽に導かれるように、台湾原住民たちの住む村へと足を運ぶ。アミ族の住む花蓮県タパロン集落、そこから3000メートル級の中央山脈を越えてたどり着いたセデック族の集落、そして台湾最南端に位置するパイワン族の村。失われつつある原住民の言葉でラップをする若者たち、原住民の伝統音楽を現代にアップデートして新しい音を生み出そうとするアーティストなど、旅の道中で出会った人々と交流を深めていく彼らだったが、日本を含むさまざまな国からの侵略の歴史も知ることになる。

2025年製作/79分/日本
配給:空族
劇場公開日:2025年11月22日

スタッフ・キャスト

監督
富田克也
監督補
相澤虎之助
エクゼクティブプロデューサー
石崎尚
プロデューサー
バンサン・ワン
筒井龍平
撮影
スタジオ石
録音
中村誠治
整音
山﨑巌
中村誠治
編集
富田克也
向山正洋
カラーグレーディング
古屋卓麿
制作進行
蔡信弘
大野敦子
岩井秀世
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フォトギャラリー

映画レビュー

5.0 とても面白かった

2025年12月7日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

まずは制作者の探究心が自分の好奇心と噛み合った。台湾には元々映画を通じて興味があったが、やはりまだ全然知らないことが多いな、と。未知の世界が開けた感動があった。
作り手が、ビジネス映画の一般的な制約から離れて自由な精神で動き回っているように感じられるのがとても好きで、台北から帰省して自宅カラオケを熱唱する娘さんに目をつけちゃうところとか良かった。映画屋魂、てやつなのか。
とにかく次回作が一刻も早く見たい。

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どんぐり

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