ナイトコール

劇場公開日:2025年10月17日

解説・あらすじ

都市の闇を舞台に繰り広げられる一夜の逃走劇を、フィルムノワール、アクション、サバイバルとジャンルを融合させて描いたベルギー発のクライムスリラー。

ブリュッセルで昼は学生、夜は鍵屋として働く青年マディは、ある晩、謎めいた女性クレールから、アパートの部屋の鍵を開けて欲しいという依頼を受ける。マディが難なく開錠するとクレールは部屋から1個のバッグを持ち去るが、実はそこは彼女の部屋ではなく、バッグは冷酷なマフィア・ヤニックのものだった。逃走をはかるもヤニックに捕まったマディは、自身の無実を証明しなければならなくなってしまう。朝までの数時間のうちにクレールとバッグを見つけるべく奔走するマディだったが、折しもブリュッセルの街はブラック・ライヴズ・マターのデモが激化し大混乱に陥っていた。

短編映画「Soldat noir」で注目された若手俳優ジョナサン・フェルトレが主演を務め、フランス出身の俳優ナターシャ・クリエフが依頼人クレール役、「死霊館」シリーズのジョナ・ブロケが事件の裏に関わる重要人物役で共演。マフィアのヤニック役でロマン・デュリスが特別出演。ベルギーの新鋭ミヒール・ブランシャールが長編初監督を務め、同国のアカデミー賞といわれるマグリット賞にて最優秀作品賞を含む10部門に輝いた。

2024年製作/90分/G/ベルギー・フランス合作
原題または英題:La nuit se traîne
配給:スターキャットアルバトロス・フィルム
劇場公開日:2025年10月17日

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4
  • 画像5
  • 画像6
  • 画像7
  • 画像8
  • 画像9
  • 画像10
  • 画像11
  • 画像12

(C)2024 - DAYLIGHT INVEST – FORMOSA PRODUCTIONS – QUAD FAM – GAUMONT – FRANCE 3 CINEMA - A PRIVATE VIEW – RTL BELGIUM – VOO

映画レビュー

3.0 女の人には弱いもの

2025年10月27日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
いちごのチョコレート

4.0 夜は終わりを知らない

2025年10月27日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ハラハラドキドキが絶賛継続!シンプルで気持ちよく音楽のセンスも良し。一晩の出来事から、、、夜から朝へ。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
コバキ

4.0 25-124

2025年10月26日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

夜の鍵屋の仕事は大変。
美女からの頼みは、
たとえ前金でなくても、身分証がなくても
引き受けちゃうよねぇ😅

安請け合いが、命取り。
たった一晩のうちに嵐に飲み込まれる。

スピーディーな展開でメチャ楽しめました😁

コメントする (0件)
共感した! 1件)
佐阪航

4.5 夜は決して終わらない

2025年10月26日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

怖い

驚く

黒人の青年マディは、学生をしながら鍵屋で生計を立てている。
ある夜、若い女性クレールからアパートの入り口の鍵を開けて欲しいという依頼を受け、マディはドアを解錠する…。

見終えた後、「んー」となった。
なかなか良質なクライムアクション映画だったんだけど、ベルギーのアカデミー賞と言われているマグリット賞で10部門に輝く程なのか…。劇中気になっていた事を少し調べてみた。

序盤、終盤にイギリス人歌手ペトゥラ・クラークの「La nuit n'en finit plus」が流れます。
彼女は9歳から歌手活動を始め、1960年代にイギリスの国民的アイドルになった人物のようです。
アイドルとして言われるがままにマイクやカメラの前に立ち続ける彼女でしたが、国民の求める偶像と自身とのギャップに苦しみ次第に歌う事への興味を失っていきます。
そんな折、仕事で訪れたフランスで運命的な男性と出会い、結婚し活動の拠点もフランスへと移行。
そしてタイトルも歌詞もフランス語の「La nuit n'en finit plus」を発表し、フランスのみならずフランス語が公用語の1つであるベルギーでも彼女は親しまれる存在になっていった様です。

歌詞の内容は闇の中、暗い底にいる人間の心情。
物語の背景の1つである「Black Lives Matter」のデモ。主人公マディ、ヒロインのクレア、クレアの兄のテオ。
3人の人生と、ペトゥラ・クラークの人生、「La nuit n'en finit plus」が完璧に交差している。

調べてえがった。
評価がガラリと変わりました。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
アントニオ3世