クリミナル・ラヴァーズ

劇場公開日:

解説

ある夜、静まり返った学校の体育館にやってきた高校生のアリスとリュック。アリスが1人で奥のシャワー室に向かうと、そこにはアリスと同じクラスのサイードがいた。サイードがアリスを抱き、リュックはその様子を陰から見守るが、アリスが目配せをした瞬間、リュックは隠し持っていたナイフでサイードを刺し殺す。2人は死体を車のトランクに隠して森に向かい、穴を掘って死体を埋めるが……。フランスの鬼才フランソワ・オゾン監督が描くサスペンス・ミステリー。

1999年製作/95分/フランス・日本合作
原題または英題:Les amants criminels
劇場公開日:2000年9月30日

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写真提供:ユーロスペース

映画レビュー

3.0謎の森の男

2020年5月2日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 冒頭のショッキングなシーンから徐々にトーンダウンしていった感がある。しかし、ラストで思いっきりショッキングな映像を・・・・って、よくわからないぞ、この展開。

 大まかなところは、リュックは17歳なのにインポテンツ。森の男によってホモセクシャルに目覚めさせられ、勃起するようになる・・・これでいいのか?このストーリー。アリスはリュックのインポテンツを治そうとショック療法を試しただけなのだろうけど、殺人という手段はいただけないでしょうなぁ。世相を表現しているとも取れるし、ラストからもわかるように因果応報の強烈なブラックなのかもしれない。

 ラストからもわかるように、リュックはアリスの愛情が信じられなくなったのでしょうね。

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kossy