サターン・ボウリング

劇場公開日:2025年10月4日

サターン・ボウリング

解説・あらすじ

アニエス・バルダの「冬の旅」の編集を担当し、「走り来る男」などの映画でメガホンもとるパトリシア・マズィの長編監督第5作。父の遺産としてボウリング場を継いだ異母兄弟の周囲で連続殺人事件が起こる様を通して、現代社会に潜む悪を浮き彫りにするネオノワール。

街をさまよい歩き、時々働くクラブ「ル・カルゴ」の外にある他人の車で寝泊まりする生活を送っているアルマン。ある日、異母兄弟で警察官のギヨームがハンターだった父親の死を告げに現れる。ギヨームは父親と疎遠になっていた弟と和解するため、アルマンに父が遺したボウリング場「サターン・ボウリング」を経営するチャンスを与える。ボウリング場を継いだアルマンは父の仲間たちに対して出入りを控えるように要求するなど、問題を起こす。一方、ハンターたちは、動物愛護活動家のスアンにメディアで挑発されて暴力事件を起こしかけるが、ギヨームによって制止される。ギヨームは偶然出会ったスアンと愛を育む中、地元の墓地から複数の若い女性の死体が発見され、連続殺人事件が起こっていることが明らかになるが……。

撮影を「落下の解剖学」のシモン・ボーフィスが担当。

2022年製作/114分/R18+/フランス・ベルギー合作
原題または英題:Bowling Saturne
配給:サンリスフィルム
劇場公開日:2025年10月4日

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(C)Ex Nihilo - Les Films du fleuve - 2021

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