モンテ・クリスト伯

劇場公開日:2025年11月7日

解説・あらすじ

19世紀フランスの文豪アレクサンドル・デュマによる傑作小説で、「巌窟王」の名でも知られる復讐劇の金字塔「モンテ・クリスト伯」をフランスで実写映画化。

若き航海士エドモン・ダンテスは船長への昇進が決まり結婚も控えていたが、ある策略により無実の罪で投獄されてしまう。絶望のなかで生きる気力を失っていくダンテスだったが、脱獄を企てる老司祭との出会いにより希望を取り戻していく。司祭は彼に学問と教養を授け、さらにテンプル騎士団の隠し財宝の存在を打ち明ける。囚われの身となってから14年後、奇跡的に脱獄を果たしたダンテスは莫大な財宝を手に入れ、ついに復讐を果たすべく動き出す。謎に包まれた大富豪「モンテ・クリスト伯」としてパリ社交界に姿を現した彼は、自らの人生を奪った3人の男たちに巧妙に近づいていく。

「イヴ・サンローラン」のピエール・ニネが主演を務め、数奇な運命を背負った復讐者ダンテスを優雅かつ繊細に演じた。共演は「12日の殺人」のバスティアン・ブイヨン、「彼は秘密の女ともだち」のアナイス・ドゥムースティエ、「あのこと」のアナマリア・バルトロメイ。2025年・第50回セザール賞にて同年度最多の14部門にノミネートされ、美術賞と衣装デザイン賞を受賞した。

2024年製作/178分/G/フランス
原題または英題:Le Comte de Monte-Cristo
配給:ツイン
劇場公開日:2025年11月7日

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4
  • 画像5
  • 画像6
  • 画像7
  • 画像8
  • 画像9
  • 画像10
  • 画像11
  • 画像12
  • 画像13
  • 画像14
  • 画像15
  • 画像16
  • 画像17
  • 画像18
  • 画像19
  • 画像20
  • 画像21
  • 画像22
  • 画像23
  • 画像24
  • 画像25

(C)2024 CHAPTER 2 – PATHE FILMS – M6 - Photographe Jérôme Prébois

映画レビュー

4.0 Le Comte de Monte-Cristo

2025年12月11日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

幸せ

ドキドキ

原作は未読ですが原作をフランス語で読んでいるかの様な錯覚をしてしまう程の映像美、3時間上映が短く感じてしまう観やすさと満足度です。

コメントする 4件)
共感した! 6件)
映画LOVE

5.0 心に残ったセリフ

2025年12月11日
Androidアプリから投稿

小説「モンテクリスト伯」全7巻の読了に途中で挫折したものの、結末が気になって映画を。

1番心に残ったモンテクリスト伯の言葉。
「幸せは誰にも奪われるな」

人と比較して考えてみると、
自分の大切にしているものが
たとえ小さく・ささやかであっても…

「死守」する為に、戦い守る

それが、その人を幸せにする
生き方なのだと。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
銀婚

3.5 3時間には感じなかった 復讐の悲しさ

2025年12月9日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

驚く

どのようなひどいことをされても今の私は復讐では答えを出さない。
彼が不当な濡れ衣で牢に入れられ師に出会い、そこから学びを得るのはわくわくした。
出てくる女優が若い一人を除いて好みではなく、フランス俳優は結構な割合で鼻の形が独特だ。
あのこと、に出ていたあの女優は素晴らしかった。
エンタメとして見るのに良い映画だと思った。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
KSクッキー

4.0 現代解釈のモンテクリスト伯!

2025年12月9日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

知的

現代的な解釈のモンテクリスト伯になっていた。

小説、モンテクリスト伯の魅力は、南総里見八犬伝のような勧善懲悪の短絡さがないところ。それが、長年読み継がれてい理由であると思う。

それをふまえて、この映画では、正義とは、復讐とは、そして、本当の女性の美とはがしっかりと描かれているのではないかと思う。

一番印象的だったのは、エダが、モンテクリスト伯に盲目的に従順ではないこと。

しっかりと、自分の意見を持ち、モンテクリスト伯の矛盾点を指摘する。

それにつらなって、エドモンダンテスの正義と復讐がけっして100%正しいといえないことが描かれる。

そして、それは、あの有名な、待て、しかして希望せよ、と繋がるのである。

本当によく考えられ脚本だと感心した。

ただ、その分、華麗さとか、すっきり感は、減じてしまうのは仕方がないことだろう。

また、原作とは相関関係が違う部分はあるが、この長い小説を、3時間に納めるためには仕方のないことかもしれない。

それらをふまえても、よくできた映画だと思う。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
うさぎさん