マリア・モンテッソーリ 愛と創造のメソッド

劇場公開日:

解説・あらすじ

世界的に広がる教育法「モンテッソーリ教育」の生みの親マリア・モンテッソーリの劇的な人生を映画化。彼女がメソッドを獲得し、1907年に「子どもの家」を開設するまでの苦悩に満ちた7年間を描く。

20世紀初頭のイタリア、ローマ。マリア・モンテッソーリはフランスの有名な高級娼婦リリ・ダレンジと出会う。リリは娘に学習障がいがあることを世間に知られそうになり、自分の名声を守るためパリから逃げてきたのだった。この時マリアはすでに画期的な教育法の基礎を築いており、リリはマリアを通して、障がいを抱える子どもではなく強い意志と才能を持つ1人の人間として、ありのままの娘を知っていく。マリアに共鳴したリリは、男性中心社会の中で悪戦苦闘する彼女の野望の実現に手を貸すが……。

「息子の部屋」のジャスミン・トリンカが主人公マリア、「シンク・オア・スイム イチかバチか俺たちの夢」のレイラ・ベクティがリリを演じた。リリの娘ティナ役のラファエル・ソンヌビル=キャビーをはじめ、劇中に登場する障がいを持つ子どもたちの役には、同じ立場の子どもたちを起用。ドキュメンタリー映画を中心に手がけてきたレア・トドロフが長編劇映画初監督を務めた。

2023年製作/99分/フランス・イタリア合作
原題または英題:La nouvelle femme
配給:オンリー・ハーツ
劇場公開日:2025年3月28日

スタッフ・キャスト

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(C)Geko Films – Tempesta - 2023

映画レビュー

2.5呼応するもの

2025年3月29日
Androidアプリから投稿

単純

幸せ

差別と偏見により知的障害者が精神病院に隔離されていた1900年代初頭に、教育メソッドを生み出した女性医師マリア・モンテッソーリの話。

知的障害のある9歳の娘ティナを隠す為、パリからローマのマリアが働く研究施設へリリがやって来て巻き起こって行く。

最初はマリアにすら素性を隠そうとしていたリリの変化と、彼女の影響もあって仕上がって行くメソッド。
そしてプライベートでのマリアの葛藤、ととても興味深く面白い。

事実とはいえ、途中から女尊男卑の時代に立ち上がった様が強くなり過ぎてしまい、そっちが主題?と、ちょっとありきたりに感じてしまったので、もうちょいバランスが良ければとは思ったかな。

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Bacchus

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