嗤う蟲

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嗤う蟲

解説

田舎でのスローライフを夢見て、都会から村へと移住してきた夫婦が、その村に存在するある「掟」に追い詰められていく姿を描いたスリラー。「性の劇薬」「アルプススタンドのはしの方」の城定秀夫監督がメガホンをとった。

田舎での暮らしに憧れるイラストレーターの杏奈は、脱サラした夫・輝道とともに麻宮村に移住する。自治会長の田久保のことを過剰なまでに信奉し、過剰なまでにお節介を焼く村民たちに辟易しながらも、2人は新天地でのスローライフを満喫する。そんな中、村民の中に田久保を畏怖する者たちがいることを知った杏奈は、次第に不信感を抱くようになっていく。一方、輝道は田久保の仕事を手伝うことになり、 麻宮村の隠された「掟」の存在を知ってしまう。

杏奈役を深川麻衣、輝道役を若葉竜也、自治会長の田久保役を田口トモロヲがそれぞれ演じる。脚本は「先生を流産させる会」「ミスミソウ」の内藤瑛亮。

2024年製作/99分/PG12/日本
配給:ショウゲート
劇場公開日:2025年1月24日

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(C)2024映画「嗤う蟲」製作委員会

映画レビュー

3.5ホラーとは違う怖さ

2025年1月16日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

試写会にて鑑賞。監督からホラーとは違うジャンルで怖さを描いたと説明があったが、ホラーの驚かせる怖さではなく、人間の怖さが表現されていた。エンディングはハッピーエンドではないなとか思わされ、この後の展開も気になります。

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ショカタロウ

1.5予算過多な『LIFE!』

2024年10月4日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

笑える

単純

理想の田舎暮らしを求めて地方の村に移住した若い夫婦。ところがその村にはとんでもない秘密が…という、『ウィッカーマン』や『ミッドサマー』を思わせる田舎土着ホラー…というかハッキリ言うとコメディ。
とにかく動作やセリフの間とかが、NHK『LIFE!』で時々あるブラックコントに近い。もっと予算をかけて撮った『LIFE!』とでも言おうか(といっても『LIFE!』はセットにかかる費用等を鑑みると、バラエティの中でも製作費はかなり高い方)。なんといっても、村の自治会長役の田口トモロヲのやりすぎ演技。近年では見られなくなった若い頃のトンガリぶりを思い出せたものの、本作は悪い意味でノイズに。製作陣はあれでも演技を抑えさせたらしいが、もっと制御すべき。
中盤以降での夫婦に対する村民達の冷ややかなリアクションなど、杓子定規な演技ばかりだったが、芸人の中山功太は俳優業でも十分イケる雰囲気を醸し出していた。もっとも、そういう面も含めて全体的にコントっぽいんだが…
『LIFE!』のキャストやスタッフでリメイクしたバージョンも観てみたい気がする。そっちの方が面白かったりして。

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