野生の島のロズ

劇場公開日:

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野生の島のロズ

解説

アメリカの作家ピーター・ブラウンによる児童文学「野生のロボット」シリーズを原作に、野生の島で起動した最新型ロボットが愛情の芽生えをきっかけに運命の冒険へと導かれていく姿を描いた、ドリームワークス・アニメーションによる長編アニメ映画。

大自然に覆われた無人島に流れ着き、偶然にも起動ボタンを押されて目を覚ました最新型アシストロボットのロズ。都市生活に合わせてプログラミングされた彼女は野生の島では全く機能せず、動物たちの行動や言葉を学習しながら未知の世界に順応していく。そんなある日、雁の卵を見つけて孵化させたロズは、ひな鳥から「ママ」と呼ばれたことで、思いもよらなかった変化の兆しが現れる。ひな鳥に「キラリ」と名付けたロズは、動物たちにサポートしてもらいながら子育てに奮闘するが……。

監督は「リロ&スティッチ」「ヒックとドラゴン」のクリス・サンダース。「ブラックパンサー」シリーズのルピタ・ニョンゴが主人公のロボット・ロズの声優を務め、ペドロ・パスカル、キャサリン・オハラ、ビル・ナイ、キット・コナー、ステファニー・スーが声の出演。日本語吹き替え版はロズ役を綾瀬はるかが担当し、柄本佑、鈴木福、いとうまい子らも吹き替え声優として参加した。

2024年製作/102分/G/アメリカ
原題または英題:The Wild Robot
配給:東宝東和、ギャガ
劇場公開日:2025年2月7日

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第82回 ゴールデングローブ賞(2025年)

ノミネート

最優秀作曲賞 クリス・バワーズ
最優秀主題歌賞
最優秀長編アニメーション映画賞  
シネマティック・ボックスオフィス・アチーブメント賞  
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(C)2024 DREAMWORKS ANIMATION LLC.

映画レビュー

5.0動物とロボットの協力に感動

2025年1月20日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

泣ける

楽しい

幸せ

日本語吹き替え版完成披露試写会でした。
大きい画面で見ないと見えない動物たちの細かい部分がよかったです。
ストーリーに感動します。エンディングも最高でした。
エンドロールの後もワンカットあるのでお見逃しなく。
ロズとチャッカリとキラリ最高です。
#野生の島のロズ期待完走キャンペーン

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わせい

4.5監督らしい題材やテーマと美しいアニメーションで大事に育てられたあたたかさに、愛してると伝えたい作品に出逢えたこと

2025年1月20日
Androidアプリから投稿

まだ愛してるって言えてないんだ…。想いは、伝えられる内に伝えなくちゃ!頭と心、思考と感情。どれだけ筋道立ててキレイに本作を紐解いて解説しても、そんなの実際本作を観た気持ちの前では意味がないんだ。
緑の中や自然に迷い(野生に還り)、広い世界を知ること。そして、監督の作品の中で描かれる飛行シーン「飛ぶこと」とは、「解放」と「成長」そして異色の2人をつなぐ「絆」の行為(象徴・儀式)のようだ…。『リロ&スティッチ』『ヒックとドラゴン』『グルートさんちのはじめての冒険』『野生の呼び声』クリス・サンダース監督の一貫した題材・テーマと作家主義(原作モノでも)に目も心も満たされ、鑑賞後もあたたかいものが残る・包まれるような、プログラミングを超えて生きる深く本物の感動。『ヒックとドラゴン』が自分にとって特別な思い入れのある映画の1本だけど、また大切にしたい作品に出逢えたこと。本当に本当にいい映画!…なのだけど、"いい映画"という月並みな表現だと、この溢れる想い・気持ちは言い表せられないと言うか。そうだ、愛してる。
だから影響を受けたものに、宮崎駿監督や『となりのトトロ』を挙げるのも納得・必然なのだ。生き死にや自然界において無視のできない残酷な面もファンタジー扱いでおざなりにすることなく、だからこそ作品後半終盤と差し掛かるほど胸熱展開として前面に押し出されてくるサークル・オブ・ライフ生命の輪と絆もより生きてくる・際立つ。対立がないと結束や調和が、真の意味では生きてこないから。自分の役目=アイデンティティーを(最初は機械的に)果たしたい漂流者と、傷つかないようにひねくれた壁を立てて強がり見栄っ張りだけど実は誰よりも愛に飢えた嫌われ者(←コレ一番自分で共感性高かった)と、本来なら一番最初に食べられるはずのチビの、親切心が結びつける白人酋長モノの変化球として疑似家族モノ。(月に向かって吠えて)ウォ〜〜!! 皆で走る画、最高。
ドリームワークス30周年記念作品の特別仕様なムービングロゴが -- MCU仕様とでも言うか(今は色々と軽くなってしまったけどアレが登場したときの興奮は本物で武者震いものでしたよね) -- あれもこれも懐かしく思い出深い好きな作品・好きなキャラが出てきては歩みをたどるものになっていて鳥肌が立った。さらなる進化を遂げている素晴らしく美しく、細部まで生き生きと魂の宿ったセルルックアニメーション。動物たちの動きや毛並み、森の描き込み、画面の隅々まで全てが躍動している。本当に真心込めて作られたのがよくわかって、すべての生き物へのラブレターのようだ。僕にできるなら君にもできる、人生はうまくできてる。心の声に従って本物の想いを連れて君とならどこへでも老いも若きも全年齢層に胸を張って勧めたい、兎にも角にも愛してると伝えたい・叫びたい映画の魔法!! あなたはロズと呼んで。

♪Kiss The Sky

P.S. クリス・サンダース監督を生で見られる日が来るとは、映画ファンとして歓喜。そして手を伸ばしたら触れそうな距離で見る綾瀬はるかさんの美しさたるや!舌っ足らずな「センキュー」も撃ち抜かれるくらい可愛かった(※あれ反則)。柄本佑さんの気さくな人柄の良さと、何より一映画ファンになっちゃう辺り好感。本当に好きなんだよな〜。だけどなんと言ってもクリス・サンダース監督!登壇した吹替キャスト4人に監督からイラストのサプライズプレゼントあったけど、自分も描いてもらいたいな〜なんて普通に羨ましく見ていた。監督は「たまたま紙とペンがあったから描いた。eBayに出品したら5ドルくらいにはなるよ」と言っていたけどまたまた〜即、額縁に入れます。そんなイラストを、佑が手汗で汚さないように慎重に持っているのもリアルで良かった。ちなみに司会進行は言わずもがな奥浜レイラさん。おまけにクリス・サンダースご夫妻が一緒に上映を観るなんて機会!

勝手に関連作品『ヒックとドラゴン』『グルートさんちのはじめての冒険』『野生の呼び声』『リロ&スティッチ』『アイアン・ジャイアント』『ウォーリー』『ジャングル・ブック』『ベイマックス』
『ズートピア』ニック、『バッドガイズ』ウルフなんかも

↑↑↑↑↑

今年には実写化もある『リロ&スティッチ』に始まり人生トップレベルに大好きで自分にとって特別な『ヒックとドラゴン』やこれまた楽しい『グルードさんちのはじめての冒険』ととにかく最高なフィルモグラフィーで、『野生の呼び声』然り本作でも彼の一貫して描かれるテーマや作家主義を感じられそうで、すごく楽しみです。野生に帰ろう・迷おう!予告編を見るだけでウルッと鳥肌が立ってしまうくらいです…。本編では頭で処理きれない胸に込み上げてくるこの温かい気持ちを感じて、もっともっとさらなる感動をする自信があります!! キャラクターや物語だけでなく、『長くつをはいたネコと9つの命』でも感心した2Dっぽい質感の3Dなセルルックアニメーションのようなので、そうした部分にも注目しています。

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とぽとぽ

4.0お子さんとぜひ、懐かしい作風です

2025年1月7日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:その他

たくさん作られてきた人・ロボット・動物間の交流ほっこり。人は出てきませんがストーリーは既視感強く先も読めてそのままゴール😆先のロボットドリームズは動物が完全な擬人化に対して動物まんまが新鮮→なぜ交流出来るかは映画館で。ディズニーらしいキツネのあしらいはほぼズートピアでこれも良い。大人には甘めのストーリーだし、ラスト15分くらいがやや雑な着地かと思うが十分鑑賞出来ます、お子さんいる方はぜひ一緒に

機内で観たから画像を楽しめなかったので再度見るかも

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JAG

4.5何度でも観て楽しめるタイプ

2024年11月7日
PCから投稿

画面の端々に、ディズニー+ジブリ+日本のアニメーションの影響が露骨に出ているのに、ドリームワークスらしい作品に仕上がってて、すごく好み。

内容的には……
美しい背景美術、セリフが極限までそぎ落とされ動きや動物たちの反応で楽しませてくれるアニメーションとしての作りの良さは、どことなく『となりのトトロ』を思い出させてくれます。
そして『天空の城ラピュタ』のロボット兵と『ベイマックス/BIG HERO5』のベイマックスを足したようなロボ・ロズが、『ママは小学生4年生』な子育てしながら、『ヒックとドラゴン』『ズートピア』のような学びを得て、『FLY!』の作画レベルで描いた『ジャングル大帝』+『けものフレンズ』って感じ。
ロズはカバンちゃんみたいなものでもありました。
たーのしー。

何度でも観て楽しめるタイプの作品。
東京国際映画祭の先行上映で拝見しましたが、来年の一般公開でもまた観に行きたいと思いました。

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コージィ日本犬