野生の島のロズ

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野生の島のロズ

解説

アメリカの作家ピーター・ブラウンによる児童文学「野生のロボット」シリーズを原作に、野生の島で起動した最新型ロボットが愛情の芽生えをきっかけに運命の冒険へと導かれていく姿を描いた、ドリームワークス・アニメーションによる長編アニメ映画。

大自然に覆われた無人島に流れ着き、偶然にも起動ボタンを押されて目を覚ました最新型アシストロボットのロズ。都市生活に合わせてプログラミングされた彼女は野生の島では全く機能せず、動物たちの行動や言葉を学習しながら未知の世界に順応していく。そんなある日、雁の卵を見つけて孵化させたロズは、ひな鳥から「ママ」と呼ばれたことで、思いもよらなかった変化の兆しが現れる。ひな鳥に「キラリ」と名付けたロズは、動物たちにサポートしてもらいながら子育てに奮闘するが……。

「ブラックパンサー」シリーズのルピタ・ニョンゴが主人公のロボット・ロズの声優を務め、ペドロ・パスカル、キャサリン・オハラ、ビル・ナイ、キット・コナー、ステファニー・スーが声の出演。「リロ&スティッチ」「ヒックとドラゴン」のクリス・サンダースが監督を務めた。

2024年製作/102分/G/アメリカ
原題または英題:The Wild Robot
配給:東宝東和、ギャガ
劇場公開日:2025年2月7日

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(C)2024 DREAMWORKS ANIMATION LLC.

映画レビュー

4.5何度でも観て楽しめるタイプ

2024年11月7日
PCから投稿

画面の端々に、ディズニー+ジブリ+日本のアニメーションの影響が露骨に出ているのに、ドリームワークスらしい作品に仕上がってて、すごく好み。

内容的には……
美しい背景美術、セリフが極限までそぎ落とされ動きや動物たちの反応で楽しませてくれるアニメーションとしての作りの良さは、どことなく『となりのトトロ』を思い出させてくれます。
そして『天空の城ラピュタ』のロボット兵と『ベイマックス/BIG HERO5』のベイマックスを足したようなロボ・ロズが、『ママは小学生4年生』な子育てしながら、『ヒックとドラゴン』『ズートピア』のような学びを得て、『FLY!』の作画レベルで描いた『ジャングル大帝』+『けものフレンズ』って感じ。
ロズはカバンちゃんみたいなものでもありました。
たーのしー。

何度でも観て楽しめるタイプの作品。
東京国際映画祭の先行上映で拝見しましたが、来年の一般公開でもまた観に行きたいと思いました。

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コージィ日本犬

5.0題材はありふれてるのにとても魅力的

2024年11月5日
Androidアプリから投稿

東京国際映画祭にて鑑賞。
もちろんネタバレは控えるが
「このテ」の作品は今までに沢山あった。
正直ありふれていると言っていい。

しかし描き方ひとつでここまで素晴らしい作品になる。
どんなジャンルでもどんな題材でも
まだまだ可能性は残されていて
それを発掘すれば眩しいほどに光って見える。
とても良い作品でした。

※公開後に追記するかもしれません。

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サイレンス

4.0これ、原題でもよくないですか?

2024年10月7日
iPhoneアプリから投稿

すっかりご無沙汰しております。先月転職して以来、またまた日本人は私だけの職場環境、コミュ力重視な仕事なもので、日々すっかり疲弊しており、映画に行くどころか、皆様のレビューに共感する気力さえ起きないほど、しんどい日々が続いておりました。

多くの方々にコメントいただいたのに、返せなくて本当に申し訳ありません。もう少し職場に慣れたらお返事しますので、今しばらくお待ちくださいませ。

久しぶりの癒しに映画に行こうと思ったら、アカウントにログインできない日々が続いて映画時間、座席情報すら確認できない始末で、余計に劇場に足が遠のいておりました。

この作品は来年度のアカデミー賞アニメ部門受賞候補という下馬評を聞き、今のところ全くよい評判を聞かない「ジョーカー続編」よりも先に観ました。

推定予算約7800万ドル、今のところの総興行収入はまだ6000万ドルを超えたばかりでしたが、日曜昼間の館内は家族連れと若者達でいっぱいでした。

IMDbでは観客評価8.5、一番多い評価は10点満点だったほど絶賛されてました。やはり動物ものは強いw

最初に見たものを親だと思うインプリンティング現象のシーンはやっぱりホッコリしますし、多くの親御さんにノスタルジーを感じさせるような、温かい感情が生まれるのではないでしょうか。

ロボット役のロズ(ラズに聞こえてましたw)の声がルピタニョンゴだったとは!「それでも夜は明ける」の時はまだ少女のイメージでしたが、ロボット声ながらも、かなり癒し系のお母さん的な発声でしたので、とても意外でした。

正直、ストーリーはそこまで絶賛されるような内容かな?とは思いますが、子供向けにしては割とメッセージ性も感じる温かい内容でした。そういえば私も子供の頃、自転車に乗れるようになるまで、父や母に根気強く乗り方を教わったなぁと思い出させてくれるような序盤のエピソードも、なかなか胸熱でした。

興収的には「インサイドヘッド2」が断然アカデミー候補になるのでしょうが、どちらも甲乙つけがたい作品でした。

子供達が一斉に笑う声にいやされましたし、小さい子たちも最後まで静かに見ていたのも、感心しました。画面はちょっと暗くて、油断すると大人でも眠くなりましたのでwww

コメントする 10件)
共感した! 6件)
ゆ~きち

241001 全米1位

2024年10月1日
PCから投稿

野生の島のロズ」初登場首位! フランシス・フォード・コッポラ監督の野心作「メガロポリス」は6位
9月第4週の北米映画市場では、週末3日間の興行収入ランキングのトップ10に新作がいくつか入りましたが、興行成績は全体的に低調な結果となりました。ドリームワークス・アニメーション最新作「野生の島のロズ」(ワーナー)が、初登場1位を獲得。米作家ピーター・ブラウンの児童文学「野生のロボット」シリーズを原作に、「ヒックとドラゴン」のクリス・サンダースが監督を務めました。

本作は、野生の島で起動した最新型アシストロボットの“ロズ”に、ひょんなことから愛情が生まれ、動物たちとともに生き、島の危機を乗り越えていく物語。ルピタ・ニョンゴが、貨物船の墜落事故で、野生動物のなかに放り出されるロズの声を務めました。そのほか、ペドロ・パスカル、キャサリン・オハラ、ビル・ナイ、キット・コナー、ステファニー・スー、マーク・ハミルらがボイスキャストとして参加。製作費7800万ドルに対し、週末3日間で興収3500万ドルを記録しました。米映画批評サイト「Rotten Tomatoes」で批評家スコア・観客スコアともに98%(9月30日時点)を記録するなど、高い評価を獲得しています。

ティム・バートン監督のホラーコメディ「ビートルジュース ビートルジュース」(ユニバーサル)は、3週連続で首位を守っていましたが、4週目でついに2位にダウン。週末3日間で興収1600万ドルをあげました。累計興収は2億2500万ドルを突破し、24年に公開された映画のなかで興収6位となっています。

インドのアクション映画「Devara Part 1(原題)」(Prathyangira Cinemas)は、4位に初登場。N・T・ラーマ・ラオ・Jr.(「RRR」)が村の首長であり密輸業者ハンターのDevaraと、父に逆らう息子のVaraを、一人二役で演じました。コラターラ・シバ監督(「MIRCHI ミルチ」)がメガホンをとり、限定公開され、週末3日間で興収510万ドルを記録しました。

6位には、フランシス・フォード・コッポラ監督の野心作「Megalopolis(原題)」(ライオンズゲート)がランクインしました。物語の舞台は、“ニューローマ”と呼ばれるユートピアとなったニューヨーク。同都市の設計責任者である天才芸術家セザール(アダム・ドライバー)は、強欲で保守的な市長キケロ(ジャンカルロ・エスポジート)と対立していますが、彼の娘ジュリア(ナタリー・エマニュエル)と恋仲にありました。セザールの元愛人ワウ・プラチナム(オーブリー・プラザ)と、銀行の頭取クラッスス(ジョン・ボイト)との結婚式で、セザールの従兄弟クローディオ(シャイア・ラブーフ)は、スキャンダルの暴露によって、セザールを失脚させようと目論みます。

タリア・シャイアがセザールの母親を演じ、ローレンス・フィッシュバーンがナレーションを担当。製作費1億2000万ドルに対し、週末3日間の興収は400万ドルとなり、厳しいスタートを切りました。

メイジー・ステラとプラザが共演したコメディ「My Old Ass(原題)」(アマゾン、MGM)は8位となり、公開3週目にしてトップ10入りを果たしました。ティーンエイジャーのエリオット(ステラ)は友人たちと島へ遊びに行き、キノコを食べて見た幻覚のなかで、39歳になった自分自身(プラザ)と対面し、自らの生き方を見つめ直すことになります。サンダンス映画祭2024でプレミア上映され、週末3日間で興収220万ドル

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勝先生とげんぎけい2