劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来

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劇場公開日:2025年7月18日

解説・あらすじ

集英社「週刊少年ジャンプ」で連載された吾峠呼世晴のコミックを原作とする大ヒットアニメ「鬼滅の刃」シリーズのクライマックスとなる、「無限城編」3部作の第1章。

鬼になってしまった妹・禰󠄀豆子を人間に戻すため、鬼狩りの組織・鬼殺隊に入った竈門炭治郎は、同期の仲間である我妻善逸や嘴平伊之助とともに数々の鬼と戦いながら成長し絆を深めていく。炭治郎たちは鬼殺隊最高位の剣士である「柱」たちと共闘し、無限列車では炎柱・煉獄杏寿郎、遊郭では音柱・宇髄天元、刀鍛冶の里では霞柱・時透無一郎や恋柱・甘露寺蜜璃とともに死闘を繰り広げた。その後、来たる鬼との決戦に備えて、柱による合同強化訓練・柱稽古に挑んでいる最中、鬼殺隊の本部である産屋敷邸に鬼舞辻󠄀無惨が姿を現す。お館様の危機に駆けつけた炭治郎や柱たちは無惨によって謎の空間へと落とされ、鬼の根城である無限城での最終決戦に身を投じていく。

これまでのアニメシリーズに引き続き、外崎春雄が監督、松島晃がキャラクターデザイン・総作画監督、ufotableがアニメーション制作を担当。

2025年製作/155分/PG12/日本
配給:東宝、アニプレックス
劇場公開日:2025年7月18日

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映画レビュー

5.0ヤバイ! 開始10分で泣くとこだった!

2025年7月21日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
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共感した! 62件)
猿田猿太郎

5.0にわかでも伝えたい、鬼滅の刃の奥深さ

2025年7月20日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

ドキドキ

「上映回数30回!?」
公開初日、劇場のスケジュール表を見た瞬間、思わず声が出た。
しかも、そのすべての回がほぼ満席。ポップコーン売り場には長蛇の列。
この光景、私の映画館人生でも記憶にない一大事だった🤫

そんな“社会現象”ど真ん中の映画に、軽い気持ちで便乗したにわか観客の私。
けれど、そこでまず圧倒されたのは映像のクオリティ。一枚一枚のシーンが、緻密で美しく、ただの“アニメ”というより“アート作品”のよう。
まさに“画で殴られる”とはこのことだった。

さらに、冒頭からぐっと引き込まれたのが主題歌の力。LiSA & Aimer──この鉄壁のWボーカルによるツイン主題歌が、鬼滅の世界観を確固たるものとして支えていた。
音が流れた瞬間に、スクリーンの外側まで掌握されるようなあの感覚。「これは、勝負にきている」と、冒頭10分で確信してしまった😳

ジブリを超えて興行収入No.1を叩き出した前作『無限列車編』。
その実力は、やはり“本物”だった。

そして、真の驚きは物語の深さにあった。
確かにPG12らしく、斬首や暴力描写もある。
けれど、それを超えて胸に迫ったのは──
“敵”である鬼たちの哀しみにまで丁寧に光を当てていること。

今作のメイン「猗窩座(あかざ)」は、ただの悪役ではない。
彼が失ったもの、なれなかった未来。
「鬼とは、なりたくてなった存在ではない」
その背景にある喪失と孤独に、私は思わず息を呑んだ。

それをただ憐れむのではなく、
“誰の中にもあるかもしれない闇”として受け入れる。
それでも向き合い続ける主人公たちの姿が、たまらなく切なかった…😭

そうか、これが大人たちをも虜にする理由なんだ。

勧善懲悪の単純な物語ではなく、
善と悪の「間(あわい)」にある揺らぎを描く。
そして、敵すらも「そのまま」受け入れるこの世界観は、
まるで人生の縮図のようだった。

劇場を出た瞬間、私は誰かにこの映画のことを話したくてたまらなくなっていた。

「鬼滅の刃」は、もう子どもたちのためだけの物語じゃない。
むしろ──「人生の酸いも甘いも知った大人にこそ響く物語」なのだ。

ブームから少し距離を置いて見ていたあなたへ。
「人が集まる理由」をぜひ一度、体感してみてほしい。

人気が熱狂に変わり、
熱狂が文化に変わる瞬間が、確かにここにある。

やはりこれは、ただ事ではない😎
この夏の“有事”を、見逃すなかれ!!

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共感した! 115件)
ななやお

4.5日本人に生まれて良かった。

2025年7月19日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

ドキドキ

かなりのプレッシャーだったと思う。

前作の劇場版は日本歴代1番の興行収入400億を超え、アニメ版であのクオリティ。
2019年から描き続けた作品のついに最終局面のストーリー。原作の発行部数は世界で2.2億冊突破ということは、それだけ多くの方が展開も知っている状態。

期待値を上げる材料はこれでもかというほど揃っている中、きっと作り手の方々たちは、その期待値に応えるために、連日心血を注いでくれていたに違いない。煉獄さんの言葉を借りるなら、心を燃やし続けながら挑み続けてくれたことが、開始5分でもうわかる。

圧巻の映像美と迫力。
声優さん一人一人が6年かけてキャラクターと共に生きてくれたからこその、演技の凄まじさ。
鳥肌が立つほどの劇伴。そして、原作をとても大切に忠実に描く再現性。

期待していたものが期待以上に返ってくる喜びと感動に震える155分だった。

映画3本分見たかのような濃厚さで、前半だけで私の体力は削られ、体の水分が涙となって消えていった。
見終わった後真っ先に思ったのが「日本人でよかった…」だった。そしたら映画館を出る際に私の前を歩いていたカップルの男性も「こういう時日本人で良かったなって思うよね」と隣の女性に同じことを言っていて、なんだか嬉しかった。

こんな風に思わせてくれる作品が見れて幸せだ!
第二章も楽しみ。

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AZU

4.5圧巻の無限城

2025年7月31日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

やはり驚くべきは無限城の表現。マンガでは描き切れない、あの広大さを映像でなんとか伝えたいという意思がみなぎっていた。あの無限城の3Dだけでものすごい労力と金額がかかるだろう。しかも、ただ「やりました」というだけじゃなく、きちんと映像として意味のあるものとして扱われている。あの広大さを伝える映像があるから、鬼殺隊がどれだけ困難な戦いを強いられているのかを、映像によってダイレクトに伝えることが可能になっている。
もっとキャラクターに寄ったショット中心に構成すれば、あんなにバカでかい3Dモデル作らなくても何とかなると思うが、それじゃつまらないと思ったのだろう。結構、ロングショットを多用していて、広さを伝える多くの隊士が命をかけて戦っていることを表現していた。猗窩座のエピソードには結局泣いてしまった。
鬼殺隊の面々も鬼になった者たちも等しく理不尽な目にあっているが、ある者は鬼殺隊になり、ある者は鬼になる。出会いの偶然がそれを分かつのだとすれば、紙一重の違いしかない。哀しいほどの社会の理不尽が詰まった作品だ。

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杉本穂高

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