バットマン ビギンズのレビュー・感想・評価
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バットマンの成り立ち
ブルース・ウェインがなぜバットマンになったのか。
今までも語られた両親の死から丁寧に説き起こす。
その中で、ゴードンとの出逢い。レイチェルとの関係。影の軍団の暗躍。
いろんな話が重なりあって、バットマンが誕生する。
バットマンといえばクリスチャン・ベール。っていうぐらいの印象。
階段の手摺に佇むバットマン、秀逸。
面白かったな〜
初めてDUシリーズを鑑賞しました。
めちゃくちゃ面白かったです!
個人的な偏見ですが、10年以上前に公開されてるシリーズ1作目などは すこし迫力やシナリオが物足りないなーと思うことが多いです。 だけどこの映画は全てが最高でした。
誰が、本当に悪役か、正義とはなにか、だれが味方、
見ながら いろんな感情が湧き上がってきました。
シリーズの2作目 ダークナイトは 史上最高の映画と仰っている方も多く 鑑賞するのがとても楽しみです。
ダークナイトに繋がる序奏として・・・。
単体だとバットマンがカッコいい、まあまあの作品。
しかしダークナイトに繋がる作品としてはこの後のダークな展開とブルースの思考の伏線となる正に序奏的な作品だ。
公開時は謙さん出演作品くらいにしか捉えてなかったが、ダークナイトを観てから観賞した。謙さんこんな良いシリーズに出演できて良かったね。
異色のヒーロー映画
主人公のブルースが正義とは何かを学びながらゴッサムシティを守るためにバットマンとして立ち上がるというストーリー。
コメディ要素が強いMCUなどのヒーロー映画とは対照的にとてもシリアスな雰囲気で物語が進んでいった。これはこれでとても良かった。
ビギンズという事もありバットマンが初登場するまで1時間ほど時間があった。ヒーロー映画の1作目はヒーロー誕生の過程を描く必要があるため必ずアクションが繰り広げられるまでに時間があり途中飽きてしまいそうになる。
が、さすがクリストファー・ノーラン作品。お得意の時系列シャッフルで1時間という長い時間を全く飽きることなく見ることが出来た。
また、その誕生秘話がとても深くバットマンの強い意思の要因を上手く描いていた。
そして、バットマン自体が完璧過ぎない点もとても好感が持てた。
何事も1人で成し遂げるわけではなく周りに支えられながら、そして頼りながら悪に立ち向かっていた。
そこがとても人間味があって良かった。
しかし、唯一アクションシーンが個人的にあまり好きになれなかった。
カメラワークが悪くカットが多い上バットマンのコスチュームが背景と同化しすぎて何が起きているのか分からなかった。
ヒーロー映画だがMCU映画のようなアクションやコメディを期待している方にはおすすめできない作品。(コメディ要素が無い訳では無い)
逆に、ドラマ系が好きでアクションとかにも挑戦してみようと考えている人にはアクション入門としてはとてもオススメの作品。
誕生の秘密を描く
総合75点 ( ストーリー:70点|キャスト:75点|演出:80点|ビジュアル:80点|音楽:70点 )
『ダークナイト』を観た後でこちらを鑑賞。『ダークナイト』がかなり良かったので期待していたのだが、思ったほどではなかった。
それは何故良家のお坊ちゃまが突然頭のおかしな変な格好をしてバットマンになったのかという部分に多くが費やされてしまって、あまりに説明的になっていたのが原因。またその過程を表すための筋は通っていてもこじつけというか無理矢理的な理由付けにもちょっと嫌気がさした。とは言いつつとりあえず高い能力を身につけられた理由・蝙蝠になった理由・変な乗り物に乗っている理由は理解できた。でも今作だけでなく今後の展開を考えたときに、この部分を基本として明らかにしたのは悪くない。
『ダークナイト』でも感じた質感の高さは今作でも健在というか、先に作られた今作から急激に質感が上がっている。薄っぺらさが目立った従来作品と比べて、漫画原作なのに深みを持った娯楽作品として仕上がっていた。出演者も豪華だし、端役だけど渡辺謙も出ており忍者という日本文化も登場している。
豪華なキャスト!それに劣らぬストーリー!
ますクリスチャンベールってめちゃくちゃ愛されるキャラクターになりきれる。顔なのか何なのか、彼を守りたくなってくるんだよね。
ケイティホームズもよかったよね。良い関係性。受け入れ方も自然。彼を分かりきっている。
マイケルケイン、この映画では珍しく悪者じゃないし裏切りもなくてすごい安心。
キリアンマーフィーは安定でした、、、
非常に面白かったです
非常に面白かったです。 正義の味方バットマンがゴッサム・シティーで活躍します。 ただし、 てきが純粋な悪役というわけではなく、 思想犯のような集団も相手にしなければいけません。 そのため、 正義 対 悪 対 正義、 のような戦いになり、 ありきたりな勧善懲悪とは異なった、 印象的な仕上がりになっていました。 バットマンの乗り物の カー チェースも見ごたえがあり、 途中で (バットマンの敵である) 警察車両を次々と破壊していくシーンは大興奮でした。 日本警察も くずばかりですが、 警察が劣悪なのは どこの世界も同じなのですね。
残念な点もあります。 まず、 序盤のエピローグのような部分が長かったことです。 上映時間を (映画.com で) 確認すると 140分でした。 長すぎます。 序盤を大幅に省略して、 120分にするべきでした。
もう 1つの残念な点は、 この作品が [バットマンであること] です。 本来のバットマンは [バットマンが変態の悪役たちと戦う、 単純明快な正義のストーリー] のはずです。 複雑な思想信条まで取り込んだストーリーを設計したいのであれば、 バットマンいがいの新しいヒーローを考えればよかっただけのことです。 あえてバットマンにすることで、 従来のバットマン愛好者からは [バットマンらしくない展開] を嫌われかねません。 更に、 [バットマンを知らなければ理解しづらい展開] も有り、 これはバットマンを知らない人の不満につながってしまったでしょう。
序章にすぎない。
クリストファー・ノーラン特集がスカパーで放映されてます。
それ程までに彼の作品が称賛されているいるのですね。
這い上がるために人は堕ちる。
人の心はわからない。でも本性は行動に出る。
深い言葉です。
街中がパニックに。。。でも、これっていつか起こりうるテロを彷彿とさせています。悪は消えても新たな悪が現れる。
迫力もすごい。映画館で観たかった。
Why do we fall? 伝説の始まり。ダークナイト三部作の第一章。
89年から97年まで続いてた「バットマン」の映画シリーズをクリストファー・ノーラン監督がリブートする形で2005年に始まった所謂ダークナイト三部作の第一章です。またバットマン?という印象を吹き飛ばす仕上がりでした。
やはり二作目の「ダークナイト」が素晴らしすぎて印象が薄くなってしまう「ビギンズ」ですが、これはこれで良いデキなのです。「何故ブルース・ウェインはバットマンとなるに至ったか?」を丁寧に作品にしています。これまでトリッキーなヴィラン(悪役)の方が注目されていたバットマンのシリーズなのですが、今作は完全にバットマンが主人公ですね。
今作のバットマンはちゃんとコウモリになる理由付けがあるんですよね。「悪人への恐怖を与える為のメタファーとしてコウモリになる」という。少しくどいぐらいに恐怖の描写としてコウモリが出てきます。昔の原作アメコミでは、たまたま窓から入っていたコウモリ見て、指をならして「よっしゃ、コレにしよっ♪」って決めた事とは大違い(笑)
バットマンことブルース・ウェインにクリスチャン・ベールを持ってきている所がまた憎いではないですか。89年のティム・バートン版では性格俳優マイケル・キートンで意外性を出していた所が、ヴァル・キルマー、ジョージ・クルーニーといういかにもバットマンやってそうな俳優を経て、クリスチャン・ベールに至る。意外な配役でしたが見事にハマッてました。
映画版のオリジナルキャラクターのレイチェルを演じたケイティ・ホームズもキュートで良かったです。ブルースの事を案じている事が良く伝わってきました。良く見ると二作目でレイチェルを演じたマギー・ギレンホールに顔のパーツは似てなくもないのですが、圧倒的にケイティ・ホームズがかわいいのは何故でしょう?
ヴィランには演技派からアクション俳優に転向した変わり種のリーアム・ニーソン、今ではすっかりクリストファー・ノーラン組となったマイケル・ケイン、同じくノーラン組のキリアン・マーフィー、そして名優ポジのモーガン・フリーマンに好い人の役しかやらなくなったゲイリー・オールドマンと実は過去作に負けないぐらい出演者が豪華です。後、渡辺謙さんもいましたね。
何はともあれDCのリアル・アメコミ路線はこの作品から始まったと言っても過言ではない今作。続く名作「ダークナイト」を楽しむ為にも逃せない一本です。
履歴
2020/7/23 再観賞
バットマンに至るまで…
バットマンになるきっかけというか過程というか…忍者が出てきた時は少し何とも言えない気持ちになりました(笑)前半より後半の方が楽しんで見ることができました。
これが「バットマン」か
何度も聞いたことのあるワードやった「バットマン」をこれでやっと知った
アメコミの他のヒーローと決定的に違うのはまるで悪役かのようにふるまうこと
スリル満点で急に現れたりするからびくってなる
見方を変えれば地味っちゃ地味やけど
志は見て来た中でも一番高いんちゃうかな
境遇とかはスパイダーマンに似てるとも思った、性格がまるで違うけど笑笑
結構好きになりそうバットマン
ダークナイトも楽しめそう
単なるアメコミではない
インセプションで好きになったクリストファー・ノーランの私にとって4作目となる今作。アメコミが苦手な私にとっても、かなり楽しめる作品だった。ストーリーも「
おぉ!」となるところもあり、演出もノーラン監督らしくとても良い。クリスチャン・ベール、ゲイリー・オールドマンの演技も見応えある。早くダークナイトを見なければ。
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