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シサム

自宅で、旅先で、移動中に…、
見放題やレンタルなどサブスクで「シサム」を楽しむ方法をまとめて紹介します!

配信サービス 配信状況 料金
レンタル ¥399 今すぐ見る
U-NEXT

おすすめポイント

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配信形態

見放題 / レンタル / 購入

無料期間

31日間

月額料金

月額2,189円(税込)

ダウンロード可否

可能

複数端末同時視聴

可能
※最大4台まで同時再生可能

特典
(ポイント付与等)

毎月1200ポイント付与(購入・レンタル・コミック購入・ライブ配信チケット購入・映画館で使用可能)

支払い方法

クレジットカード(Visa/Master Card/JCB/アメリカン・エキスプレス/ダイナースクラブカード)、キャリア決済(d払い/au PAY(auかんたん決済)/ソフトバンクまとめて支払い/ワイモバイルまとめて支払い)、楽天ペイ、Amazon.co.jp、Apple Account、Google Play、ギフトコード、U-NEXTカード

全作品数

340,000本

見放題作品数

300,000本

映画作品数

見放題17,700本以上/レンタル1,200以上

ドラマ作品数

見放題5,400本以上/レンタル680本以上

アニメ作品数

見放題5,800本以上/レンタル260本以上

※2025年5月時点の情報です。最新情報は各社サイトにてご確認ください。


シサム

解説・あらすじ

「せかいのおきく」「首」の寛一郎が主演を務め、北海道の大自然を背景にアイヌと和人との歴史を描いた人間ドラマ。

江戸時代前期。北海道南西部に位置する松前藩は、アイヌとの交易品を主な収入源としていた。松前藩士の息子である孝二郎と兄の栄之助は、アイヌとの交易で得た品を他藩に売る仕事をしている。ある日、栄之助は使用人・善助の不審な行動を見つけるが、そのせいで善助に殺されてしまう。復讐のため善助を追って蝦夷地へ向かった孝二郎は、そこで異なる文化や風習に触れ、それを理解することで自身の人生を見つめ直していく。

孝二郎の兄・栄之助を三浦貴大、復讐相手となる善助を和田正人、和人に反発心を抱くアイヌの青年を坂東龍汰、アイヌの村のリーダーを平野貴大、複雑な事情を抱えるアイヌの女性をサヘル・ローズが演じた。「結婚できない男」「梅ちゃん先生」などの人気テレビドラマを手がけてきた尾崎将也が脚本を担当し、「タイムスクープハンター」シリーズの中尾浩之監督がメガホンをとった。

※タイトル「シサム」の「ム」は小文字が正式表記。
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NOBU
NOBUさん
4.0

悲しい

知的

幸せ

投稿日:2024-09-19
ー 劇中でもアイヌの若者が苦々し気に言った通り、シサムとはアイヌ語で”隣人”を表している。そして、400年前の当時(もしかしたら、アイヌ民族が和人と同化しつつある現代でも。)その”隣人”である和人(日本人)は、”悪しき隣人”であった。-

■粗筋
 松前藩士である考二郎(寛一郎)は、兄(三浦貴大)と、交易のために蝦夷地に向かうが、兄は荷物を検めていた使用人の善助(和田正人)に殺されてしまう。
 善助は、実は幕府の密偵であり、松前藩が交易の際に鮭と引き換えに渡す米を不正に減らしていた事を調査していたのであった。

◆感想<Caution!内容に触れています。>

・最近、アイヌの映画が増えている。
 「アイヌモシリ」「カムイのうた」そして、エンターテインメント映画として大ヒットした「ゴールデンカムイ」。どれも、とても面白く、且つ自身のアイヌ民族への知識の無さに愕然としたものである。
 イザベラ・バード女史の「日本紀行」を読んで、分かった積りでいたのだが・・。

・今作が面白く、琴線に響くのは、兄を殺された考二郎が兄の仇を撃つために使用人の善助を追う中で負傷し、心優しきアイヌ民族に助けられ、その姿を見て感化され、アイヌ民族に対しての考えが変わって行く様を丁寧に描いている所であろう。
 特に驚いたのは、アイヌ語をキチンと織り込んだ脚本と、サヘル・ローズさんを始めとしたアイヌ人役の役者さん達がアイヌ語を話す姿である。
 あれは、相当に練習をしたと思うのだが、故に今作は見応えがあるのである。

・考二郎はアイヌの民と、夜に産卵後の鮭を一匹ずつ取り、徐々に自然に対し畏敬の念を持って接するアイヌの民に惹かれて行く。
 そして、アイヌは”蝦夷”(アイヌの蔑称)ではなく、”アイヌとは人間という言葉”という事を学び、彼らの生活習慣に感銘を受けて行くのである。
 考二郎は、そんなアイヌの民族と和人が共に生きる道を考えて行くのである。

・アイヌと松前藩士との闘いのシーン。弓矢と鉄砲である。圧倒的に不利な状況下、アイヌの民は追い詰められていく。且つて、夫と子を和人に殺されたリキアンノ(サヘル・ローズ)と、善助が考二郎の眼前で殺されるシーン。
 そして、善助は息絶える前に細い声で言うのである。”母は、アイヌだった・・。”善助が命懸けで松前藩の不正を幕府に報告しようとした理由が、この言葉で氷解するのである。

<今作のラストでは、絶望と微かな希望が描かれる。
 続々と”蝦夷”の海岸に押し寄せる幕府の大型船。
 アイヌ民族を力で押さえつけようとする、江戸幕府の姿があのシーンから見て取れる。
 それは、近代において民族の自由を奪われたアメリカの先住民族であるネイティブ・アメリカンの姿をも容易に想像させる。
 彼らの多くは現代でも隔離されたネイティブ・アメリカン特別保留地で暮らしている。政府から多額の助成金が出る為に多くは働かずに、アルコール中毒になる人が多いとも聞く。
 だが、考二郎はアイヌの文化を残すために、金を取り、産卵前の鮭を捕獲する和人の姿を書き留めながら、アイヌの部落を草鞋で歩き回り、記録に残して行くのである。
 今作は、アイヌの民の苦難の歴史を正しく残そうとした、良き作品であると私は思います。>
鑑賞日:2024年9月19日 映画館で鑑賞

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