35年目のラブレター

劇場公開日:

35年目のラブレター

解説・あらすじ

笑福亭鶴瓶と原田知世が夫婦役を演じ、最愛の妻にラブレターを書くため文字の勉強に奮闘する夫と、彼を長年支え続けた妻の人生をつづったヒューマンドラマ。2003年に朝日新聞で紹介され、創作落語にもなるなど話題を集めた実話をもとに映画化した。

戦時中に生まれて十分な教育をうけることができず、文字の読み書きができない65歳の西畑保と、いつも彼のそばにいる最愛の妻・皎子(きょうこ)。貧しい家に生まれ、ほとんど学校に通えないまま大人になった保は、生きづらい日々を過ごしてきた。やがて皎子と運命的な出会いを果たし結婚するが、その幸せを手放したくないばかりに、読み書きできないことを彼女に打ち明けられずにいた。半年後、ついに事実が露見し別れを覚悟する保だったが、皎子は彼の手をとり「今日から私があなたの手になる」と告げる。どんな時も寄り添い支えてくれた皎子に感謝の手紙を書きたいと思った保は、定年退職を機に夜間中学に通いはじめる。

重岡大毅と上白石萌音が若き日の保と皎子をそれぞれ演じ、安田顕、笹野高史、江口のりこ、くわばたりえが共演。「今日も嫌がらせ弁当」の塚本連平が監督・脚本を手がけた。

2025年製作/G/日本
配給:東映
劇場公開日:2025年3月7日

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

“観る楽しさ”倍増する特集をチェック!

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4
  • 画像5
  • 画像6
  • 画像7
  • 画像8
  • 画像9
  • 画像10
  • 画像11
  • 画像12
  • 画像13
  • 画像14
  • 画像15
  • 画像16
  • 画像17
  • 画像18
  • 画像19
  • 画像20
  • 画像21
  • 画像22
  • 画像23
  • 画像24

(C)2025「35年目のラブレター」製作委員会

映画レビュー

5.0温かくて優しい映画

2025年2月16日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:試写会

泣ける

楽しい

幸せ

試写会で鑑賞。
俳優陣の演技もストーリーも、予想を遥かに上回るほど素晴らしかった。

この映画は、ただ泣けるだけの映画ではない。
人生の苦しさや報われなさ、そして、人とのつながりが生む優しさと温かさを痛いほど感じた。

よく聞く言葉ではあるけれど、当たり前の毎日があることは奇跡なのだ、家族や友人…身近な人たちに感謝の気持ちを持って毎日を噛みしめながら生きていこうと思えた。

西畑夫婦や周りの人達の温かさはもちろん感動的だったがそれに加え、主人公・西畑保が定年後に夜間中学に通いひたむきに勉強に励む姿がとても印象的だった。人はいつでもどんな時でもいくつでも挑戦できるし、変わっていける、そんな強いメッセージ性を感じた。

観終わった後、明日からも頑張って生きていこうと思える多幸感に満ちた映画だった。
この作品に出逢えて良かったし、多くの人に観てほしい。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
mika

3.5素敵なご夫婦

2025年2月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

結婚して35年も経つのに、相手のことを愛おしく思い続けられるカップルに乾杯🥂
35年経過したのですが、もう少し旦那様を大事にしたいと思いました。
やっぱり末長く2人で寄り添いたい。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
jiemom

3.5良かったよ師匠、良かったね師匠

2025年2月14日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

泣ける

単純

難読症(ディスレクシア)は、スティーヴン・スピルバーグやトム・クルーズも子供時代に難読症に苦しんでいて、劇中でも触れられているように各段珍しい事ではない。その難読症をずっと隠していたべー師匠扮する夫が妻にラブレターを贈ろうとするも…
まずツッコミどころを挙げれば、若い頃の夫を演じるのは実子の駿河太郎が適役だろうし(集客面を考えれば止む無しだろうけど…)、何よりも夫婦役の師匠と原田知世がどうしても兄と妹にしか見えず。あと時間経過もかなり進んでいるにもかかわらず、師匠と原田を含めた登場人物の容姿にあまり変化がないのが気になった。そのせいかラストの安田さんの年齢やくわばたりえの老けメイクが変に浮いていた。実話ベースとはいえ、お涙頂戴ものの展開は可もなく不可もなくといったところ。
ただ師匠の演技は、決して上手いとは言えないがなんとも味わい深く、涙腺を刺激する。一連の中居騒動のとばっちりを受け、よもや本作も公開延期かと危惧していたが、事なきを得たようで良かったね師匠。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
regency

4.0感動する映画

2025年2月7日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

このところ大仰な映画ばかり観ており、いささか食傷気味だったので、素直に感動できそうな本作を試写会視聴。

歴史に残る作品とか、さまざまな解釈を議論させる作品とか、低予算だけど斬新な切り口の作品とか、もちろん良いですが、こういう、観たあとにほっこりするような作品こそ、映画館で観る醍醐味にも感じました。

もちろん、実話とはいえ映画化に当たってそぎ落とした部分がありますが、それは原作を読んで補完することにします。

意外?に、安田顕さんがヨカッタですね。名バイプレイヤー。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ろきすけ