ピアノ 2 Pianos 4 Hands

劇場公開日:

ピアノ 2 Pianos 4 Hands

解説

ニューヨークのオフ・ブロードウェイで6カ月におよぶロングランを記録し、世界200都市で200万人の観客を動員したカナダ発の大ヒット舞台を収録しスクリーン上映。

偉大なピアニストを夢見る少年テッドとリチャードは、強引な親と風変わりな教師のもとでピアノ漬けの日々を送るなかでピアノオタクになっていく。しかし2人は成長するにつれて「とても上手」と「偉大」との差を痛感し、スターにはなれないのではないかと考えるように。ピアノのレッスンに付きもののユーモラスなエピソードの数々や、夢を手放す瞬間の喪失感を描き出す。

カナダ演劇界のレジェンドと言われる俳優テッド・ダイクストラとリチャード・グリーンブラッドが主人公2人の少年時代から成長した姿、さらにその父親と母親、音楽教師などを演じ分け、バッハ、モーツァルト、ベートーベンからジャズやビリー・ジョエルまでさまざまな音楽を2台のピアノで演奏する。ブロードウェイの舞台を中心に数々の傑作を映画館で上映する「松竹ブロードウェイシネマ」シリーズの1作。

2013年製作/114分/カナダ
原題または英題:2 Pianos 4 Hands
配給:松竹
劇場公開日:2024年3月22日

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(C)Rick O'Brien

映画レビュー

4.0☆☆☆☆ 始まって約1/3辺りで… 「アレ?ひょっとしてコレは時系...

2024年4月8日
iPhoneアプリから投稿

☆☆☆☆

始まって約1/3辺りで…

「アレ?ひょっとしてコレは時系列的に行ったり来たりとしているストーリーなのか?」

、、、と思いつつ。

「ん?いや、ちょっと待てよ…!」と。

その時に、スクリーンを見つめながら、或る言葉を思い出していた。

〝 お金を残すは3流。作品を残すは2流。人を残すのが1流 〟

才能が有っても必ずしも成功者となるとは限らない。
成功者となるには、より誰よりも努力を惜しんではならない。

世界を制覇するには
少なくとも国を代表…
いや街で…
まあ、せめて近所では1番で、、、

一瞬、自分が成し遂げられなかった悔しさを。時系列を崩しながら指導者として人を育てて行く内容なのかも?…と少し意識して観ていた。
だがしかし、ストーリー自体は。最初から2人の男の子が、お互いを切磋琢磨(ちょっと違うっちゃあ違うのだけども)しながら進んで行く内容だったのは間違いない。
もしも時系列を崩し、指導者となった話で有ったならば、かなり深みの有る内容になったのではなかろか?…と。

結局、その要素は無いと分かり。その辺りでちょっと残念な気持ちが続いたまま、ストーリーは進んで行った。

…だが、しかし、、、最後の最後で!

始まりが有れば終わりもまたしかり。

この舞台自体が、900回続いた舞台の最終公演にあたる…とゆう事実が。ストーリー上で明らかなように。2人が演じたキャラクターを、そのまま投影しているバディ物で有るのは明らかで。それによって、何とも言えない感情がこちらの胸を詰まらせ、熱くさせてくれる作品となっていたことで、素直に感動させられてしまったのでした。

2024年4月8日 東劇

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松井の天井直撃ホームラン

3.5ピアノにもクラシック音楽にも詳しくないけど、 この作品はとっても楽...

2024年3月30日
iPhoneアプリから投稿

ピアノにもクラシック音楽にも詳しくないけど、

この作品はとっても楽しめた

迷ったけど、見て良かった

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jung

3.0「ブロードウェイシネマ」はあくまで舞台劇でした

2024年3月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

この映画は「松竹ブロードウェイシネマ」の一作品であった。そんな事知らずに、なんとなくコメディ色の強い、ピアノの題材の映画だと思ってしまった。だってポスターは面白い顔した2人で、「楽器は、マジックだ!」のコピーもあるし…。

私は欧米人と同等のコメディセンスを持ち合わせていないし、楽譜の音楽用語の知識もあまり無い。映画内の観客がどっと沸いても全く理解できず。それ以上にストーリーがある事に気付かなかった。主に先生と生徒のいわゆる「寸劇の連続」のような物と思ってしまった。

ビリー・ジョエルの「ピアノマン」が出てきたのはとても嬉しかった。最後は1曲マルっと演奏したけど、このJSバッハの曲、知らないんです😂

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imaxmax

5.0お芝居っていい!

2024年3月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

たった二人で見事に親や先生たちを演じきっている。すごく笑える。上手にピアノを弾くことはできても、プロのソリストになれるのはほんの一握り。山は高く聳えていて裾野は広い。ほとんどのピアノを習う人は裾野にいる。裾野が広く豊かだから、この芝居が成り立っているのかもしれない。

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momoko.n