九十歳。何がめでたい

劇場公開日:

九十歳。何がめでたい

解説・あらすじ

作家・佐藤愛子が日々の暮らしと世の中への怒りや戸惑いを独特のユーモアでつづったベストセラーエッセイ集を、草笛光子主演で映画化。

これまで数々の文学賞を受賞してきた作家の佐藤愛子は、90歳を過ぎた現在は断筆宣言して人づきあいも減り、鬱々とした日々を過ごしていた。そんな彼女のもとに、中年の冴えない編集者・吉川がエッセイの執筆依頼を持ち込んでくる。生きづらい世の中への怒りを歯に衣着せぬ物言いでつづったエッセイは思いがけず大反響を呼び、愛子の人生は90歳にして大きく変わり始める。

編集者・吉川を唐沢寿明、愛子の娘・響子を真矢ミキ、孫・桃子を藤間爽子、吉川の妻・麻里子を木村多江、娘・美優を中島瑠菜が演じる。「老後の資金がありません!」などの前田哲監督がメガホンをとり、「水は海に向かって流れる」でも前田監督と組んだ大島里美が脚本を担当。

2024年製作/99分/G/日本
配給:松竹
劇場公開日:2024年6月21日

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第48回 日本アカデミー賞(2025年)

ノミネート

最優秀脚本賞 大島里美
最優秀主演女優賞 草笛光子
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(C)2024「九十歳。何がめでたい」製作委員会 (C)佐藤愛子/小学館

映画レビュー

3.5日本のおばちゃまたちの元気の秘訣は…

2024年7月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

ネタバレ! クリックして本文を読む
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共感した! 9件)
ななやお

3.5草笛光子

2025年5月24日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:その他

草笛光子90歳であの演技は素晴らしい。おこぼれに預かりたい。

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タクチャン

3.0想像したままの作品、唐沢寿明さんがすごくいい味出している

2025年5月7日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

楽しい

自分は老人ではないがふとたまに老後を考えることがある。
いろんな老後があると思うが、いろんな人のいろんな老後が知りたいと思いDVDレンタル。
あとコミカルなコメディが見たかったのです。

90歳の主人公は広い家に住み、娘さんやお孫さんが家にいて、そして有名作家であり、
引退した後の老後も依頼があるほど社会から必要とされている。
無職になっても生涯ためてきた貯蓄は十分にあるだろう。

最初はう~んん、自分にはあんまり参考にはならなそう。と思った。
自分と圧倒的に違う次元の人の人生を見てもな…。
もっとお金がなくて社会に必要とされてなくてアパートに一人暮らししてるおばあちゃんの映画が見たかった…。
なんてわがまま言うなら違うの見たらいいんですけどもね。
草笛光子さん好きなんです…。
こういうおばあちゃんいそうっていう演技がすごくうまいし、親近感もてちゃうし、応援したくなっちゃう。
それでいて一般人が出せないような圧倒的オーラがあるんですよね。
主人公になるとぱっと輝くほどの存在感。
自分の中でこれからもずっとお元気で俳優を頑張ってほしい方の一人です。

事前に映画を調べずに見たものだから唐沢寿明が出てることにびっくり。
真面目な役が多い俳優さんだと思ったらコメディもバッチリこなせる。
唐沢寿明さんのコミカルな演技でこの映画がまじめすぎず、ぐっと楽しいものになったように思う。

奥さんは限界を迎えるまで耐え忍んで、ある日突然、限界を迎える。
でもそれは、実は突然ではない。
男の人はこのぐらいの年になると男性更年期障害と役職が上がることによる傲慢な気持ちが出てきやすいのかなと思う。
夫婦間は自分の気持ちを伝えることも大事だが、相手の気持ちも必ずきいて、お互いの気持ちに歩み寄ることが大事なのだと思う。

娘さんのダンスのシーンはなぜか泣いてしまった。
ここまで頑張ってきた奥さんと娘さんがこの先生き生き過ごしていけるといいと思う。
唐沢寿明さん演じる男性が、今までのことを深く反省し、また新しい人生を始められたらいいと思う。
草笛光子さんと唐沢寿明さんお二人が出会うことでお二人の人生が好転したのなら、良かったと思う映画だった。

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にん