ファミリー・ディナー

劇場公開日:

ファミリー・ディナー

解説・あらすじ

体型にコンプレックスを抱える少女が料理研究家の叔母の家で体験する、悪夢のようなイースターの祝祭を描いたオーストリア製ホラー。

ふくよかな体型に悩む10代の少女シミーは、著名な料理研究家で栄養士の叔母クラウディアに健康的なダイエットを手助けしてもらうため、彼女の家でイースターの休暇を過ごすことに。しかし叔母の食事指導は思いのほか過激で、さらに従兄弟フィリップはシミーに敵意剥き出しで嫌がらせを繰り返し、得体のしれない叔母の新しい夫シュテファンの存在もシミーを不安にさせる。イースターの祝祭が近づくにつれ、美しい料理に彩られた食卓は悪夢へと変わっていく。

オーストリアの名門ウィーン・フィルムアカデミー出身の新鋭ペーター・ヘングルが長編初監督・脚本を手がけ、家庭内に潜む暴力性、ルッキズム、食と祝祭における宗教観の変化といった題材を、静謐かつスリリングに描き出す。

2022年製作/97分/PG12/オーストリア
原題または英題:Family Dinner
配給:クロックワークス
劇場公開日:2023年12月8日

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映画レビュー

3.0雰囲気は良い映画

2025年3月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
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lanachama

3.0演出はなかなか。

2025年3月18日
iPhoneアプリから投稿

僕が5〜6歳の頃、はじめて従兄弟の家で夕食を頂くことになった。そのときはカレーをみんなで作って食べることになったのだが、あのとき僕の中には何とも言い難い違和感を感じていた。

カレーの味はもちろんのこと、中に入っている具材(肉、野菜)は僕の家のカレーとは全然違ったからだ。

誰しもこんな経験はあるだろう。親戚や友人の家に行った時に、それまで自分の中にあった常識とはまた違ったものがそこにはある。今思い返せばたいしたことではない。しかし当時の僕からしたら少しの違いでも、かなり奇妙に感じたものだ。

この映画「ファミリー・ディナー」もまた、そんな異文化に出会したときの違和感や気味の悪さをを教えてくれる。誰もが異常だと認める「シキタリ」も、当人たちからして見れば、それは常識なのだ。

映画の演出は素晴らしい。しかし、ストーリーは少し物足りない。それは時間が経って痛んできた「肉」を、他の具材と混ぜて味付けしたカレーのようだ。

どんなストーリーでも、味付け次第ではここまでカッコよくなると学べる映画でもある。見て損はないだろう。

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風のビリー

2.0雰囲気はいいんだが

2025年3月15日
Androidアプリから投稿

母親の行動に説得力がまったくないのです。狂信的なダイエット信者(むしろ教祖?)というのは途中まではしっくりくるのです。だからここからどう展開するのかなとおもったら、さすがにそれには結びつかないよという展開。ステファノも何かキーマンになるのかと思ったけど全然サブキャラ、全体的にもったいないなー、という映画でした。

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三毛猫泣太郎

2.5地味&あっさり過ぎる

2025年3月9日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

単純

知的

太った主人公が、食事法の本も出しているくらい有名な栄養士の祖母にダイエット指導をしてもらうものの、その指導内容がイッちゃってる……という話ではあるんだけど
ちょっとインパクトに欠ける。もっとサイコで非常識でもいい。
主人公がそこまで意志薄弱ではなく、ダイエットもある程度はついてきている。
なら何故太ったの……?という疑問が出てくる。
全体的に地味な映画で、あまり怖くない。

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Omi