青春18×2 君へと続く道のレビュー・感想・評価
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ふんわり映画
タイトルと雰囲気が好きかもと思い鑑賞。
台湾は行ったことがないけど、日本ととても良く似てる雰囲気で、映像も美しかった。
夜景美しいね。
そこに行くまでの過程のバイク二人乗りとか最高だなぁ。青春だわ。
でも一番心にぎゅっときたのは、日本に場面が変わったあとのトンネルを抜けた瞬間の映像。
あそこは私も主人公と同じように、一瞬時が止まったかのようになりました。
……けど、ストーリー展開が残念。
結構早い段階でどうなるのか読めてきちゃったんだよね。
やっぱりそう来るかー。あー。
ここで泣いてほしいのかなぁとか、思い始めたらちょっと飽きも来てしまって。
私自身にもうピュアさがないのかもしれないなぁと思いつつ早く終わるのを待ってしまった。
でもね、本来はこういった作品はすごく好き。
だからこそもっとぎゅっと締まってたらよかったなぁ。
私はもっと作品にのめり込みたかった…。
それが悔しい。
役者さんも内容も良かったんだけどなぁ…。
同化した映画
自分の人生上の何かの選択を違えていれば、この映画は自分のことだったらかも知れない…と感じた。
少し手を伸ばせば、触れられるような距離感の、憧れでありつつ、どこか懐かしい。だから、胸に染み入りました。
人生の運命・無念・再生が、過剰な演出がなく、観る側が同化出来るように、描かれた、人生の節目節目で観たくなる映画です。
若い時は、知恵も度胸もお金もなくて、何も考えられなかった…。それほど後悔はしていないけど、残念だったと思うのは事実。(もっといろいろ出来ただろう!と)
こういう映画に触れて、少し後悔が埋められていく…感じが自身にとっての救いになっているのかもしれません。
美しい映画
藤井道人監督✖️清原果耶ちゃんの作品だったので絶対に観たい映画でした。パッと一瞬で目に飛び込んでくる映像美に感動しました。
淡くて切ない恋愛のストーリーですが、その中に「人生の旅」についてもたくさんのメッセージを込めてアミとジミーが伝えてくれています。グァンハンさんと清原果耶さんの演技は圧巻でした。特に清原果耶ちゃんの表情・目・雰囲気、セリフの無い演技でも切なさ、儚さ、苦しさが自然と伝わってきて魅了させられました。
ラストの2人の表情は言葉では表現できない感情になりました。演じたお2人が天才。涙の話だけではないので全世代の方に、たくさんの方に観てもらいたい映画です。この映画がたくさんの方に届きますように!
人生に疲れたときに見たくなる優しい映画
台湾と日本の風景がどちらもとても美しく撮られており、ロードムービーを見ているかのような感覚になりました。
調べてみると原作は紀行エッセイとのことで納得です。
美しく切り取られた風景の数々に、台湾も日本も現地に赴きたくなりました。
登場人物も主演の二人をはじめとても魅力的です。
台湾のシーンに出てくる主人公のバイト仲間もキャラが立っていて印象深いですが、日本のシーンに出てくるジミーが旅の途中で出会う人々は、それぞれ登場シーンが短いながらも物語に強烈な印象を残してくれました。
特に印象に残るのが18歳のバックパッカー・幸次。
ジミーが自身の18歳を思い出すきっかけとなる役どころかと思いますが、道枝駿佑さんがとてもピュアで明るく朗らかな魅力的なキャラクターに演じられています。
綺麗な飯山線からの雪景色も相まって、幸次とのシーンは短いながらも劇中特に印象に残っています。
人生に疲れたとき、節目節目で見返したくなるような優しい映画でした。
監督を確認せずに見てしまった
結果から言うとめちゃくちゃ面白くなかったです。今年のワーストブッチギリです。
基本的にキャラに魅力がない。
主人公2人の魅力は一切無かった。強いて言えばカラオケ屋の従業員達が1番マシだったか。
その他、話、プロット、テンポ、カメラワーク全てにおいて良いところありませんでした。何か一つでも良いところがあれば楽しく見れるのですが今回は残念でした。
1番気になったのはジミーの演技が下手すぎてそればかり気になって内容が入って来なかった。
あっけに取られた顔のアップを鑑賞中ずっと見せ続けられて観客に丸投げすぎ。
遅ればせながら見た後に監督を確認したら藤井道人監督ではないですか。
この監督の作品は余命10年を以前見ましたがその時もその年のワーストでした。
先に監督を見ておけば良かった。
どうもこの監督は私には合わないようだ。
いい映画でした
涙があふれ、感動しました。
綺麗な台湾と日本の風景、青春、胸が苦しくてなりました。
ストーリーはやっぱりなと思うところがありましたが、それを超えてくる感動がありました。
旅っていいですよね。僕は50歳をこえてその良さがわかるようになりました。
感動したい人おすすめです
夢が叶ったらまたあおう
どこか(終盤)で思いもよらぬドンデンで引き裂かれるかと思いきや……想像通りなベタ展開でしたが、かなり綺麗な印象残す作品。
もう会えない会うことが出来ない別れ、というのが人生には多々在るものだ。
ケリをつけるのはなかなかシンドイものだ。
物理的に不可能な分、綺麗というか優しさを感じた。(物理的に会う事が不可能じゃないけど会えない方が残酷な氣がする)
余談だと思うが、先月同じ劇場で“秒速5センチメートル”を観たからか……、ジミーとタカキを対比して考えてしまってた……。
諦めと諦めを拒み続ける事の辛辣さ…。
アクションないけどあらゆる年齢層に刺さる。
しみじみとしたいい映画だった。
バックパッカーのアミ(清原果耶)とバイト先のカラオケ店の店員ジミーの話。
アミは台南について早々財布をなくし、飛び込んだカラオケ店でバイトすることになる。そこで出会う人たちの優しいこと。ジミーはアミの4つ年下(あまりそうは見えないけど)で、恋心を抱く。18歳の初恋なのかな。
ある日、アミは急に日本に帰ることになる。そこで、気持ちを抑えつつジミーは灯篭祭りに誘う。
とまあ、ここまでは普通の恋愛映画だけど、見せ方が実に上手いと思う。年上の女性に憧れる気持ちも、別れの切なさもよく分かる。アミは知ってか知らずかはっきりした態度は示さない。(後でしっかり受け止めていたことが分かる)。
大人になった(18×2)ジミーは、友人と立ち上げた会社の社長を解任される挫折を味わい、ついに18年前の約束を果たしにアミの元を訪れようとする。
でも、不思議なことに何故か一直線に会いに行こうとせず、鎌倉→松本→飯山線→長岡→福島只見とさ迷うように旅をする。これは何故か。黒木瞳が出てきてその意味が分かる。
岩井俊二のラブレターはラストシーンだけ見たことがあるけど、これが重要な伏線になっているようだ。
出演者と一緒に各地を旅して、アミの思い出に浸る。
そして、自分と向き合い前に向かう勇気を得て、ジミーは前に進もうとする
いい映画でした。
こすい私は涙は出ませんでしたが、周りの若い子達は途中から鼻すすりながらみてましたね。アニメもいいけど、若い子たちにはこういう映画を見てほしい。公開されたばかりなのに半分くらいしか入ってないのが残念。
近くのおっちゃんがグーグー寝息を立てていたのが残念。自分も気をつけよう。
清原果耶さん可愛すぎる
ロードムービー的に日本を電車で旅しながら、出逢う人達との会話の中から主人公の学生時代に何があったか少しずつ紐解かれていく…彼は少しずつ気持ちも整理されつつ、本来の目的地へ向かう🚃
寡黙な男子と天真爛漫な女子のラブストーリー♡
大好きな作品です♡
#青春18×2
#清原果耶
#シューグァンハン
#黒木華
#MOVIX清水
青春と旅
素敵な映画でした。
予告篇である程度、ストーリーは推測できちゃいますが。見て、損は無い。むしろ、心が青春時代のあの輝きを思い出せたような。少し、前向きになれる映画です。
ターゲット層は、青春真っ只中の若者と言うよりは、社会に揉まれ。社会の理不尽、足の引っ張り合いに慣れてしまっている世代になっていると思います。もちろん、若者が見ても楽しめるし、感情移入ができる作品だと思います。
「自分探し」や「夢」なんて、ずっと忘れてましたが人生という旅の中で、このタイミングでこの作品に出会えて良かった。
連休明けの明日。鬱気味だった気持ちが「もっと頑張りたい」って騒いでます。
大好物×3
青春18ときくと切符しか思いつかない。
「×2」なので、2人で電車で旅するのかな、、、それとも、、
大好きな監督、大好きな女優さん、大好きな台湾とのこと。ハードルは上がりっぱなしです。
こんだけハードルが上がっても十分良い映画でした。
藤井監督は流石のひとこと。自然と話に引き込まれます。
清原果耶も完璧。イタズラっぽい4つ上のお姉さんと、か弱い女の子の二面性がとても良かった。
予告動画で、こういう結末なのだろう、と予想が着いてしまうのは本当ににダメな予告。予告は見なきゃ良かった。
それでも、予想通りの展開が80%、意外性が20%くらいでした。
予告のせいで5点満点は無いな、、、と思って見てたけど、それでも泣けたし、切ないし、良い映画でした。
それでも、、やっぱり予告動画が無ければ、、、もっと良い映画だったと思います。
すでに、台湾、香港を始め、アジア各国で公開されているようです。
日本人から見ると、台南の街の雰囲気。台湾人から見れば日本の綺麗な自然。どちらも楽しめると思います。
アジア各国から見るとどちらも楽しめるとは羨ましい限り。
【追記】
友人に誘われて2回目鑑賞。
アミの旅に出た理由と、旅の目的とその変化を知ってから観ると違う物語に。
更に、ジミーが旅に出た理由と知っていると更に泣ける。
過去にないくらいに感動した映画でした
昨日観てきましたが、感動しすぎて泣きすぎて久々に目が腫れぼったくなりました。ここ最近、いや過去一で泣いた映画かも知れません。本当に本当に全てが素晴らしかった。
ありきたりな設定なのかも知れませんが、話の進みかたが自然で、あぁ多分そうなんだろうなと分かり始めると胸が締め付けられて切なく悲しくなりその瞬間瞬間に涙がじわじわと何度もでます。
映像も美しく過去と今がリンクしながらジミーのアミに会う旅の結末に向けて観ている私も旅に出ているようで、その結末にどきどきが増していきます。
真実を知った時の感情は想像を超えるぐらい揺さぶられました。こんなにも深く切ない感動はないですね。
ピュアでいて切なくも悲しくもある青春の終わりは前向きさを感じられるラストなのかな。
人生と言う旅は生きていれば長く続きます。時には立ち止まりながらも時間をかけてでも前へ進めるんだよ、と言う優しいメッセージがある素敵な映画でした。
青春を過ごしてきた人、これから青春を向かえる人、老若男女全ての人に観てもらいたい映画です。何かが心に残り、優しく背中を押されると思います。
出演者も豪華で実力派揃いで皆さん優しく素敵な人々を演じて物語がさらに締まったのだと思います。その中でもジミーとアミの輝いた演技は秀逸でした。
ジミーは若き日と18年の歳月によって作られた今のジミーという人格を感じられる演技は素晴らしかったです。
アミは今の透明で、清らかで芯のある清原果耶さんだからこそ演じられた役なんだなと思いました。彼女の今の魅力が全て詰まった映画です。
ミスチルの歌詞がこの映画の全てを包み込んでいて、歌詞つきのエンドロールは秀逸。また涙を誘いますね。良い曲です。
名画に出会えたその奇跡に感謝します✨
あたたかい
藤井監督の「余命10年」が好きなので、期待して鑑賞。
期待通りで満足でした。
場面や、場面の繋ぎに、やわらかさやぬくもりを感じます。
急展開しないのにじわーっと体が熱くなり、鑑賞後にはすっきりと帰れるように計算されているんですかね?
余命10年でもそうだったなあという記憶がよみがえりました。見事です。
台南も日本の田舎も、人の純朴な温かさがあって、それが誰かを助けてるというのが素敵な世界でした。
主人公二人の好演が光る
切なくて美しいラブストーリー。
登場するのはみんな好い人ばかり。
最後に時間や視点を入れ替えつつ、それぞれの秘密や想い、経緯を明かしながら結末に至る物語。
正直に言うと、お話自体はそれほど驚かされたり、目を見張るというワケではないものの、その語り口の上手さと、主役二人の主張し過ぎない演技に引き込まれた感じ。
「後悔はもちろんある。
でも僕たちはあの時、間違いなくそこにいた。」
そんな、過去完了進行形の青春物語。
アミの気持ちや行動には、多少腑に落ちない部分もあるけどね。
エンドロールのミスチルは、おそらく映画のための書き下ろしだろうから、歌詞を噛みしめながら余韻に浸りましょう。
清原果耶ちゃんの小悪魔っぷりがすごい。 ストーリーは日台合作じゃな...
清原果耶ちゃんの小悪魔っぷりがすごい。
ストーリーは日台合作じゃなければ、至って平凡だと思うんだけど。
18年前が10〜20代だった世代は懐かしい気持ちになれるかも。
※映画館の座席がハズレ過ぎて、ストーリーに入り込めなくて、しょうもない感想になってしまう。
寝るなら家で。スマホは見るな。セリフのカウントダウン、お前がやるな。って気分で映画観るハメになって、最悪だった。
はっきりしないこの作品
藤井道人監督作品は4作目。
今回の作品は藤井監督らしくなく胸に響かなかった。
ありきたりなストーリーに思えた。
ストーリーもよくある設定でとにかく退屈。清原果那の演技も物足りない。
この作品のテーマも青春映画なのか、人生を探す旅なのかはっきりしない。
藤井監督には今回の作品は似合わない。
新聞記者やヴィレッジのような作品でメガホンをとってほしい。
期待している監督だけに残念だった。
ラストのエピソードは必要?
すごくすごくオーソドックスな純愛青春映画。
なので共感できる部分も多いし、見て良かったと思える作品でした。
ただ、ラストに近づくに連れ、「その話必要?」と思える展開があったことに違和感が。
そのエピソード削って、その前で終わらせておけば良かったのでは?
というか、その設定があることが判った時点で正直ちょっとテンション下がったわ。
その設定が現在の主人公の立場と繋げたかったのだろうけど、それによって主人公のイメージも悪くなったし、別にそういう繋げ方じゃなくても良かったのでは?と思いました。
全然期待してなかったけど良かった
2024年劇場鑑賞99本目。
会社を乗っ取られた台湾の青年実業家が最後の仕事に向かった日本で、昔台湾に旅しに来た日本人女性を訪ねに適当に旅をしながら向かいつつ、昔を回想する話。
なんかおしゃれな雰囲気映画だと予告の感じでは思っていたのですが、清原果耶が期待以上にいい演技(元々天才だとは思っているのですが)をしていて、この女性をみんなが好きになるのに説得力を持たせていました。
終盤の展開は途中からなんとなく予想していた通りでしたが、そこを含めても最後20分くらいはずっと泣いていました。良かったです。
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