劇場公開日 2024年5月3日

青春18×2 君へと続く道のレビュー・感想・評価

全216件中、81~100件目を表示

4.0意味深長なタイトル

2024年5月8日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

藤井道人監督と清原果椰ということで、「宇宙で一番明るい屋根」からのタッグに。日台共同制作をふんだんに活用して、台南での過去と日本での現在を、交互に映して話が進む。

人生の挫折でドン底のジミー。そんな彼が実家で見つけた懐かしい手紙。18歳の彼のひと夏の淡い思い出が蘇り、差出人のアミに会いに行くロードムービーだ。昔の台南での彼女とのエピソードと、現在の彼が日本を旅する姿が重なり、徐々に物語の全体が浮かび上がる構図となっていて面白い。
「旅」をテーマにしていて、美しい映像が岩井俊二風だなぁと思っていたら、劇中の映画館で上映されるのが岩井監督の「LoveLetter」。シャレてるのか、リスペクトなのか。

王道の純愛ドラマでありながら、ジミーが悲恋や挫折をグッと受け止めて消化しようとしていく姿が応援したくなる。さらに、終盤の物語のタネ明かしによって、それまで観ていた彼の心情が、単に見えていたもの以上であったことが分かり、より深く感情に迫る。このあたりが、単なる号泣映画とは異なり、緻密な構成の見せどころだろう。

悲劇に涙するというより、切なさに共感しながらも、鑑賞後に前向きな気持ちにさせてくれる。後味スッキリで、良い映画です。

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AMaclean

4.5恋愛映画は全く観ないが、、

2024年5月8日
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鑑賞方法:映画館

月に2本は映画館で映画を観るが、恋愛映画は全くと言うほど見てこなかった。たまたまクーポンで安くなったので、期待せずに観た。前半は「ぁあ、こんな感じね」と、少し台湾と日本語のツジツマ合わせにウンザリしていたが、、
後半、そしてラストに行くに従い、演者さん達の繊細な演技に抗いようがなく引き込まれ、気がつけば鼻水は出るは、目は泣きすぎて腫れるわで(´༎ຶོρ༎ຶོ`)、照明が明るくなる前にコソコソと出ました。ジミー役の役者さんの10代の不器用な愛情表現から、大人になってからの雰囲気、アミ役の女優さんの後半のどうしようもない心の動きの表現、あらゆる世代の何かを深く揺さぶるものでした。まずは役者さんに🙏✨✨

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ゆやん

5.0ありがちで陳腐なラスト

2024年5月8日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

単純

萌える

途中から見え見えだった。
なのに泣いた。
我慢しても嗚咽が漏れてしまい、号泣に近かった。
平日の日中で空いていて、近くに人がいなかったのが幸いだった。
映画を観てこんなに涙したのはいつ以来だろう。

ゲージツはいらない。
すっきりわかりやすいストーリー大歓迎。
だからこそ全体のテイストや俳優陣の力がものを言う。
主演の台湾の俳優が素晴らしかった。
醸し出す雰囲気が静かながら強く感情に訴えかけてきた。
最近の清原伽耶には一抹の不安があったが、
今作では以前のナチュラルさが戻っていて泣かされた。
黒木華もあの短時間ながら抜群の存在感。
その他も違和感を感じるところが全くなく没入できた。

台南に行きたい!
原作読みたい!
と強く感じた。
今年度No.1これに決定かな。

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みみず

3.0映像の綺麗さに重点をおいた映画

2024年5月8日
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鑑賞方法:映画館

映像はめっちゃ綺麗。
構図、カメラワークは最高でした。
その分ストーリーの弱さが際立ってしまい、バランスは悪いと思いました。
映像の力で強引に感動させてやろう的な感じ。

内容は恋愛邦画特有の臭さを、台湾映画の素朴さがマイルドにしてくれています。

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チャーリー

4.0清原果耶が良い!

2024年5月8日
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台湾と日本の映画だという事以外何の情報もないまま見に行きました。

現在と18年前の出来事を上手くリンクさせながら話は進んで行きます。

18年前の初恋を描きつつも今を映し出していて、切なさが爆発してしまいます。

もう涙が溢れて止まりませんでした。

それにしても清原果耶ってこんなに可愛かったっけ!?今まで何本もの出演作を見て来たけど、圧倒的にこの作品の清原果耶が良かったです。

Ꮮove Ꮮetter、もう一度見たくなりますね。

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MACKY

5.0蒸し暑さと雪景色の間で

2024年5月8日
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鑑賞方法:映画館

清原果耶が、台湾との合作映画に出てる。
それくらいの前知識で、週末からの新作映画で、上映回が減ってしまう前に慌てて観に行きました。

静かな映画で123分とちょっと長めだけど、それを感じさせない作品でした。
ものすごい映像美や音楽があるわけではないけど、映画館で作品と1対1で対峙して観て欲しい映画です。

しいていうなら、上映する季節を蒸し暑い夏か、雪が降りそうな冬にして欲しかったかな。

清原果耶の演技はもちろん良かったけど、台湾人の彼(33歳)の18歳と36歳の演じ分けも見事でした。

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ミズ、ハル

5.0わかりやすい名作です

2024年5月8日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

単純

幸せ

このジャンルの「映画」として完成されています。
きれいな映像、進行のスピード、みながわかる人生の局面、名俳優、後半で明かされる秘密、鑑賞後の印象・・・

監督さんは「余命10年」の人なんですね。その映画より良いと思いました。
この監督さんは、人生の教訓をはっきりセリフとして言わせます。
「余命10年」では、バーのマスター役(リリーフランキー)の言葉として。
今回は父親の言葉が台湾料理の主人や行きずりの旅人の言葉として繰り返されます。

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センノカゼ

5.0最後の種明かしで涙腺決壊

2024年5月8日
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鑑賞方法:映画館

「余命10年」(名作)の藤井道人監督の日本x台湾合作映画
台湾のカラオケ店で働くジミー。アルバイトを求めてやってきた日本人バックパッカーのアミ(清原伽耶)に恋心を抱き。始まりそうで始まらないなんとももどかしい二人の恋模様。やがてアミの帰国が決まるのだがアミはある秘密を抱えていて…。
ジミー切ないなぁと思ってたら実はもっと切ないのはアミの方で。
途中までは丁寧に淡々と進むのですが、最後の種明かしで一気に涙腺決壊。その後の回想シーンでまた涙。エンドロールのミスチルの曲が追い討ちをかけてまた涙。いやこれは絶対泣くって。もう一回見たら最初から切なくてずっと泣いてそう。
普段ならエンドロールでみんなぞろぞろと帰り始めるのですが最後まで席を立った人がいなかったです。帰りにパンフを買おうとしたら完売ですって。そんなことある?
いつまでも余韻の残る素晴らしい映画でした。

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ぎんぞう

5.0映画と主題歌の相乗効果!

2024年5月7日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

Mr.Childrenが主題歌を担当するとニュースで見てから予告編を何度も見て、公開初日にやっと本編を見ることができました。

別れの電車でアミが流す涙の、何と美しく切ないことか。

「記憶の旅人」の桜井さんのファルセットを聴くたび、映画を観た時に感じた切なさが蘇ります。

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トメ

5.0清原果耶さん目当てで…

2024年5月7日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

清原果耶さん目当てで観に行きましたが、大満足です。
終始可愛いしますます好きになりました(笑)
演技もさすがだし、表情や感情の出し方が本当に上手でアミさんに惹き込まれました。
清原果耶さんの出演映画だと、望み、護られなかったものたちへ、線は僕を描くを観に行きましたが、その時とはまた違ったキュートな清原果耶さんを観られてとても満足です。
観て良かったです!

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ITAZEN

4.0The.青春恋愛映画

2024年5月7日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

幸せ

日本と台湾のピュアな青春・旅情・恋愛映画で、大満足
いい!とてもいい!胸がキュンとしたり、ラストは泣きそうになったり。

台南や信州上越に旅に行きたくなるような風景も良かった。
シュー・グァンハンさんと清原伽耶さんが演じる若くてたどたどしい2人が、なんか自分の10代の頃を思い出すようなストーリーでした

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ケヴィン

4.5さすが藤井道人監督

2024年5月7日
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鑑賞方法:映画館

予告編からだいたい予想できる展開ながら、台湾と日本の美しい風景を抒情的に映した撮影と、誰もが思い当たる節があるような甘酸っぱい初恋描写によって、ただ可哀想なだけの余命ものとは違う実に感動的な恋愛映画になっている。
また旅先での一期一会的なふれ合いは、あぁ旅ってこういうものだったよな、と思い出させられる。
すべての主要な登場人物にしっかりとした存在感があり、演者もみな素晴らしい。特に主役のシュー・グァンハンは撮影時30前後のはずなのに18才に見えるのはいったいどうなっているのか…? その瑞々しさが良い。
エンディングテーマのミスチルの曲があまりにも映画の内容に合っていてそこから着想されたのかとすら思ったが、本作のための書き下ろしなのね…
そうしたところも含め、全体にしっかりとした映画としての手触りがある。さすが藤井道人監督、というべき良作。

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ぱんちょ

3.5岩井俊二リスペクトが凄い

2024年5月7日
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岩井俊二は台湾でも人気高いそうですね。
ラブレターというよりは、ラストレターの神木くんと福山を一人で演じた感じでしょうか。
心地よいし昔を思い出してエモい気持ちになりますが、なんか見たこと有るような作品に感じてしまいました。

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やまぼうし

4.5ほぼ期待どおり

2024年5月7日
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爽やかで、切なくて、泣けて、最後は前向きで、ほぼ期待したとおりの良い映画でした。

一見ありがちでお決まりとも思えるストーリーに、やや退屈するかなぁと思えた前半部分も、なぜか不思議とずっと見ていられたし、後半の盛り上がりは、さすがの藤井監督と言う感じだった(個人的には予想外の展開だった。)。
主演の台湾の俳優さんは、18歳と36歳の演じ分けがとてもナチュラルで(どちらもその年齢に見える)、清原さんは、言わずもがなのさすがの演技力だった(特に涙をこらえるシーン等)。

日本と台湾(主に台南)の風景が、キレイな映像で収められている点も好印象でした。
ピュアすぎるとも言える話だけど、まあそれも含めて、見て損はないです。

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village

4.0分かっていても、ついホロリ

2024年5月7日
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鑑賞方法:映画館

これまで妹役が多かった清原果耶が、年下の男性と向き合う女性アミを演じていて、その雰囲気が新鮮だった。
真相を明らかにしたあと、印象的なシーンをもう一度見せる演出が良く、二度目ではアミの表に出せない思いが伝わってきて、分かっているのだがついホロリとしてしまう。
台湾に、そして日本の雪国へ、旅したくなる映画だ。

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ファランドル

3.0途中まで

2024年5月7日
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鑑賞方法:映画館

予告編から期待あり。
現代パートでの旅をする感じが元々好きなジャンルだったのもあり、かなり期待して鑑賞。
序盤の過去パートでの青春の描き方はとても素晴らしかった。
話が進むにつれて感動が薄れてくるというか、誰しもが展開がわかったであろうくらいの所から、急激に鑑賞する集中力が切れてきたがした。
でも途中で出てくるlove letterや、岩井監督の名前が出た時は、自分の好きなことだったこともあり前のめりになるが、全体的には他の方たちのような感動は得られなかった。(絶賛のレビューやSNSでの評価などが多くみられて、期待が大きくなっていたので)

後、登場人物がみんないい人たちばかりっていうのも入り込めなかった一因なのかなと。

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わナンバー

3.5ふんわり映画

2024年5月7日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

単純

タイトルと雰囲気が好きかもと思い鑑賞。

台湾は行ったことがないけど、日本ととても良く似てる雰囲気で、映像も美しかった。
夜景美しいね。
そこに行くまでの過程のバイク二人乗りとか最高だなぁ。青春だわ。

でも一番心にぎゅっときたのは、日本に場面が変わったあとのトンネルを抜けた瞬間の映像。
あそこは私も主人公と同じように、一瞬時が止まったかのようになりました。

……けど、ストーリー展開が残念。
結構早い段階でどうなるのか読めてきちゃったんだよね。
やっぱりそう来るかー。あー。
ここで泣いてほしいのかなぁとか、思い始めたらちょっと飽きも来てしまって。
私自身にもうピュアさがないのかもしれないなぁと思いつつ早く終わるのを待ってしまった。

でもね、本来はこういった作品はすごく好き。
だからこそもっとぎゅっと締まってたらよかったなぁ。
私はもっと作品にのめり込みたかった…。
それが悔しい。

役者さんも内容も良かったんだけどなぁ…。

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ゆの

3.5同化した映画

2024年5月7日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

自分の人生上の何かの選択を違えていれば、この映画は自分のことだったらかも知れない…と感じた。少し手を伸ばせば、触れられるような距離感の、憧れでありつつ、どこか懐かしい。だから、胸に染み入りました。
人生の運命・無念・再生が、過剰な演出がなく、観る側が同化出来るように、描かれた、人生の節目節目で観たくなる映画です。

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えいじ

5.0美しい映画

2024年5月7日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

藤井道人監督✖️清原果耶ちゃんの作品だったので絶対に観たい映画でした。パッと一瞬で目に飛び込んでくる映像美に感動しました。
淡くて切ない恋愛のストーリーですが、その中に「人生の旅」についてもたくさんのメッセージを込めてアミとジミーが伝えてくれています。グァンハンさんと清原果耶さんの演技は圧巻でした。特に清原果耶ちゃんの表情・目・雰囲気、セリフの無い演技でも切なさ、儚さ、苦しさが自然と伝わってきて魅了させられました。
ラストの2人の表情は言葉では表現できない感情になりました。演じたお2人が天才。涙の話だけではないので全世代の方に、たくさんの方に観てもらいたい映画です。この映画がたくさんの方に届きますように!

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たんぽぽ

5.0人生に疲れたときに見たくなる優しい映画

2024年5月7日
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台湾と日本の風景がどちらもとても美しく撮られており、ロードムービーを見ているかのような感覚になりました。
調べてみると原作は紀行エッセイとのことで納得です。
美しく切り取られた風景の数々に、台湾も日本も現地に赴きたくなりました。

登場人物も主演の二人をはじめとても魅力的です。
台湾のシーンに出てくる主人公のバイト仲間もキャラが立っていて印象深いですが、日本のシーンに出てくるジミーが旅の途中で出会う人々は、それぞれ登場シーンが短いながらも物語に強烈な印象を残してくれました。
特に印象に残るのが18歳のバックパッカー・幸次。
ジミーが自身の18歳を思い出すきっかけとなる役どころかと思いますが、道枝駿佑さんがとてもピュアで明るく朗らかな魅力的なキャラクターに演じられています。
綺麗な飯山線からの雪景色も相まって、幸次とのシーンは短いながらも劇中特に印象に残っています。

人生に疲れたとき、節目節目で見返したくなるような優しい映画でした。

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餃子