劇場公開日 2024年5月3日

青春18×2 君へと続く道のレビュー・感想・評価

全164件中、1~20件目を表示

4.5岩井俊二的抒情と台湾恋愛映画らしい甘酸っぱさの好配合

2024年5月6日
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鑑賞方法:試写会

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萌える

個人旅行で二度訪れた台湾が大好きだ。本作の台湾パートで舞台になった台南に行ったときは、駅の近くでスマホのマップを見ながらきょろきょろしていたら穏やかな青年が話しかけてきて、目指していた旧跡や夜市を案内してくれた(最初は親切なふりをして後でガイド料を要求してくるパターンかと警戒したが、純粋に善意の若者だった。疑ったことを恥じつつ、夜市の食事でささやかなお礼をした)。民泊のホストのおばちゃんが、近所の食堂で朝食を御馳走してくれ、それから原付バイクの二人乗りで駅まで送ってくれたこともあった。「青春18×2 君へと続く道」は18歳の台湾男子ジミー(シュー・グァンハン)と日本人旅行者のアミ(清原果耶)が出会う物語だが、そんな良い思い出もあってどちらかというとアミのほうにより強く感情移入して観た気がする。

台湾人作家による紀行エッセイ「青春18×2 日本漫車流浪記」を映画化する企画がまず台湾で立ち上がり、台湾人プロデューサーのロジャー・ファンから藤井道人監督に声がかかり、日本側からの出資も集まって日台合作の本作が実現したという。18歳のジミーのバイト先のカラオケボックス店でアミが住み込みで働くようになるパートは、2人が訪れる映画館でポスターが貼ってあったグイ・ルンメイのデビュー作「藍色夏恋」に通じる甘酸っぱい青春恋愛物。そしてそこで2人が観た「Love Letter」の監督である岩井俊二の代表的な諸作に共通する抒情性が、36歳のジミーが旅する日本パートで優勢になる。これらの2つの魅力がうまく配合されて相乗効果が生まれており、台湾と日本の合作映画の幸福な成功例と評価できるだろう。

清原果耶は同世代の女優の中で抜きん出た演技力があり、3度目のタッグとなる藤井監督も彼女の魅力を的確に引き出している。もう1人の主演シュー・グァンハンに比べると出番が少ないのが物足りないが、ストーリーの都合上しかたないか。清原の今年2本目の出演作「碁盤斬り」がイタリアの映画祭で批評家賞を受賞したというニュースも最近あった。彼女の海外での認知度が高まり、外国映画にも起用されるような国際派女優としてさらに飛躍してくれることを大いに期待する。

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高森 郁哉

4.5これまで日台合作などの映画は多くあれど、ここまで機能した作品は初めてか。これは「余命10年」の藤井道人監督の手腕によるものか?

2024年5月4日
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これまで日台合作の映画は多く製作されていましたが、正直なところそれほど効果を感じなかったり、出来にも課題がありました。
ところが本作を見て驚いたのは、極めて自然かつバランス良く、合作映画の相乗効果を上げていたのです!
私の感覚では、何も「日台合作映画」に限らず、全ての合作映画でベスト級の相乗効果を発揮できていると思います。
これは、台湾の描写から始まり、日本の描写もバランスが良く、主人公の台湾人ジミーの描写、日本人のアミの描写など、無理なく自然に必然性を持ちながら構築できているからでしょう。
本作のメガホンをとったのは藤井道人監督。
文句なく名作だった「余命10年」を撮れた監督なので、やはりポテンシャルが高いのでしょう。
本作も名作と言っても問題はないでしょう。
実際に細かく分析しても、特に無駄なシーンも無ければ、約2時間の尺も問題ありません。
ただ、「余命10年」と比べてしまうと、「大きく心を揺さぶるパワー」のようなものが、やや欠けているのかもしれません。
展開等も含め、本来であれば、もっと「より心を掴むようなシーン」になっていてもよかったと感じるからです。
そういう意味では「楽曲などの使い方の工夫で、もっと高いクオリティーの作品になった可能性」は否めず、強いて言えばそこが減点要素でしょうか。
とは言え、一般の映画としては十分なクオリティーの作品で、見て損はない作品だと思います。

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細野真宏

4.5ジミーかわいすぎ

2024年5月12日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

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幸せ

初恋の続きを追うロードムービー
現在と過去を切り替えながら進行するが、主人公のジミーが同じ人物と思えないぐらい演じ分けられていてスゴイ。

過去編でアミとジミーは普通にイチャコラしてるけど、アミは踏み込まず壁を作っている。
あーこれフラグですね
はいはいフラグフラグ…
…フラグゥ――――!!!
こんなの分かっていても泣くわ。

映像もきれいだし、ジミーかわいすぎだし、もちろんアミもかわいい。
登場人物みんないい人。暖かい気持ちになれる。黒木華がチョイ役で出てきてビックリした。なんでもうまいなこの人…。

泣ける恋愛映画観たいならオススメ!

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ひとふで

4.0眩しくて綺麗な青春映画

2024年5月12日
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鑑賞方法:映画館

日本と台湾の合同制作映画ということだったので、気になって見に行った。
儚くて美しい青春映画というだけでなく、これからの生き方を考えさせる映画だった。過去と現在を行き来しながら進んでいく作品だが、ジミーが若返ったりちょっと老けたりと台湾の俳優の方の演技が素晴らしいと思った。
主題歌も聴くたびに、2人のことを思い出すような素敵な曲だった。2人が電車でミスチルのなんの曲を聞いてるか気になった。

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よしこ

4.5恋愛映画ではない!これは30代男性の再出発のロードムービー!

2024年5月11日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

恋愛映画っぽい宣伝になってて敬遠してる人もいそうなのが勿体無い。エンディングの主題歌まで噛み締めて観てほしい映画。
そして「主演の演技」と「展開が読めるからこその良さ」を絶賛したい映画。
「主演の演技」については18歳と36歳を演じ分けるシューグァンハンさんが素晴らしい。交互に見せられる演出なのに違和感が全くない。異国から来た4つ上の女性にドキドキする18歳の青年と、築き上げたものもたった一つの約束も無くしてしまった36歳の男のどちらもちゃんと見える。仕草一つ一つに違いがあって素晴らしかった。
「展開が読めるからこその良さ」については、そのままの通り。予告でもあらすじでも「そうなんだろうな」と予想はついたし実際展開は変わらない。でも、だからこそ18歳の頃の日々の眩しさが尊く感じられたんだと思う。視聴者はどうなるか予想はつくのに、18歳の主人公だけは気付かないままでもどかしく、無情な時間の流れに取り残された男の後悔がよく分かるようになってる。異国からきた女性の想いを知るために、初恋の思い出を辿りながら旅をして人生を再出発する男の映画としてとても良かった。

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tsuruda

3.0いいのだけれど

2024年5月11日
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鑑賞方法:映画館

清原果耶もシュー・グァンハンもすばらしい。雪景色の風景も美しいのだけれど

でもなぁ…

2人で初めて見た映画「ラブレター」、電車に揺られてイヤホンを半分ずつ入れて聞くミスチル、胸に秘めた願いごとを載せて空に送るランタン… なんだか既視感

脇に勢揃いの黒木華、松重豊、道枝駿佑、黒木瞳

出てくるたびに、それぞれの役者にしか見えなくて。あ!この人も出てるんだ…と。こちらも既視感。もちろん皆さん、上手いのですが。

主役以外は有名どころを外し、18才ジミーも実年齢に近い俳優さんだとよかったのかな。若い時と現代を行き来する作品だとドラマ「初恋」が秀逸。

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のらり

5.0とても切ないですが、自分と向き合うきっかけにもなる映画でした

2024年5月11日
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鑑賞方法:映画館

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悲しい

幸せ

藤井道人監督と清原果耶さんが出演しているとのことで、情報解禁からとても楽しみにしてました。

果耶さんの涙のシーンが、感情の違いによって全て違っている泣き方で驚きました。
指の仕草も、鑑賞しているこちら側も切なくなるほど、胸が締め付けられました。

シューグァンハンさん、18歳と36歳の演技を使い分けていて、とても驚きました。
18年前のシーンか現在か、一瞬で把握できたので、物語をとてもスムーズに観ることができました。

それにしても、18年前のシーンでシューグァンハンさんは実年齢で果耶さんより12歳ほど歳上なのに、果耶さんが歳上のお姉さんに見えたのは、
お互いにすごいなと感じました。
果耶さんの映画「デイアンドナイト」と同じ台詞に思わずクスッとしてしまいました。

とても切なくて涙が止まりませんでしたが、
最後のシーンにとてもとても救われて、また涙がでていました。

自分にとって青春とは何だったんだろうか、
そしてこれからどんな人生になっていくんだろうか、少しですが考えるきっかけになった映画でした。
旅先の出会う人それぞれの台詞が、
心に響いてます。

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ちょっとコーヒータイム

4.0windowXPの起動画面

2024年5月10日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

幸せ

でかいスクリーンでXPの起動画面を観れただけでも映画館でみて良かったと思った。
それ以外にも当時のゲーム、音楽、映画と90年代後期から2000年前期のコンテンツがストーリーとは別に当時の青春を蘇らせてくれてノスタルジックになってしまった
それらは小道具に過ぎないのだけど当時を連想するのには大事なキーパーツで
よくぞ権利関係がんばってくれたなぁと
プロデューサーの手腕と理解に関心しました
ストーリーは予告をなぞるようなので
それほど驚きなどは無いですがわかっていても終幕に向かうプロセスがとても丁寧で意図通りに感情が入り泣いてしまった
ボクは41なのでこのぐらいの時代を駆け抜けた世代なら何か思うことがある映画だと思う
いい映画に出会えた
原作も読みたいが翻訳はされてないようなので
この機会に翻訳された原作を読んでみたい

カラオケ屋の店長がピエール瀧みたいでとてもいい役者さんでした

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sasaki

4.5台湾愛

2024年5月10日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

興奮

張震プロデュース、監督は藤井道人、キャストにお芝居が上手な役者さんがたっぷり、しかも私の好きな青春映画、そして舞台は大好きな台湾。見に行かないわけがないくらいツボをついてきた作品なのだが、いい意味で予想が裏切られた!

岩井俊二もスラムダンクもあまり触れてきていなくて申し訳ないけれど、この作品の世界には十分没頭できた。訪れたことは私もないけど、なぜか懐かしさを感じる台南の街並み、台湾のドラマの世界でお馴染みの人情味溢れるキャラの濃い登場人物たち、そこに馴染んでいく凛々しい清原果耶ちゃん。全てを堪能しました。そしてラストの衝撃と言ったら…

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らべ

4.5電車旅したくなる。

2024年5月10日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

前売り買って楽しみにしてた作品。
初日舞台挨拶中継付きの回で観てきた。
よかったなぁ、すごく。
ストーリー的にはまあまあよくある感じだったかもだけど刺さった。特に、海辺のシーンでアミだけが砂浜から仲間を見てたシーンがクライマックスで伏線として回収された瞬間に涙。
果耶ちゃんの涙すごく綺麗だった。
果耶ちゃんがいいのは今や言わずと知れたことだけど、グァンハンさんすごかったな、18歳と36歳。髪型と服装と眼鏡であそこまで年齢差出せるのか、すごい。
電車旅してみたくなったし、あの雪景色の福島の渓谷行ってみたくなった。

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流星の水菜

4.0出会えて良かった!

2024年5月10日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

萌える

意外にも客席は青春18✖︎◯回の方々が多く
令和のラブストーリーを昭和世代の皆さんが見届けている事に感激しました

「夢を叶えた人はひと握りだよ…」黒木華さんが呟く台詞が印象的でしたが
若かりし日の夢は叶えられずとも
こうして穏やかで優しい作品に出会えた事が
人生にとって最も幸せな瞬間だと思えましたね

正直ミッチー目当ての鑑賞でしたが
風香る5月にぴったりな作品でしたし
皆さんのレビューが素晴らし過ぎて感涙してしまいました

ワンポイント出演ではありましたがやっぱり
ミッチーはキラキラ王子様でした⭐️

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ねもちゃん

3.5台湾旅行に行った気分になる🎵

2024年5月10日
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鑑賞方法:映画館

台湾、日本、新潟、福島、鎌倉、情景描写が繊細で良かった⭐︎

私はこれまで、あまり、合作映画を観てきませんでしたが、
本作は評判通り、素晴らしい映画でした!

【ノブ様のレビューを拝見して、鑑賞を即決しました。】

特に、すごいなと思ったのが、
黒木華の演技。
出演は短かかったけど、
この人、なんでもできるなっていう。
ほんとに、役の幅が広い。
プロだなって
思いました。

あと、こういったエンタメ作品を通して、さらに日台友好になると良いなと思いました。

そして、いつか台湾に行ってみたいなと思いました。

映画最高!

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もふもふ

4.0清々しい自分確認の旅

2024年5月10日
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鑑賞方法:映画館

青春というタイトルとキラキラした二人がバイクで夜を走るシーンを目にした時、最近はもうそういう作品を見たいと思わなくなってしまっているが、藤井道人監督ならば見たほうがいいな、と鑑賞。ただ純粋で優しくて、甘酸っぱい青春の思い出ではなく、自分を確認して前に進む旅の目的はそこにあったと、徐々に理解する。台湾の青年が主人公のお話を日本人脚本監督、でも自然に見えるのはやはり台湾と日本は文化的に違いがあまりないからか。しかもこの青年ちゃんと18歳と36歳に見えるのがすごい。台湾のお話にも、旅先の日本での風景にも、人との触れ合いによって温度や質感がリアルに感じられる、素晴しい台中合作映画と言える。チャン・チェンが、エグゼクティブプロデューサーというのが意外で驚いた。鋭い目線の演技をするこの方も日本大好きで、こんな優しい作品をプロデュースするなんて。旅の出会いみたいでなんだか嬉しくなった。

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まっちゃまる

4.518才の思いが浄化されている清々しさ

2024年5月10日
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鑑賞方法:映画館

18才の時にたまたまであったバックパッカー・アミ  短い間の語らいであったであろうに、その後の彼の人生の大きな礎となる  映画ではあるけれど、そのような純粋な思い・美しさが人間には備わっていることを信じたくなる、そんな気持ちを持ちました
18年思いを持ち続けることのできる、そして自分の目標を達成する拠り所となるアミの存在に、清原さんはそのものでありました
数年前「君の膵臓を食べたい」という作品でも、主人公桜良が死ぬまでのわずかな期間一緒に過ごしたことが、主人公「僕」(北村拓海)のその後の人生に大きな影響を及ぼしていました  ささいな偶然の出会いであっても、相手を思い、相手の人生を共有したいという思いから、自分の人生が相手の存在によって「生かされる」こと
美しい風景や、「Love letter]へのリスペクトを絡めつつも、他人の人生を、幸せをずっと自分の中に持ち続けられる 恋愛映画の枠にとらわれないところが素晴らしかったです
本作も「君の膵臓を食べたい」もエンディングはミスチル  儚い生命が散っていく中で、残された者の思いが伝わる歌詞でありました(5月9日 イオンシネマ シアタス心斎橋にて鑑賞)

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chikuhou

4.0また観たくなるような作品

2024年5月9日
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鑑賞方法:映画館

日台合作のラブストーリー。
18年前の台湾と現在の日本、国と時間を跨いだ切ないロードムービー。
とにかくその映像が美しく、日本も台湾もその街並みや景色に吸い込まれるようだった。
またジミー役のシュー・グァンハンがすごく良かったです。この物語を引っ張るような空気感でした。
清原果耶は何というか大きくなったものですね。
前後に散らせた構成や、終盤の伏線回収も見事。
ただ最近の邦画ラブストーリーで良くある展開で、どうしても先が見えてしまうのが少し気になりましたか。
反面、わかっていても心地良い時間でもありました。
あと「Love Letter」へのオマージュや、劇場で映る「藍色夏恋」のポスターなど、国境を超えたラブストーリーを感じて嬉しかったです。
サラッとした透明感のある音楽も、その物語に合っていましたね。
彼らの良き思い出を振り返るように、また観たくなるような作品でした。

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白波

3.0アミ旋風

2024年5月9日
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悲しい

単純

幸せ

18年前を思い出しながら日本を一人旅する36歳台湾人男性の話。

会社を失うことになった主人公が最後の東京出張の翌日、18年前に出会ったアクティブな4歳上の日本人女性との思い出を振り返りつつ旅をするストーリー。

ラブストーリーといえばそうではあるけれど、高3男子がちょっと大人のおねーさんに憧れて、勝手に片思いを加速させている感じでもあるし、気に掛けて貰えている感じもあるし…。

福島と聞いてまさか2011年絡めて来ないよね…と思っていたら只見?

ってことでそこは良かったけれどちょっとそういう系のオチかなというのは読めてしまったし、せっかくの山場が振り返りの実は…な感じで、そこまでかなり面白くはあったけれどちょっと狙いすぎだしクドく感じてしまったかな。

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Bacchus

3.5さよなら、青春⁈…⭐︎

2024年5月9日
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鑑賞方法:映画館

ここでの評価が高く、GW中に見逃したので平日鑑賞。
午前中に映画館のサイトを見たら、自分含めて8枚しかチケットが売れてなくて、「オイ!オイ!」と思ったけど
入場したら30名ほどの観客でした。

清原果耶演じるアミがバックパッカーとして台湾を訪れ、バイトすることとなったカラオケ屋でシュー・グァンハン
演じるジミーに出逢い始まる物語。
それが18年前で、そこと現在とを行ったり来たりしながら進む。
清原果耶が帰国してからが、伏線も何も出てこないので 多分そうかなぁ…と思って見ていたら、そのままの
ラストに突入。
やっぱり…という感じのエンディング。
決して面白くない映画ではないし、良い映画とは思うけどなんだか物足りなさを感じてしまった。
キャストも清原果耶はもちろん、脇も道枝くん、黒木華、松重豊などもったいないくらいの配役を
配しているし、ジミー役のシュー・グァンハンが松下洸平に見えて(笑)困ったくらいですごく
良かった。
でも、それだけで終わってしまったかなぁ…。
⭐︎3にしようかと思ったけど台湾と福島の風景が美しくてそれに魅せられた。
ジミーが旅をする松本から日本海側、福島への鉄道。
雪深くなるほど乗客もいなくなり、日本の過疎をしみじみと思わされる。
風景が一番印象的だった。

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☆ムーミン

5.0優しく切ない素敵な映画でした♡

2024年5月9日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

楽しい

なんて素敵な映画でしょう。
台湾の景色、日本の雪景色、映像も心に沁みました。
ストーリーも良かったです。
若い人から、お年を召した人まで、ぜひ観てほしいです。
キュンキュンします。
泣けます。
あ〜良かった♡

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toko

3.5結末が読めるからか、感動しなかったなあ

2024年5月9日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

まず、WANDファンの私としてはミスチルがあまり好きじゃないんです。
ジミーの回想を織りまぜた、もうひとつの青春はジミーの旅なんでしょう。早い段階で結末が読めてしまいました。感動しなかった原因なのかな。
映像も音楽も素晴らしかったし、ジミーもアミにも好感が持てました。
伏線の張り方もピタリと決まっていたし、良作なんだけど、最高!とまではいかなかった感じです。

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ゆきとう

4.5これぞまさに純愛

2024年5月9日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

清原果耶ちゃんが好きだというのと、映画の評価がとても良かったため鑑賞。

ひと言で言うとこれが本当の純愛ラブストーリー、!という感じだった。序盤は暗い感じから始まり、「こんなテンポでずっと進んでいくのかな?」と思っていたら過去と未来を行き来しながら物語を少しずつ紐解いていっており観る人を飽きさせない物語の構成になっていた。
最初は主人公の目線での物語、終盤に入るとヒロイン目線での物語。そのふたつの物語が終わったところで主題歌が流れ、見終わった時に題名の深い意味に気づきとても感動した。
主要キャストの演技が物凄く良かったため感情移入しやすく、また観たいと思える映画だった。

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りー