サマータイムマシン・ブルース

劇場公開日:2025年8月1日

解説・あらすじ

人気劇団「ヨーロッパ企画」の同名舞台を、「踊る大捜査線」シリーズの本広克行監督が映画化した青春SFコメディ。炎天下の夏休み、壊れる前のクーラーのリモコンを取りに行くため、大学生たちがタイムマシンを使って巻き起こす騒動を描く。

とある大学のSF研究会の部室では、猛暑の中、男子学生5人と写真部の女子学生2人がぐったりと夏休みを過ごしていた。前日にクーラーのリモコンが壊れてしまい、うだるような暑さに耐える彼らの前に、突然タイムマシンが現れる。ふざけて乗ってみると、それが本物のタイムマシンであることが判明。盛り上がった部員たちは、まず先発の3人が昨日に戻って、壊れる前のリモコンを取りに行くことにする。ところが、残された部員たちの前に、「2030年から来た」というSF研の後輩が現れる。そのことから、部員たちは過去を変えることの危険性に気づきはじめるが……。

脚本を「ヨーロッパ企画」の上田誠が自ら担当。騒動の中心となるSF研究部の部員・甲本役を「ウォーターボーイズ」などで注目され、これが映画初主演となる瑛太が担当。甲本が思いを寄せる写真部の部員・柴田役を「スウィングガールズ」「亀は意外と速く泳ぐ」の上野樹里が演じた。

2005年製作/107分/日本
配給:ショウゲート
劇場公開日:2025年8月1日

その他の公開日:2005年9月3日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

スタッフ・キャスト

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(C)2005 ROBOT/東芝エンタテインメント/博報堂DYメディアパートナーズ/IMAGICA

映画レビュー

4.5スケールの小ささとヌルい空気感が心地良い。

2024年7月20日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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共感した! 2件)
すっかん

3.0カッパを掻っ払い

2025年7月10日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

知的

難しい

2005年公開作品
2度目いやたぶん3度目の鑑賞
2025年8月1日に再上映予定
舞台ノストラダムス映画化
舞台俳優も出演
永山瑛太の映画初主演
ヒロインは上野樹里
あまり売れていなかった頃のムロツヨシが眼鏡をかけて出演
厳密にいうと2006年公開の『ゆれる』で新人賞を獲得した今回地味で独特の威圧感がない真木よう子もブレイク前かもしれない

監督は『曇天に笑う』『ビューティフルドリーマー』『ブレイブ 群青戦記』『室井慎次 敗れざる者』『室井慎次 生き続ける者』の本広克行
脚本は『ペンギン・ハイウェイ』『前田建設ファンタジー営業部』『ドロステのはてで僕ら』『リバー、流れないでよ』『リライト』の上田誠

夏がくれば思い出す脱力系タイムマシンコメディー

2005年8月のとある大学の夏休み
SF研究会は大学の構内で草野球
SF研究会の部室に2030年から未来のSF研究会部員がタイムマシンでやって来た
部室のエアコンのリモコンが壊れたので壊れる前の過去のリモコンを取りに行くため勝手にタイムマシンを使ってしまう2005年のSF研究会部員たち

初見は設定がややこしく感じ頭が痛くなった
でも嫌いじゃない

升毅の神様設定がよくわからない

2030年タイムマシン完成
いや無理でしょ

いろいろ矛盾があるがとても些細なことだ

配役
柴田に想いを寄せるSF研究会男子部員の甲本拓馬に瑛太
部員が2人だけになりS研に部室の大半を取られ暗室だけになったライカの一眼レフを愛用するカメラクラブ女子部員の柴田春華に上野樹里
ヴィダルサスーンを愛用しているSF研究会男子部員の新見優に与座嘉秋
SF研究会男子部員のムードメーカーの小泉俊介に川岡大次郎
地元のホーロー看板やマスコット看板を盗んだ部室に飾る悪癖を持つ眼鏡をかけたSF研究会男子部員の石松大悟にムロツヨシ
SF研究会男子部員唯一の後輩部員の曽我淳に永野宗典
マッシュルームヘアでライカのカメラを愛用しタイムマシンを部室に置いてきた未来のSF研究会男子部員の田村明に本多力
キャノンの一眼レフを愛用するカメラクラブ女子部員の伊藤唯に真木よう子
甲本につまらないC級SF映画を薦める名画座の支配人に三上市朗
銭湯のオシャレな番台に楠見薫
大学の用務員に川下大洋
お遍路さんに升毅
ポスターの男に升毅
営業マンに升毅
ガードマンに升毅
測量士に升毅
軽トラの男に升毅
99年前の村人に升毅
2030年のSF研究会男子部員に伊藤紘介
2030年のSF研究会男子部員に石田剛太
2030年のSF研究会男子部員に酒井善史
2030年のSF研究会男子部員に諏訪雅
2030年のSF研究会男子部員に中川晴樹
SF研の顧問で万年大学助手のホセこと保積光太郎に佐々木蔵之介

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野川新栄

5.0これは!!僕を2時間「タイムリープ」させた!!!

2025年7月9日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

生まれて初めて観た上田誠の脚本作品は「リライト」。最も直近に観た作品は、今作品です。

この作品は、途轍もなく熱量が凄い。夏だから暑い、という意味ではなく、、、。創り手の情熱が滾っている。その力で観客を一気にラストシーンまで「タイムリープ」させる。少なくとも僕は一瞬で約2時間弱を翔んでいた。

作品中の伏線やその回収については、もう多くの方々が語っている。僕は上田誠は作中人物ではなく、観客各々を「タイムリープ」させる力をもつ稀有な作家だと信じる。その現実では不可能な?「タイムリープ」に惹かれる人々は、上田誠作品を愛する。

だから、僕は言いたい。繰り返し繰り返し上田誠作品を体感してきたのは、不可能を可能にしてくれるからだ。演劇でも映像でも。

けれども、上田誠には倫理がある、と僕は思う。それは人の手が「歴史を、世界を変えてもいいのか」という是非について。彼の倫理観に、僕は敬意を覚えるし、同意もする。

それは今作品を観れば、あるいは「リライト」であっても明確に示されている、あくまでもさりげなく。

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シネマ大好き

3.5面白いけど、導入部分が少し長いので、そこで離脱する人多いかも。 2...

2025年4月13日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

面白いけど、導入部分が少し長いので、そこで離脱する人多いかも。
20年前の作品だけど、今は第一線で活躍している役者の若い頃が見られるのも楽しい。
えっ、ひょっとして真木よう子?と思ったらそうだった。ムロツヨシは、最初気づかなかった。

『ドロステのはてで僕ら』に似た雰囲気だと思ったら、同じヨーロッパ企画の上田誠の脚本だった。永野さんとか、ヨーロッパ企画の俳優も出ている。

BS松竹東急

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hato

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