フリクリ オルタナ : 特集
伝説アニメ復活! SF? ラブ? バトル? ゾンビ?
【あのクリエイターたちが夢のコラボ】“常識をぶっ壊す青春映画”が誕生!
このクソぶっ飛んだ《映像》《音楽》《物語》は、“見るリスト”入り確定
「新世紀エヴァンゲリオン」を生み出したガイナックスが、2000年に「攻殻機動隊」シリーズのProduction I.G と作り上げた伝説のアニメ「フリクリ」を知っているか? ジャンルの枠を超える革新的な世界観と物語で時代に風穴を開け、爆発的ヒットを記録。そして、2018年――。日本のみならず世界で愛される「フリクリ」の“新章”2本「オルタナ」(9月7日公開)&「プログレ」(9月28日公開)が、スクリーンに姿を現す! ファッションやカルチャーにまで波及した大人気シリーズの最新作、見ない手はない!
「映画、アニメ、マンガ、とにかくトガッた作品が好き」→なら見ておけ!
日本→世界で人気爆発! 伝説の神アニメ「フリクリ」知らないとマズイって
世界で評価される日本アニメの中でも、とびっきりの異彩を放つのが「フリクリ」だ。映像、物語、世界観――どれをとっても独創性にあふれ、常識も定説も存在しない。「他にはないスタイリッシュな作品が見たい」と思うなら、最適な作品といえる! 初代「フリクリ」が生み出した伝説の一端を知れば、劇場版への期待がさらに高まるはずだ。
「新世紀エヴァンゲリオン」の副監督・鶴巻和哉の監督デビュー作であり、俊英クリエイターが顔をそろえた「フリクリ」は、既存の枠にとらわれない斬新な展開で人々の心をつかみ、一躍大人気に!
「フリクリ」が支持される大きな要因は、イマジネーションあふれる突飛な設定&1度見たら忘れられない強烈なキャラクター&奇抜な物語にある! 今回も、観客の度肝を抜く“仕掛け”がたっぷり。
「テレビ放送なし」なのに異例のヒット! 刺激的な世界観と物語は多くのクリエイターを触発し、「リリイ・シュシュのすべて」の岩井俊二監督ほか、日本を代表する映像作家たちからも支持を受けている。
日本以上にフィーバーを巻き起こしたのが、世界! アメリカ国内で「フリクリ」がテレビ放送されると熱狂は加速し、世界中のトガッた映画を集めた「ファンタジア映画祭」でも賞に輝いた!
ゼロ年代を象徴するアニメとなった「フリクリ」だが、2018年4月に東京・渋谷で開催された展示会「フリクリクリ展」には10代のファンも数多く詰めかけ、時代を超えた人気の高さを改めて証明した!
2作品で展開される《ぶっ飛んだ青春》、なのに超「分かる」!
宇宙人“ハル子”が退屈なティーンと出会ったら……“見たことない話”に!
「カッコよさ」を極限まで追及し、“神アニメ”として名高い「フリクリ」。それだけに、今回の劇場版に対する期待は相当高い。だが、製作陣はそのプレッシャーすらも楽しみ、フリーダムでアクロバティックな物語を構築。予想の斜め上を行く展開ながら、「恋」や「友情」といった青春物語のだいご味がきっちりとカバーされており、「見たことない」と「共感できる」が両立した青春映画に仕上がっている!
第1作の原案・監督を務めた鶴巻、キャラクターデザイン・ビジュアルコンセプトを担当した貞本義行が、共にスーパーバイザー、キャラクター原案として、最新作を力強くバックアップ。音楽はおなじみの人気バンド「the pillows」、再登場する宇宙人ハル子役の声優には、新谷真弓が復帰した!
さらに今回は、林原めぐみ、沢城みゆき、水瀬いのり、福山潤といった実力派の声優陣が参戦。よりパワーアップした最強の陣容で、新たなる“伝説”を作り上げる!
「オルタナ」で描かれるのは、地方都市で暮らす女子高生グループの“モヤついた”青春の日々。将来のイメージもやりたいことも特に浮かばず、友人たちとダラダラと日常を過ごしていた女子高生・河本カナ。だが、強烈宇宙人・ハル子と出会ったことで、“退屈な毎日”は終わりを告げる! カナの額に花が生えた!? ロボットが襲撃!? 空から巨大な“アイロン”が出現!? ハイテンションな友情ドラマと先鋭的な“未知との遭遇”を掛け合わせ、誰も見たことがないラストへと一直線に突っ走る!
思春期の衝動が爆発するとき、壮大なアドベンチャーが勃発! 「プログレ」で繰り広げられるのは、型破りな“ボーイ・ミーツ・ガール”のラブストーリー。無気力ヘッドフォン少女が、なぜか2人に分裂してしまったラハルと出会ったとき、予想し得ないとんでもない事態が発生! 一方、クラスメイトの少年・井出にもとある“変化”が訪れて……? 「恋心の芽生え」「トラウマとの対峙」といった普遍的なテーマをエモーショナルに扱いながらも、トリッキーな演出で見る者の感性を刺激しまくる!
強烈な個性を持った《革新映画》を求める映画ファンならきっとハマる!
「鉄コン」「シンゴジ」「まどマギ」「レディプレ」→次見るなら本作
「鉄コン筋クリート」「ベイビー・ドライバー」「シン・ゴジラ」「魔法少女まどか☆マギカ」「レディ・プレイヤー1」「マトリックス」など、日本映画・洋画、あるいはアニメ・実写を問わず「強烈な個性が詰まった、革新的な映画」を探しているなら、「フリクリ」はその“答え”になるだろう。だって、ここまでトガッた映画には、そうそうめぐり合えるものじゃない――! 優れた作り手が「好きなものだけを詰め込んだ」作品にだけ宿る強烈な“個性”、本作にはそのオーラがギラギラときらめいている。
今回の「オルタナ」「プログレ」でも、実に自由な製作システムが敷かれた。「オルタナ」のメガホンをとったのは、「幼女戦記」「パンチライン」などセンセーショナルな作品を次々と手がけてきた上村泰。対して「プログレ」では、荒井和人、海谷敏久、小川優樹、井端義秀、末澤慧、博史池畠といった次代を担う6人が集結。SFにラブストーリー、コメディ、バトルもの、ヒューマンドラマにゾンビ映画の要素まで詰め込んで、「忖度なんて興味ない!」と言わんばかりに全力投球で遊びきっている。
しかし、“無法地帯”になっているわけではない。むしろその逆だ。好き勝手・やりたい放題に作り上げたように見せかけながらも、「友情の尊さとはかなさ」「恋心が発芽する瞬間の苦味」をしっかりと描き、“青春の多様性”をこれでもかと見せつけてくる。入り口はポップでソリッドな“何でもアリ”の世界だが、出口に待つのは爽やかな感動――。2作品を見終えたあと、あなたはこれまでにない達成感で満たされているはずだ。